折れない心をつくる習慣づくりのヒント
折れない心をつくる習慣づくりのヒント

心が折れてしまうのは、出来事をネガティブな意味で捉えてしまうためです。しかし、ネガティブな感情は危険から身を守るために必要なものであり、それ自体が悪いわけではありません。重要なのは、その感情に引きずられて「負のスパイラル」に陥らないことです。
折れない心をつくるためには、次の3つが重要です。
1.ポジティブに反応できる自分になる
2.マイナス感情をプラスに切り替える方法を持つ
3.ポジティブになるための環境(安全基地)を持つ
失敗しても安心して戻れる場所があることで、人は再びチャレンジする勇気を持てるのです。
< 目 次 >
- マイナスの発言は、自分を後退させる!
- 折れない強い心を持つ必要がある時代
- "心が折れたり" "落ち込む"正体は何か?出来事は、現象。それを良い悪いと意味づけるのはあなただ
- ネガティブな感情を持つことは、いけなことなのか?ネガティブな感情は生存し、成長するために必要
- 心が折れるのは!
- 折れない心を作る3つの方向
- 心が折れないポジティブな自分になる為の一つの方法
- 不安を乗り越え、心が折れない為の「安全基地」ネガティブな感情は、チャレンジ力を弱めてしまう
- 今は、不確実性の中で生きざるおえない
- 子供の頃は、つあずいても、次はチャレンジをしている
- 不確実な世界では、安全基地が大切な意味を持つ
マイナスの発言は、自分を後退させる!
なでしこジャパンのワールドカップ優勝したシーンは今でも、忘れません。
そのおかげで、女子サッカーもテレビ観戦が多くできるようになりました。
その頃、書籍、澤選手(6万部)や佐々木則夫監督(5万部強)、日本代表:長谷部キャプテンの書籍105万部だそうです。
タイトル「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」
いずれもサッカーファンだけが購入しているのでなく、自己啓発ビジネス書として購入されているそうです。
言葉の一部
整理整頓は、心の掃除に通づる。
マイナス発言は、自分を後退させる。・・・
購買動機は、明らかに精神面、心が大切であるり、ビジネスや人生に自信をもてる自分になりたいという思いがうかがわれます。
今日は、それに関連したお話をしたいと思います。
「折れない心をつくる習慣づくり」
です。
今日のように、日本の大震災、四国・中国地方に上陸した巨大台風の災害、そして、世界経済をゆるがす問題は、私たちのビジネスや家庭に大きく影響し、今後も続くことは必至です。
問題が発生して、落ち込んだり、心が折れかかると、問題を冷静に客観的に対処できません。
今こそ強い心・マインドを持つことが大切です。

折れない強い心を持つ必要がある時代
折れない心を創る為には、次の二つの方向で考える必要があります。
1. 折れない強い心を磨く。...メンタルハウスクリーニング (心の大掃除)☆
2. 心が折れかかった時に、ポジティブな自分に切り替える方法を知っていること。
<備考>☆メンタル・ハウスクリーニング...シルバメソッド の表現です。心の大掃除と訳しています。否定的なプログラム(記憶)が、あなたの潜在意識につまっています。それをきれいに流し、肯定的な自分になる方法です。それは、あなたが自分の心をコントロールできることになり、自分の願っていることを叶えられる人間になることに通じます。
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以前、折れない心を創るための基本的な8つの原則について確認をし、8つの原則を活用して、折れない心を創るワークショップを開催したことがあります。
"心が折れたり" "落ち込む"正体は何か?
問題が生じた時、ネガティブな気持ちになり、落ち込んだり、心が折れかかったりします。
その気持ちにさせるのは、何か?
出来事は、現象。それを良い悪いと意味づけるのはあなただ
問題は、出来事にすげません。。
単なる現象です。
その現象には、何の意味をもっていません。
その意味ずけるのは、あなた自身の心です。
その心とは、あなたの潜在意識です。
考えたり、思い出す顕在意識ではありません。
あなたの潜在意識の記憶が反応して、ネガティブな感情を作り、落ち込んだりしてしまうのです。
例えば、同じ出来事でも、落ち込んで「だめだ」と思う方もいるし、「それは、チャンス」だと感じ、積極的に取り組む方もいます。
心が折れかかったり、落ち込んだときは、物事冷静に客観的に見ることができません。
また、ひどい場合には、思考は停止し、何も考えられず行動もできない状態にまでなってしまいます。
それならばネガティブな感情を持つことは、いけないことか?
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NHKの以前の朝ドラ「ひまわり」の一シーンで
主人公の家族が住むお店が火事で消失してしまいました。
その悲惨な中。「ピンチは夢をかなえるチャンス」だと思ったという台詞がありました。
大変な問題が生じた時です。
そのように考えられる自分だったら、前向きに問題を捉え、夢を叶えれる自分ですね。
さて、本題にもどりましょう。

ネガティブな感情を持つことは、いけなことなのか?
問題が生じた時、ネガティブな感情をもつことはよくなことなのか。
ネガティブな感情は生存し、成長するために必要
人間が抱えているネガティブな感情。
これは人間の進化の過程において、何らかの役割を果たしてきたがゆえに残っているわけです。
未知のものに対する不安や恐怖があったり、他者に対する妬みや怒りがある。
それもまた、実は生きる上での必要不可欠なことなのです。
不安や恐怖の心があるからこそ危険から身を守ることができる。
ネガティブな感情を人間が全く持っていなかったら、おそらく人類は文明を築くことができなかったでしょう。
※ネガティプな感情を持つこと自体が悪いことではない。

心が折れるのは!
その感情ばかりに引き込まれて、負のスパイラルに陥ってはいけない。
それが、結果的にあなたを落ち込ませたり、心が折れてしまうことになる。
折れない心を作る3つの方向
この負のスパイラルに陥らないようにするにはどうすればよいか?
主に三つの方向があります。
1)出来事に対して、ポジティブに反応できる自分になる。
…潜在意識の記憶(プログラム)がポジティブなプログラムで形成されている。
2)マイナスの感情になった時に、プラスに切り替える方法をもつ。
3)ポジティブになる環境を持つ。
ここでは、3)について取り上げましょう。
本テーマを更に理解と活用できる為に、下記メールセミナーを活用してください。
心が折れないポジティブな自分になる為の一つの方法
マイナスの感情を上回るほどの、プラスの感情を潜在意識に入れる。
負の感情自体は残っていたとしても、プラスの感情を強くすることによって、負の感情の占める割合を小さくしていく。
もう、負の感情があったことを忘れてしまうくらいに、その割合を減らしていけばいいわけです。
例えば、今日、会社の中で失敗をしてしまった。
上司にも罵倒されて、
「おまえは、失敗ばかりしている」と
すっかり落ち込んでしまった。
それをクヨクヨと引きずっていたら、翌日の仕事にも悪い影響をもたらします。
しつかりと反省したら、後は別の頭に切り替えることです。
切り替える為に、
会社帰りに飲みに行くのもいいでしょう。
その日は徹底して趣味に興じるのもいい。
あるいは家族と笑い合うのもいい。
プラスの感情をたくさん感じるのです。
ネガティブな感情は、チャレンジ力を弱めてしまう
ネガティブな感情にばかり囚われて、負のスパイラルに陥ってしまう。
そこから抜け出すためには、ポジティプな経験を増やして潜在意識にインプットしていけばよい。
と、言葉で言うのは簡単ですが、実際にその一歩を踏み出す勇気が持てないのが人間でもあります。
例えば、何か仕事で失敗をくり返して、ネガティブな思考になってしまった。
ならばどんどん新しい仕事にチャレンジして、そこで成功すればネガティブな考え方は払拭される。
理屈では分かってはいても、なかなか最初の一歩が踏み出せない。
なぜなら、チャレンジしようとすると過去の失敗した時の考え、
「どうせ新しいことにチャレンジしても成功するはずはない」
と反応的に思ってしまう。
そして、その思いかが潜在意識のマイナスの記憶を強化されてしまいます。
ますます、チャレンジするのが怖くなっていきます。
今は、不確実性の中で生きざるおえない
生きていくということは、常に不確実性の中に身を置いているということです。
先に何があるか分からない。
先がどうなるか予測できない。
まさに人生は不安との戦いです。
人は誰しも失敗することが怖い。
先に進んで失敗するのなら、今のままでもいい。
今に安住してしようという気持ちがどこかにある。
しかし、それではイキイキした充実した人生は歩めません。
子供の頃は、つあずいても、次はチャレンジをしている
子供の頃を思い出してください。
好奇心とチャレンジ精神に満ち溢れていたでしょう。
何かにつまずいても、次の日にさらなるチャレンジをしている。
ではどうして、子供の頃は不安を乗り越えることができたのか。
失敗しても、すぐに次のチャレンジに向かうことができたのか。
その理由を知ることは、大人にとっても大変参考になります。

不確実な世界では、安全基地が大切な意味を持つ
ジョン・ボルビーというイギリスの心理学者がその理由を発見しています。
どうして子供は、
不確実なものに対しても怖がらずにチャレンジできるのか。
それは、子供には「安全基地」があるからだと彼は言います。
「安全基地」というのは、つまりは逃げ込める場所のことです。
外に出てさまざまなことにチャレンジする。
もしも失敗して傷ついたとしても、安全基地に逃げ込めば、そこには自分を温かく守ってくれるものがある。
多くの子供にとって、それは父親であり、母親です。
その安心感があるからこそ、子供たちはいつもポジティブに行動ができる。 家庭という場が安全基地になることで、子供は積極的に世界を広げていくことができるわけです。
では、大人にとっての安全基地は何なのか?
それは、心を癒すだけでなく、ポジティブに行動する自分になる原動力にもなります。
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