願望実現の法則<1>
願望実現の法則
シルバメソッド開発者ホセ・シルバ博士は、願望を実現するには三つの成功要素を強く持つことだといっています。
ホセ・シルバの願望実現の法則とは、
1.願望…心底から叶えたいという願望が強ければ強いほど良い。
そうすれば潜在意識はより実現する方向に向かう。
2.確信…その願望が必ず叶うという強い確信を持つこと。
マインドの法則は集中したことを実現する。
3.予期…最後に願望が本当に現実になったという強い予期を持つこと。
法則[1] 明確な強い願望の設定
まずは願望(目標)の設定です。
願望は自分が好きな事や状態、人生の目的に則していることが大切です。
ここで要求されることは、「明確」で「強い」願望を設定し、作り上げることです。
そうすることにより次のことができるようになります。
�@潜在意識を機能させる
その効果として、「集中力」「やる気」「想像力」が高まり、望む情報がタイムリーに入手できるようになります。
�A効率的にスピーディに願望が実現する
明確な願望を持つと進行方向がわかるので、あなたに迷いがなくなり右往左往しなくなります。
また、現実の世界で、実現するための段取りも容易に考えることができ、その結果、願望も早く実現できます。
◆テクニック1.願望を明確にする(QCDの視点)
■Q=クオリティー(達成水準) C=コスト(価格) D=デリバリー(納期)
例えば、
願望を「マイホームが欲しい」と設定しました。
この表現は明確かというと明らかに明確ではありません。
何故ならば、どのようなマイホームをどこに作ろうとしているのか?
Q(クオリティー:品質、達成水準) どのくらいの費用か?
C(コスト:価格) いつまでに作ろうとしているのか?
D(デリバリー:納期)がわかりません。
QCDの視点を使ってもっと具体的にしてみましょう。
Q…湘南の茅ヶ崎の駅から徒歩十分以内の場所で、土地は六十坪、建坪三十坪。
庭から海岸が見渡せ、庭には芝生とお茶が飲めるテーブルと椅子がある。
建物の間取りは○○、居間には△△の絵を飾る。
等細かい部分まではっきりしているとより良い。
C…建設費(土地含め)4千万円。
D…納期△年八月一日、という具合に設定すれば、どのようなマイホームを建設するのかが詳細にわかり、イメージしやすくなります。
イメージに変更があったら、その都度変えていきます。
ここまでできると、マイホームの絵が描けますね。
◆テクニック2.願望が実現した絵を壁に貼る
■願望が叶った時の絵を描いたり、イメージに近い写真を見つけて何時も見られるような場所に飾ります。
それを見れば見るほど願望は強くなり、実現するパワーが増していきます。
(事例)パソコンを買う資金がなかったのですが、買いたいパソコンの写真を壁に貼っていたら、購入する資金が一週間で工面できて買うことができてしまいました。(三島雅夫 二十七才)
◆テクニック3.利益、恩恵を列挙する(願望を強くする?)
1.あなたの願望が実現したときの利益や恩恵を紙に思いつく限り書き出していきます。
例えば、○○大学へ合格したら、一人暮らしができるとか、昇進したら収入が増えるとか、願望実現したおかげで、あなたが喜ぶことを数多く書きます。
2.次に、心身をリラックスしてアルファレベルに入り、先ほど書き出した以外の利益や恩恵を見つけます。
アルファレベルは、多面的に素直に見られるレベルなので、より多くの利益や恩恵を引き出すことができます。
<注意点>
願望同士に矛盾がないことです。
矛盾が発生していたら、まず矛盾を解消してください。
例えば、「仕事は毎日八時間で終了できる」という願望と「売上が現在の三倍になる」の二つだとします。
あなたが儲かれば儲かるほど忙しくなり、一日八時間では終わらず、残業することになるかもしれないと考えたなら、この二つの願望は矛盾します。
そこで、その矛盾を解消するために、「八時間の就業で三倍の売上を達成する」とします。
この際、願望は必ず紙に書くことが重要です。
◆テクニック4.あなたの人生の目的を発見する
1.自分の欲しい物や望む状態を一つひとつ具体的に紙に書き出していく。
このときには、できるできないは考えてはいけない。
2.1の中から最も欲しいものや最も望む状態を十個絞り込み、それらがなぜほしいのか。
なぜそう望むのかを考える。
また、「何の為に」という質問に答える。
例えば、年収一〇〇〇万円達成する。
それは、三階建てのマイホームを買うため。
父母に充分な生活費として毎月〇〇万円渡すため。
〇年後に妻と世界一周旅行をするためなど。
3.アルファレベルに入り、それが達成した光景を描き、そのイメージの中で喜びを体感する。
4.あなたが求める意義のあること(仕事、遊び等)は何か、どのようなものかを明確に文章化してみる。
そこから、自分の人生の目的を探し当てる。
この事を定期的に繰り返し深めていく。
<つづき>
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