脳の疲れ・ストレス度チェック!3つの回復方法

SNSの発展によって、知らない人の生活や多くの情報を自ら手に入れることができる、そんな状況が知らず知らずに脳の疲れを引き起こし、ストレス状態になっている可能性があります。
また、脳の思考の習慣は、性格にも深く関係しています。
子どもの頃からの思考の習慣で、同じような思考の習慣を繰り返していると、脳が疲労していることになかなか気がつきません。

目次

【1】脳が疲れる原因
【2】脳の疲労度チェックリスト
【3】脳の疲れ・ストレスを解消するメリット
【4】脳の疲労を回復する3つの方法とは!?
【5】習慣にするポイント 

【1】脳が疲れる原因

あなたに、次のようなことが起こっていませんか。

・毎日SNSの情報を気にしている
・頭の中で、人と自分、或いは家族を比べて、不安・心配になっている
・何かを失敗するのではないかと気にしている
・心の葛藤を抱えている
・イライラしていることが多く、なんとなく落ち着かない


このようなことが続くと、脳がストレスを感じて疲労し、機能不全を起こしてしまいます。
その結果、思考や学習などの精神活動が、適切に働かなくなり、食欲や性欲などの本能や情動にも不調をきたします。

それは、徐々に心と肉体にダメージをもたらします。
脳の疲れ・ストレスは、人間の体・心を機能させる高度な情報処理システムの機能障害を起こしてしまうということです。

機能障害を起こす前に、早めに気がついて対処することによって、より早い回復が見込めます。
しかし、まずは、疲労していることに気がつかなければ、対処することができません。


あなたに、下記のような症状があるとしたら、かなり脳が疲れている可能性があります。
脳の疲労度を知る専門家作成のチェックシートで、まずは、自分の状態をチェックしてみてください。


【2】脳の疲労度チェックリスト

下記の思い当たるものにチェックをつけて下さい。

□① 夜中に目が覚めたり、用もないのに朝早く目覚めることがある
□② 寝付きが悪い
□③ 無理して食べる。食事が美味しくない

□④ 便秘をすることがある
□⑤ 体を使わないのにヘトヘトである
□⑥ 気持ちが沈んで暗い気分になることがある

□⑦ 希望が持てない
□⑧ 考えがまとまらない
□⑨ イライラする

□⑩ 不安だと思うことがある
□⑪ 自分は価値がない人間だと思う

・・・・・・・・・・・・・・・・
上記の11のチェック項目のうち、
●「毎日ある」が1項目以上、または、
●「週に3回程度ある」が3項目以上ある

その場合には、脳が疲れている可能性があるという事です。

これは、九州大学の名誉教授、藤野武彦氏が提供している脳の疲労度を測る簡易チェックシートです。
あなたの脳の疲れ度合いはいかがでしたか。


【3】疲れ・ストレスを解消するメリット

脳の疲れは年のせいではありません。
日々のストレスの解消の仕方を知って、健康な状態に回復すれば、次のようなメリットが感じられます。

・脳の老化だけでなく、全身の老化を抑えることができる
 (アンチエイジング効果がある)
・ぐっすり朝まで寝ることができる
 (睡眠の質が向上する)
・朝起きた時に疲れを感じない

・仕事の効率が上がる
・集中力が向上する
・凡ミスが減る

・将来に希望が持てる
・気持ちが明るい
・食事を美味しく感じる

・自分は価値がある人間だと思える
・気持ちが安定する
・笑顔が増える

などです。


精神的なストレス解消もできる!【4】脳の疲労を回復する3つの方法とは!?

ちょっとしたことを毎日の習慣に取り入れていくだけで、少しずつ人生が大きく変わっていきます。
今から取り組むことで、3週間後、3か月後、半年後、或いは1年後のあなたはきっと今の自分とは、大きく違っていることに気がつかれるでしょう。

是非、下記の3つをあなたのペースで毎日に取り入れてみてください。
焦る必要はありません。ゆっくりできるところからで良いです。

①呼吸を意識する時間を持つ。

1日数回、1回につき最低3分、できれば15分。 
息を吸う、息を吐く、ただそれだけに意識を集中する時間をもつこと。

目を閉じて実践するとより良いです。
脳波が下がり(脳波がアルファ波になる)、ストレスを解消しやすくなります。
脳がリラックスしやすくなります。
これはマインドフルネス的静寂の時間をもつことになります。


②好きなことを五感で感じる時間をもつ。

視覚●心地が良い、美しい、感動するものを見る
嗅覚●好きな香りを嗅ぐ。
聴覚●楽しい、癒される、落ち着く音・音楽を聴く
触覚●気持ちの良い肌触りの物に触れる。着る。
味覚●食べ物を味わって、おいしさを感じながら食べる。
など。


③目の前の1つ1つのことに集中して、丁寧にする時間を持つこと。

例えば、「皿を洗う」時には、他のことを考えないで、皿を洗うことに集中する。
その皿を使う人の幸せを祈りながら洗う。

これは、神道では中今といいます。
スポーツでは、ゾーン状態になることです。
その他、フロー状態などというケースもあります。


これら3つを意識して、まずは、3週間取り組まれるとかなり改善がみられるでしょう。
是非、毎日できる範囲内で実践して、ストレス解消、疲れを取り除いていかれることをお勧めします。


脳を疲れさせない注意事項!チェック!【5】習慣にするポイント  

脳が疲れやすい人は、比較的まじめな方、完璧主義の人が多いです。

注意点として、
はじめから、3つ全部やらなければダメだと、完璧主義に陥らないようにご注意ください。

少しずつ、できるところから始めて、慣れてきたら、できることを増やしていくことが習慣にするポイントです。
できなくても自分を責める必要はありません。


以上、脳の疲れ・ストレス度チェック!3つの回復方法でした。

積極的なストレス解消法さらに、もっと疲労回復したい方は

もっと積極的に脳の疲れを回復する、ストレス解消には、自ら脳をリラックスさせる脳波アルファ波状態の実践をお勧めします。
この状態は、目標や問題を抱えている場合には、脳の疲れを回復するだけでなく、その問題を解決するためのアイデアや望んだ状態を引き寄せやすくなるという副産物もついてきます。

あなたの肉体の健康、より良い仕事をするために、また、ご家族の幸せのために、
脳を積極的にリラックスさせて、心身の自己管理に務めていかれることをお勧めします。

脳をより積極的にリラックスさせる方法に関しては、下記のクイック体験セミナーをご活用ください。

クイック体験セミナーをご覧ください。

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