仕事で失敗して落ち込んでも、冷静にあるがままに見られる自分にする3ステップ
仕事で失敗して落ち込んでも、冷静にあるがままに見られる自分にする3ステップ
悲観的な状況に、また、仕事等で大失敗して、落ち込んでしまった時に、冷静に客観的に状況を見れられる”あるがままの自分”にすることが大切です。
その結果、適正な判断や問題解決ができ易くなるだけでなく、潜在能力を発揮できる状態になります。
その為の簡単な3ステップを紹介します。
目 次
悲観的な状況や大失敗した時に落ち込ませる正体は?
人は、悲観的な状況や仕事で失敗して落ち込んでいる時は、冷静に客観的に状況が見られない。
その為、誤った判断をしてしまったり、思考能力も非常に低下して対処できなくなります。
それは、ネガティブ気持ちになり、心が強くとらわれているからです。
仏教の核心をつく言葉に
「あるがままに見る=如実知見」があります。
通常は、私達は先入観、偏見で物事を見ている。
あるがまま見ていない。
悲観的なことや大失敗をしたときは、その傾向が強くなります。
それをあるがままに見る教え、これが仏教です。
先入観や偏見がなぜ起こるのか?
人は、潜在意識の記憶(プログラム)に従って考えたり、行動をするからです。
この記憶が、色眼鏡の役割を果たし、物事や状況をこの色という先入観、偏見から見ているのです。
例えば、大きな失敗をした時に、多くの方は落ち込みます。
それは潜在意識の記憶に「失敗は悪いことだ」とインプットされているからです。
その先入観が、落ち込みをつくるのです。
悲惨な時でも、悲劇的な時でも、また、仕事等で失敗でも、その状況をあるがまま見られるならば、冷静に客観的に分析し、解決の糸口を見出すことができます。
そして、その状況から学び、成長することもできます。
あるがままに見られる自分になれることは、正しい決断や思考ができるようにするためにビジネス、人生に大切なことです。
そのあるがみられる状態は、あなたの潜在能力を引き出すことができ、より問題解決することができるようにもなります。
誰でも、ビジネスの状況が悲観的、悲惨な時や大失敗した時でも「あるがままの自分を観られる」状態をつくる。
この状態は、正しい決断や思考ができるようになり、かつ、あなたの本来の能力を発揮できる状態になります。
その為の簡単な3ステップをご紹介致します。
悲観的な気持ちや落ち込んだ時は、日記に記す<1>
登山家:田部井淳子氏が次のようなこと語っています。
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山では思いがけないことがたくさん起きる。
はけ口がないので、日記を書く。
するとざわざわしていた気持ちがおさまってくる。
書いている内に、あぁそうか、こうすれば良かったのか、とか、
カチンッときたことでも、あぁそういう意味だったのか、と。
だんだん分かってきて、心が静まってくる。
病気になって「癌です」と言われた時も、日記を書き続けようと思った。
抗がん剤を入れた日、自分の体や心がどんな風に変化したかを書いていくと、自分を分析できる。
書くという行為は、ひとつの力、知恵になるんだと感じた。
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感じていること、思っていることを素直に日記に書き続けることにより、自然にあるがままの自分を観られるようになっていきます。
もし、それでも十分でないと感じたら、次のステップ進もう。
素直な、あるがままの自分にする為に、脳波をアルファ波状態にする<2>
お釈迦様が悟りを開くプロセスで、大きな役割を果たした一つに瞑想があります。
お釈迦様は、菩提樹の下で瞑想していた時に、悟られたと伝えられています。
現代流にいえば、瞑想は、心身をリラックスし、脳波をアルファ波状態にすることです。
この状態は、子供の時のような素直な状態です。
心が広がって、穏やかでのびやかな心の状態になります。
また、悲観的気持ちや落ち込みは、将来に対する不安や心配、恐怖からネガティブ思い込によりおこります。または、過去の後悔からネガティブな思い込みです。
前者は、取越苦労ですね。
それが現実化する確率は5%以下といわれています。
即ち、将来、過去にネガティブに感じている気持ちを、今に集中させることで、不安や恐怖から離れられ、心が自然と穏やかになります。
その為にも、心身をリラックスして、脳波アルファ状態にすることです。
問題が生じ悲観的な気持ちになった時には、穏やかな気持ちを創る為に、気分転換をお勧めいたします。
まさに、この瞑想という一見宗教臭く感じる方も多いかと存じますが、この行為が気分転換に有効に働くのです。
更に、ネガティブな感情、恐怖、心配、不安から離れれ、心は穏やかになります。
また、この状態は、潜在意識とつながれる状態になるので、解決のためのヒントやアイデアなどの解決策を引き出しやすくなるのです。
つまり、潜在意識はこの地球上にあるすべての物や思考とつながっているので、そこにアクセスすることによって、あなたに必要な情報を引き寄せることができるということです。
あなたも経験がおありだと存じます。
何かに困って一生懸命に考えたあと、ボーッとしていた矢先にフッといいアイデアが思いついたことがありませんか。
私達は、この潜在意識を無意識に使っているのです。
具体的には、
?心身をリラックスする(できれば、脳波をアルファ状態にしする)。
?しばらく、呼吸をゆっくり吐き、ゆっくり吸う。
これを10回繰り返し、意識を呼吸に集中します。
?自分の過去で気持ちよく、落ち着ける場所を決めて、そこに行き、その気持ちよさと心が穏やかになることイメージして再体験します。
少なくとも10分ぐらいそこで親しむことをお勧めします。
?静かに深呼吸を3回して、目を開けて、体を伸ばす。
このことにより、心が穏やかになり、気になっていたことがスート消えていくのを感じるでしょう。
次のステップに進もう。
心が穏やかになったところで、先ほどの日記を見て、気づきを追加する<3>
心が広がり、あなたの潜在意識の声も聞こえる状態にもなりつつあります。
そこで、先ほどの日記を読み直し、他に付記することはないか、気づくことはないかを記してください。
もう、この時点で、あなたはあるがままの自分、素直な自分として、生じた事柄をみられ、そこから学べる自分になっています。
ですから、起きた事柄は、不安、恐怖の対象ではありません。
自分を成長させれてくれる、出来事として扱い、そこから気づきを得て、成長する喜びに浸る自分になっています。
もし、悲観的に状態、何らかの問題で落ち込むようなネガティブな感情になったら上記の3ステップを行ってください。
あなたも、あるがままに自分を観られる状態を作ることがで、その出来事から学べる喜び、成長できる幸せを感じる自分になっています。
きっと、素晴らしい気づきや知恵がもたらされますよ。
◆心身をリラックスして、レベルに入る方法は、下記を参考にしてください。
誘導音声「あなたを心身リラックス&脳波アルファ波に導きます」
↓ ↓ ↓
まとめ
悲観的になったり、仕事などで失敗し、落ち込んだりし、ネガティブ気持ちになったときには、あるがままの自分になり、冷静で客観的に自分にコントロールすることが大切です。
そのことにより、本来の能力と潜在能力も発揮できるようになり、問題を適切に対処できることができます。
その為の、簡便な三ステップは、
- 悲観的な気持ちや落ち込んだ時は、日記に記す<1>
- 素直な、あるがままの自分にする為に、脳波をアルファ波状態にする<2>
- 心が穏やかになったところで、先ほどの日記を見て、気づきを追加する<3>
以上、「仕事で失敗し落ち込んでも、冷静なあるがままを見られる自分になる3ステップ」でした。
<以上>
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