嫌な記憶を忘れるためには?
嫌な記憶を忘れるためには?
忘れたくても忘れられない過去は、誰にでもあるものです。思い出したくもないのに、仕事や恋愛で失敗したことや傷ついたことが頭に浮かんできて、とても嫌な気持ちになることがあります。
そこで「忘れたい記憶とどうやって付き合っていくか?」という自己啓発のヒントをお伝えします。
嫌な記憶が忘れられない理由
私たちは多かれ少なかれ、人生の嫌な記憶を心の奥底、つまり潜在意識の中に押し込めて生活しています。
楽しいことはすぐに忘れても、嫌なことほど頭から離れないのはなぜでしょうか。
そもそも人間の脳は、嫌なことをより強く記憶するようにできています。その理由は、危険を回避して将来に備えるためだからです。
人間が食物連鎖の頂点に立ったのは、ネガティブな記憶によって天敵から身を守り、自然淘汰の厳しい世界を生き抜いてきたからでしょう。
嫌なことを鮮明に覚えているのは、同じ目に二度と遭いたくない気持ちが強いからです。
つまり、ネガティブな記憶は悪いことではなく、自分を守るためなのです。そう考えれば、随分気持ちが楽になります。しかし、嫌な感情を溜め込んでばかりいると、いつかは心身の不調として表面化します。心配な方は、そうなる前に、潜在意識に押し込めた記憶を開放するきっかけが必要です。
「忘れる」のではなく「上書きする」
感情を大きく揺さぶるような過去の辛い出来事を、潜在意識から完全に消すことはそう簡単ではありません。
ただ、潜在意識から無理に記憶を消すのではなく、ポジティブな記憶を強化することで、嫌な記憶を思い出しても生活に支障が出ないようにすることは十分可能です。
嫌な記憶のことを繰り返し考えれば、脳に強く定着するのは当然です。
そこで新しい情報、自分にとってプラスに思える情報を脳にインプットし、嫌な記憶は「いらない情報」として、浮上しにくい方向に持っていくのです。
記憶というのは本来とても曖昧で、一生懸命覚えようとしなければすぐに忘れてしまうものです。3日前の晩ご飯に何を食べたか、なかなか思い出せない人も多いでしょう。
ポジティブな体験=新しい情報を上書きすることで、過去の嫌な記憶は次第に思い出しにくくなっていきます。ポジティブな体験を多く積むために「今やるべきこと」「今、楽しめること」を考えて、それについて行動を起こしていくことは、自己啓発においても大切なことです。また、自分の人生を幸運に導いていくためには必要不可欠な要素です。
ポジティブな情報を上書きするために、経済的には安価で、時間的にも短時間でできる、かつ効果的な方法が潜在意識を活用した取り組みです。強いネガティブな嫌な記憶を解放することはそう難しくはないのです。
弊社では潜在意識を活用したシルバメソッドセミナーで、ネガティブな記憶とうまく付き合い、前向きに進むためのお手伝いをさせて頂きます。
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