簡単に精神的ストレスを解消する5つの方法&イライラを抑える方法
簡単に精神的ストレスを解消する5つの方法&イライラを抑える方法
イライラしている時やストレスを強く感じている時は、適性な判断ができないだけでなく、あなたのもっている能力が十分に発揮できません。
更に、その状態が長く続くと健康にまで影響を及ぼすだけでなく、仕事や人間関係にまで悪影響します。我慢をしてストレスを溜めないでください。その場その場で解消していきましょう。それが人生を幸せに豊かに成功に導く秘訣です。
ここでは、ストレスやネガティブな感情によるイライラを抑え、解消する簡単な5つの方法をご紹介します。
目 次
精神的ストレスやイライラを感じている時は何事もうまくいかない!
あなたが不安や心配、焦り、怒りなどのネガティブな感情を常に持っているとしたら、毎日が暗く辛いだけではなく、いろいろなトラブルに巻き込まれたり、物事が上手くいかなかったりしていないでしょうか。
また、運も悪いと感じていませんか?
あなたのストレスが解消され、気持ちが前向きになれば、少しずつ毎日が変わって見えてきます。同じような毎日なのに、なぜか楽しく遣り甲斐を感じたり、運が良いと感じられるようになるのです。
そのような「あなた」になることは、可能です。
ポイントは、あなたの自身の物の見方や性格にあります。それらは、あなたが生まれてから現在に至るまでの過程で、あなた自身の中でつくられてきたものです。
あなたのものの見方やマイナスに感じる性格(部分)を、少しずつ変えていくことであなたの前に起こる出来事や家族や友人、知人、その他の見方が変わってくるのです。
そうすると、あなたは何より元気になり、さらに美しくカッコよくなります。そして、もっとあなたの能力を発揮できるだけでなく、運も良くしていくことができるのです。
ストレスを野放しにしていると病気になる
ネガティブな感情は、日々の積み重ねにによってだんだん大きくなっていきます。それを溜めていくとあなたの健康を害するだけでなく、あなた自身が周囲に悪影響を及ぼすことになるかもしれません。
ある40代後半の女性があることから夫に対する不満が高まりました。しかし、彼女はそれを3ヶ月間我慢していたところ、なんと体中にじんましんが出てしまったのです。
医者からは、『原因不明のじんましんです。精神的なもの(ストレス)ですね』と言われたそうです。また、彼女はそのじんましんによって仕事に集中できず、同僚にも多大な迷惑をかけてしまったそうです。
このようにストレスを溜めることは自分に害が及ぶだけではなく、周囲にも悪影響を与えてしまうかもしれないことを覚えておきましょう。
ある医者達は病気の90%は心が原因、つまり何かしらのストレスが原因で、その蓄積の結果、発症すると言っています。
それが長く続くことで、からだの免疫システムが弱まります。そこで個人の限界がきたときに、何かしらの症状として出てくるのです。
ビジネスに対するネガティブ感情は、成功しにくくする
ビジネスでは、さまざまな問題が起こります。
その時、「解決できるかな」「処理できるかな」という不安を持ち続けるとストレスが蓄積されていきます。それだけではなく、不安や心配などのストレスは、心身共に「緊張」が伴いますので、本来あなたが持っている能力が発揮できなくなります。
心身の緊張は、落ち着きがなく集中力を欠きやすくなるので、ミスも生じやすくなります。いろいろなミスが重なると思うように上手くいかなくなります。
そうして、ビジネス以外でも悪循環を引き寄せてしまうかもしれません。
ネガティブな思いは、豊かな人生を遠ざける
仕事上だけではなく、人間関係や健康、経済的な問題で、心の負担になるストレスを感じ続けていると、徐々に適正な判断ができなくなり、疑いや不安、心配、怒り等の感情に捉われる時間が大きくなってしまいます。
それらのネガティブな感情が1日の多くの時間を占めていては、豊かで楽しい毎日を送ることができません。
あなたが今、イライラしている自分を改善したいと考えているならば、それは自分を変えるチャンスです。これをあなた自身の力で解消し、毎日を幸せに感じる自分に変えることができます。
ストレスを感じている時こそ、あなたがもっとメンタル的に強くなるチャンスです。今の自分の状況を認め、心を開き少しずつ前進していきましょう。
これから、そのような「あなた」に変わる簡単な方法をご紹介していきますね。
それでは、誰でももっているネガティブ感情について確認していきましょう。
これらを確認するなかで、改善の方向性がみえてきます。
7つのネガティブ感情が精神的ストレスを作る
幸せを奪う「恐怖」と「不安」
人の幸せを奪う感情は、主に「恐怖」と「不安」です。これらの感情が、大きな精神的ストレスを作ります。
これらと「喜び」「幸せ」の感情は、心理学上絶対に共存できません。
あなたが、成功したい、幸せになりたい、物事をやりぬいて達成したい、心の平和を得たいと思っても、これらの感情をないがしろにしていては、大きな障害になっていきます。
しかし、この「恐怖」と「不安」への対処の仕方は、幸せを引き寄せるための大きなポイントともなります。
幸せを奪う感情の中に、「怒り」が出てこないのはなぜ?と感じた方もいらっしゃるでしょう。
この怒りの裏返しが、恐怖や不安でもあります。
例えば、上司が部下を怒鳴りつけたとします。上司の怒りは、部下のミスが会社の大きなミスにつながってしまうのではないか、或いは自分の責任を問われるのではないかという恐怖や不安からくるとっさの感情なのです。
誰でも持っている7つの基本的「恐怖」「不安」
全ての人が、下記の7つの基本的「恐怖」「不安」の内、一つないしはそれ以上持っています。そして、これらに悩み、苦しみ精神的ストレスを自らが作っています。
人間が肉体を持つことによる一般的な「恐怖」や「不安」
①老い
老いを感じると、身体の動きはにぶくなり疲れやすくなります。頭の回転も鈍くなります。肌はたるみシワができます。加齢臭も気になり、髪の毛も白くなります。
また、高齢になるほど、身体の健康上の問題から趣味もできなくなると、楽しみが減ってしまいます。老いるというのは、身体や能力の不安を抱えることにもなります。
②病気
若くても病気をすれば、さまざまな不安を抱えます。高齢になって病気をすれば、死の恐怖をより近くに感じますね。
③死
多くの人は、死を恐がります。生への執着や心残りがあるからです。自分の人生を生ききったという自負があれば別かもしれません。しかし、自分がなくなってしまうという計り知れない恐怖や不安に襲われるようです。
対人・物に対する4つの恐怖、不安
④愛する人や大切な物との別れ
愛するすべての人と別れ。大切にしているものを失うこと。
ワシントン医科大学のトーマス・ホルム博士らの研究によるストレス尺度測定表によると、配偶者の死が最も高いストレス量100と判定されています。
⑤欲しい物が手に入らない
愛情、才能、仕事、お金、人気、地位、名誉、学歴、結婚、家族、恋人、ブランド品など。欲しいものがあっても、それが手に入らないと十分に満たされないという不安。
特に、貧乏による恐怖・不安は強烈のようです。
他人に対する「ひがみ」「妬み」も、歪曲したネガティブな感情になります。
⑥会いたくない人や物と会わなければならない
生きるということ事体が、不安や恐怖とセットになっています。
私たちは生きていく上で、誰でも全く障害のない人生を歩むことはありません。会社で家庭で、学校でご近所で、上司や友人、知人とも、気の合う人や自分にとって優しい人ばかりではありません。
⑦批判されること
人から良く思われたい。人の評価が気になる。日本人は特にその傾向が強い人種です。
自分の行動に対して世間や他人が何と言い、何を思うだろうか?という思いが度を過ぎると、本当の自分が傷つき、ありのままの自分が影をひそめてしまいます。いつも恐れを感じ、なんとも居心地の悪いストレスな日々を送ることになります。
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以上のこれらの恐怖・不安がストレスを作りだします。
Q1:あなたのストレスは①から⑦までのどれに当てはまりますか?
Q2:それらをトータルすると、100点満点だとして、あなたのストレス度は、今、何点に相当しますか?
Q3:何かしら身体的な症状は出ていますか?
では、あなたがイライラを感じている時の言動「発見の視点」をご紹介します。
あなたがこんな言動をしている時、ストレスを感じている!要注意!
前章では、ビジネスの成功や人生の幸せを阻害する主な感情「恐怖」と「不安」についてご紹介しました。
その感情は、下記のネガティブな言動からも、それが表面化していることが伺えます。
もし、あなた自身が、或いはあなたの大切な人がこのような表現を何度も繰り返し口にしている時には、明らかにストレスを感じていることを表します。
①グチ ②悪口 ③非難 ④批判 ⑤文句 ⑥不平不満 ⑦泣き言 ⑧侮辱
該当するものがあれば、今日から意識的に使かわないようにしましょう。
そして、その裏にあるあなたのネガティブな感情は何なのか、探ってみてください。
ここでは、7つの基本的な「恐怖」や「不安」について触れてきました。
これらの感情を持ち続けることは、ストレスが溜まる一方です。あなたの仕事の成功や人生の幸せをおびやかすことになります。
しかし、ものの考え方や捉え方を変えることによって、恐怖・不安が軽減し、自分を勇気づけ励ますこともできるのです。
そのようなことができるのは、何故でしょうか?
そうです。このような感情を生んでいるのはあなた自身だからです。つまり、恐怖や不安は、あなたが自ら作っている感情なのです。
では、それはあなたのどこで作られているのでしょうか? そして、なぜ変えることができるのでしょうか?
それについて、次の章でご紹介していきますね。
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イライラ、ネガティブな気持ちを作っているのは「あなた」
ネガティブな感情は、習慣化されたもの
ネガティブな感情は、私たちが生きていく上で必要な感情です。
しかし、その否定的な感情を持ち続けることで、さまざまなところに支障をきたす恐れがあるということです。その感情が強くなればなるほどストレスを作ります。ものごとを見る視野が狭くなり、適正な判断ができにくくなると共に、本来保有している能力も発揮し難くなります。
このようなことが頭でわかっていても、ネガティブな感情は出てきます。
それは何故でしょうか?
それは、クセ(習慣)だからです。
イライラを作るネガティブ感情の習慣はどこに作られるのか?
クセ(習慣)はどこに作られるのか?という話です。
これを理解することによって、悪い習慣を良い習慣に改善できる方向性が見えてきます。
実は、これらのクセ(癖・習慣)は、あなたの「心の深いところ」に記憶されています。
その「心の深いところ」とは、あなたの潜在意識のことです。
私たちは無意識に、潜在意識に記憶された情報に従って考え、行動します。
これが習慣・クセです。
さて、私達の意識には二つあります。
一つは、顕在意識です。あなたが頭で考え、何かを思い出したりしているのはこの意識を活用しています。(主に左脳が関係しています)
二つ目は、潜在意識です。普通の人はこの意識を無意識に活用しています。(主に右脳が関係します)
その一つが、あなたの習慣やクセです。
潜在意識と顕在意識の関係には、次の二つがあります。
・潜在意識の力は、顕在意識の力の二乗に比例する位に強い。
潜在意識 >> 顕在意識
その結果、
・あなたの選択、決定の95%は潜在意識の記憶に従って決めている。無意識に行動してしまっているのです。
つまり、あなたの潜在意識には、あなたがお腹の中にいる時から、今まで生きてきたすべてのことが記憶されています。すべてというのは、あなたが見聞きしたこと、考えたこと、感じたこと、勉強したこと、体験したこと、行動したこと、好みなど、心で感じたことと身体で覚えたことのすべての記憶が入っているのです。
その中のネガティブな感情に反応した結果、恐怖や不安、心配などの感情が出てきます。その結果、ストレスが生じるのです。
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■潜在意識の機能(働き)について、またはアクセスの仕方については、下記をご参照ください。
ストレスを感じやすい人と感じにくい人がいる。その違いは?
同じ環境下にいたとしても、ストレスを感じやすい人と感じにくい人がいます。双子が同じ親に育てられていても性格が違うのと同様です。
その理由には、二つあります。
一つは、潜在意識に記憶された情報の差です。
ポジティブな人は、一般的にネガティブに反応する事柄に対しても、肯定的に捉えられる人達です。
それは、その事柄に対する潜在意識の記憶(情報)が、ポジティブなものとして記憶に入っているからです。
例えば、何か問題が起きた時、「大丈夫。必ずなんとか解決できる。問題はありがたい。成長のチャンスだ!」という記憶がはいっていれば、落ち着いて前向きに対処できます。少しの不安はあるかもしれませんが、ポジティブに転化することができます。
それは、これまでにこなしてきた経験値であるかもしれませんし、また、経験がなくても、その時の環境下によって、そのように考えようと意識してきた結果かもしれません。
それがストレスを感じにくい人、マイナスのストレスをプラスに転じていける人、成功者の潜在意識にある考え方です。
ここでいう成功者とは、さまざまな困難を乗り越えて前向きに生きている人達のことです。
二つ目は、潜在意識にある性格傾向が、ネガティブ情報にこだわりすぎているか否かによるもの。
ストレスの感じ方として、問題が起きたときに不安や恐怖を非常に強く感じ、自らストレスを強くしている人達もいます。
例えば、会社をクビになったとか、病気になるとか、自動車事故に遭うとか、職場の人間関係がうまくいかないなど、いろいろな問題があります。
このような問題に対して、ストレスを強く感じる人とそれほど強くは感じない人の違いはなんでしょうか。
それは、ストレスを強く感じる人は、次のような3つの性格傾向が強いと言われています。
①心配性 ②執着心 ③自己を守ろうとする欲求が強い
これらが不安・恐怖というマイナス方向に向けられると、ストレスを強く感じてしまいます。
また、この3つの性格もこれまで潜在意識に記憶してきたものですが、繰り返すことで、更に重ねて記憶されていきます。
ですから、ストレスを感じやすい人は、この3つの性格傾向が恐怖や不安に「とらわれすぎている」からということになりますね。
しかし、これらのがプラスの方向に向けられば、仕事やものごとをよりよく実行するために大きな力になります。
以上、ストレスの感じやすさは、これまでに潜在意識に形成(記憶)されてきた性格の傾向と、ネガティブ感情へのこだわりの強さが影響しているということです。
上記の話から、二つの事に気がつきます。
一つは、潜在意識にある特定の記憶が、ネガティブかポジティブかによって、その人の感情の反応が変わるということ。
二つ目は、その記憶は、過去の自分が築いてきた(つくってきた)記憶であるということです。
これまで読んでみて、あなた自身はストレスを感じやすい人?それとも感じにくい人?どちらでしたか?
あなたが例え、前者であったとしても心配はいりません。
あなたが、それから影響を受けにくくしたい、減らしたい、そして、もっと仕事や人生上のさまざまな問題を少しでも早く解決したい、願望を実現したいと思うのであれば、あきらめる必要はありません。
潜在意識にあるたくさんの記憶(情報)は、あなた自身とあなたの環境によるものから記憶されてきました。ですから、これからはあなたが主導権を握って、あなたが望む新しい記憶を入れたり選択していけばよいのです。
あなたは「自分を変える」ことができます。
潜在意識を活用すれば、より効果的に効率よく変えていくことができるのです。
簡単に精神的ストレスを抑え、イライラを解消する5つの方法
ここでは、誰でもできる簡単な精神的ストレスを解消する5つの方法をご紹介します。
イライラや不安、怒りを静め、平安な気持ちになる方法です。
これらを随時実践し、習慣づけていくことで、あなたはストレスを上手く解消できる人にかわっていきます。また、仕事や人生上のさまざまな問題にも好影響を奏し、幸せで豊かな人生を育むことが可能になります。
前述しましたが、恐怖+不安 と 喜び+幸せ これらの相反する感情は共存しません。
なぜなら、「人は、同時にこの二つの感情を感じられない」からです。
即ち、恐怖、不安を感じたら、それに集中します。
逆に、喜びや幸せを感じたら、それに集中します。
更に、何に集中するかは、あなたが選択できます。
人間は、他の動物とは異なり、主体的に生きられる存在です。あなたは自分で決められる存在なのです。
ですから、あなたにとって感情を選ぶこともできるということです。
では、ストレスを解消・発散・癒す為に、3つのプロセスと具体的な解消方法をご紹介します。
1)イライラやストレスを解消するプロセス
①スキマ時間、数分で心のストレスを解消する技
②ポジティブに変わる意外な行動!
2)ストレスを作らない自分を作るプロセス
③あなたの意識をポジティブにフォーカスする習慣
④あなたに起こる問題から学ぶ習慣づけ
3)ネガティブな行為に気づいたら、肯定的に変換するプロセス
⑤ネガティブな言葉、思い、行為を逆転する方法
イライラやネガティブ感情を解消するプロセス
イライラを感じている時に、ストレスを解放する簡単な2つの方法をご紹介します。
イライラをどんどん蓄積してしまうと、あなたの能力ややる気、集中力が低下します。また、健康を害することにもなりかねません。
少しイライラ感情を感じているときでも、すぐに、実践して早く解消する習慣をつけていきましょう。
簡単に解放する手段を備えておくことは、長い人生においてとても大切なことです。
①スキマ時間、数分で心のストレスを解消する技
あなたの1日の内のスキマ時間(通勤・移動・トイレ、入浴した時など)や休憩時間の3分~5分を利用して、次の実践を取り入れてみてください。
■実践方法
1)目を閉じて、心とからだをリラックスします。
(基本は椅子に座ってやります。ただ、通勤中の場合立ったままでも実践OKです)
2)3回位深呼吸をします。呼吸に意識を集中して、ゆっくり吸い、ゆっくり吐きます。
この時、ネガティブな事を考えないようにする為に、とにかく呼吸に意識を集中してください。
そして、あなたが今ストレスに感じていることが改善した時、解決した時のことを想像してみてください。解決はあり得ないと感じるかもしれませんが、想像するのは自由です。そのイメージをして少しでも安心や平安、喜びの感情を感じてみてください。
※改善・解決した時のイメージは、あなたを含めて関係者がハッピーである状態を想像してください。
3)下記のことを宣言して、目を開けます。
「これから大きく3回深呼吸することによって、気持ち良く目を開けます。
十分睡眠をとったときのように気持ち良く、爽快な気分です」
実際に、3回深呼吸して、目を開けます。
そして、環境がゆるせば背伸びをしてください。
最後に、宣言する言葉は、このような意味が理解できていれば、あなたの言葉で宣言して構いません。
ストレスが強いと感じる場合には、これを1日の隙間時間を活用して小刻みに行ってください。例えば2時間に1回とか。
これも習慣にしていくと、ストレスを早く解消でき、疲れがとれやすくなります。
仕事への集中力が増し、生産性を高めることにつながっていきます。
医学的な研究では、この心とからだをリラックスした状態を日中トータル15分以上確保することによって、その日1日のストレスが解消できることが発表されています。(ただし、極度のストレス、疲労状態の場合にはもっと時間を要します)
②ポジティブに変わる意外な行動!
身体を動かすこと、行動することによってもストレスを解消することができます。
その具体的な行動(行為)とは、
『笑う、歌う、踊る、走る、人を抱きしめる(ハグ)』
です。
1)日々意識して笑うこと
あなたは自分の笑顔を思い出せますか?
仕事をしているときも家事をしているときも、自分の顔をときどき意識して笑顔をつくってください。作り笑いで構いません。それでも口角をあげる回数が増えることによって、両頬の下のあたりが刺激され、副交感神経が優位になってリラックスを促すホルモン(セロトニン等)がでてくるそうです。
また、笑いはがん細胞の減少や脳の活性化、酵素の摂取量が増えるなどにも影響し、結果、免疫力も高まるという良いことづくめです。欧米では、がん治療や痛みの軽減などに、笑い療法を併用するくらいですから、あなたの為と、あなたの大切な人の為に、是非笑うことを意識して習慣にしていきましょう。
笑顔が伝染するだけで、その場がリラックスします。そして、自然と元気とやる気が増してきます。これは運を良くする秘訣でもあります。
2)日常的に踊る、走る習慣を持つ
ストレスには良いストレスもあります。
ストレスを快感に転化する能力を私たちは持っています。
その一例が、運動です。
走ることは、筋肉に負荷がかかり肉体的にはストレスとなりますが、筋肉や皮膚からの刺激が脳を活性化させ、精神的に気持ちのよい状態にさせます。記憶力にも大きな影響を与えます。
マラソン選手が走っている過程で「ランナーズハイ」状態を経験した話を聞かれたことがあると存じます。これは、ベータ・エンドルフィンという神経伝達物質(≒ホルモン)が脳内に分泌されることによっておこる特別な「快」状態です。
程よい運動は、元気とやる気を出す源になります。
からだを動かす習慣のない方は家の中でもよいので、少しの時間からだを動かす習慣をつけていきましょう。家事をしながらでもできる運動として、踵上げ運動があります。1回に20回から30回アップダウンし、それを1日3クール位から始め、なれてきたら少しずつ回数を増やしていきましょう。美しい平目筋ができあがりますよ。^^
また、歌うことに関してですが、カラオケもストレス解消に役立つようです。
以前、某TV番組で、高血圧の方々を対象に、カラオケで1時間くらい歌っている方とそうでない人達を比較した実験がありました。カラオケで歌った方の方が、血圧が下がり安定傾向にあるという結果が出ていました。
これは、歌うことで肺機能も鍛えられ体中の血液循環が良くなります。また、歌っている間イヤなことを忘れるので、良い運動と良い気分転換になるということですね。
時々、カラオケも活用してみましょう。ただし、最後に歌う曲は、あなたが元気が出る歌、希望を感じられる歌にしてくださいね。「終わりよければすべてよし」ピークエンドの法則にのっとりましょう!
3)人を抱きしめる/ハグするする習慣を持つ
最初は恥ずかしいですが、慣れてくると自然にできるようになります。まずは、家族から慣れていきましょう。
ハグをすることにより、温かさを感じ人と人との繋がりや喜びを自然と感じます。不思議です。なぜなら、人間の成長過程で最初に発達する感覚が触覚でもあるからですね。
幼児期には、スキンシップが脳を刺激します。親とのスキンシップの少なかった子どもは情緒が不安定になりやすいという統計もあります。
スキンシップとしてのハグは、大人になった日本人にとって浸透しにくい行為かもしれませんが重要性を知っておいてください。
ここで注意があります。
快感ややる気は、脳の仕組みから徐々に少しずつ湧き上がっていくものです。
何度も繰り返すことによって効果が上がっていきます。
さあ、あなたも、意識して実践してください。
笑う、歌う、踊る、走る、人を抱きしめる、など。
やれることから、行いましょう。
ポジティブな自分をつくる習慣は人生を豊かにする
ストレスを持つ人の傾向として、ネガティブな事に意識が集中してしまうからという話をしてきました。本当はイヤなことなのに、なぜかそのことばかりを考えてしまいます。
それは、その背後に恐怖や不安を感じているからですね。
なんとかそこから脱したいがために考えようとしているのに、何故か、あの時こうしなければよかった(後悔)とか、あの時こんなことを言われた(された)ことに腹が立つ!(怒り・悲しみ)など、そのことばかりに捉われてしまう自分がいます。
なかなかそこから抜け出せないでいます。それは本人にとっては非常に苦しい時でもあります。
しかし、それは、その人が今まで繰り返してきた思考の習慣なのです。脳の神経回路がそう考えてしまうようになっているからですね。
ですから、まずは自分がその渦に巻き込まれていることに早く気がつくことです。気がつかないままでいるとさらに悪循環が起こり抜け出しにくくなってしまいます。
その気がつく目安として、あなた自身の言動(行動)から自分の状態を客観的にキャッチしていくことが重要です。
復習になりますが、下記のような言動です。ここでは行動も足しておきましょう。
【言葉】 ①グチ ②悪口 ③非難 ④批判 ⑤文句 ⑥不平不満 ⑦泣き言(後悔含む) ⑧侮辱
【行動】 何かを蹴りたくなる 叩きたくなる 意地悪したくなる 困らせたくなる など。
このような自分に気がついたら、意識をポジティブな面にも向くように習慣を付けていくことです。それが、ストレスを軽くしていきます。
その観点で、簡単にできる二つのことをご紹介しましょう。
③1日数分でできる、あなたの意識をポジティブに向ける習慣づくり
人や物、出来事のプラスの面を見るように心掛けるために、1日数分で良いので時間を作ってください。
具体的なやり方としては、ノートを1冊つくります。そのノートに、毎日その日にあったあなたにとって良かった、助かった、嬉しかった、ラッキーだった、感謝!と思えることを3つ以上、簡単に書き出していきます。
このノートを感謝ノートと呼んでいますが、あなたなりに名前をつけてみてください。
そして、それらの出来事を、少しの時間、心とからだをリラックスして【①スキマ時間、数分で心のストレスを解消する技】の要領で、回想して再体験してみます。その時の感情を思い出してみるのです。
例えば、何事もなく1日が無事に終了したら、それはそれで喜べることですね。何事もなかったこと、食事もできたこと、睡眠もとれたこと。これだけで、すぐに3つは書けます。
何か問題が起きたら、それによって学べることを書き出していきます。
慣れてきたら、1日5個以上、10個以上、時間があれば書いてみてください。
この時間をいつとるかは、習慣づけをする上で非常に重要です。忙しいと感じている人は、あらたに時間を設けようとしないで、朝や帰宅時の通勤電車の中、昼食や休憩時間などを活用して、時間を決めて取り組まれることをお勧めします。一番お勧めの時間帯は眠前か朝、出勤前まで。
この行為は、あなたの心の深いところ、潜在意識に記憶されていきます。
この繰り返しが、ポジティブに感じられる自分をつくっていきます。
そうして、あなたはよりプラスの面を見つけることが上手くなっていきます。良いところを見つける達人になってください。同時に、より感謝できるようにも変わっていかれることでしょう。されば、仕事や人間関係もとても円滑になっていきます。
相手の反応から、あなた自身が変化していることを気づかされるはずです。楽しみですね!
④あなたに起こる問題から学ぶ習慣づけ
精神的ストレスを感じにくい人は、問題をありがたいと思い、問題をチャンスに変えようとする人です。
そこで問題をチャンスに変える為に、問題から学ぼうとする姿勢、に変えることがポイントです。
問題をポジティブに受け止めるための5つの思考変換ステップ
1)現在の状況、現在の自分を素直に受け止める
現実に起こった事実、それに対して、自分が感じていること(心配、不安など)を一歩下がって客観的に見る。その事実を認める。(認められなければ、受け止める。)
現実に起こった事実を自分だけの立場からではなく、できるだけ相手や第三者の立場からみる努力もしてみてください。
2)それから学べることは何か?考えてみる。
出来事や問題(現実に起こった事実)から不安や心配を感じているのは、あなた自身です。
起こった事実は、何かしらの結果起こったということです。ことの事実を良い悪いと判断しているのは、実はあなた自身です。
つまり、現時点で勝手に最悪だと決め付けているのは、自分なのです。
ですから、心配不安になってしまいます。
ただ、出来事や問題には、プラス面とマイナス面があります。何事もこの2面をもっています。
例えば、平昌オリンピックで2回目の金メダルを獲得した羽生結弦選手を思い出してください。
彼はオリンピックの3か月前、練習中に自分のせいで足首を捻挫してしまい、結局オリンピック2週間前までリンクで練習することはありませんでした。
この事態が起きた時に、きっとメンタルの強い彼でさえ、なんでこんな時にこんなことが!と悔やんだことでしょう。ここで、頭から「もう自分はダメだ!金メダルは無理だ!」とあきらめていたら、本当に金メダルはなかったでしょうね。
しかし、彼はこれからできる最大限のことを考え行動に移していきました。もちろん、多くの支援はあったと思います。ですが、それは彼が金メダルに向けて努力していく姿勢が見えたから多くの人が支援したのです。
問題を抱えた時に、どう対処していくかが未来を大きく変えていきます。
事のマイナス面はすぐにわかります。しかし、注意深くプラス面を探し出してください。必ずあるはずです。
そこで、意識をプラス面に向けて、この事態から学ぼうとする姿勢に変えるだけで、あなたの周りに起きることが、あなたをサポートするように変化していくことに気づかれるでしょう。
はじめは、気持ちが両面に揺れ動くでしょう。
しかし、マイナス面にばかり注目すれば、不安、心配で自分で自分をダメにしてしまいます。得られるかもしれない支援を遠ざけてしまうかもしれないのです。
そこで、考える方向は、出来事や問題のプラス面は何かと考え、その事実を発見し、その事実を認めることです。
それが、ここで言う「問題から学ぶ」ということです。
問題が起こった時は、痛手を受けます。そして、あなたはきっと反省することもあるでしょう。そこから、今後その問題の原因を取除く対策を打てば、今後同じ原因で、問題は発生しないでしょう。
この場合、プラス面は改善策が打てるということです。
私たちは、失敗やミスをしながらより良い状態に成長していきます。ミスや失敗を乗り越えた自分自身がこれからのあなたを支えていく大きな自信に変わっていくのです。
多くの研究者や成功者たちは、成功の割合よりも失敗の割合の方がはるかに多いと言っています。失敗から学んで成功があるということですね。
ですから、「問題はあなたを成長させるためのチャンス。問題はありがたいこと」
と少しずつでよいのです。自然と反応できる自分にしていきましょう。
(できない、無理だという思いをできる、可能性があると思えるようにすることをシルバメソッドでは、メンタルハウスクリーニング(心の大掃除)※と呼んでいます。心の深いところ=潜在意識にポジティブな情報・思考を記憶して、自然とポジティブな思考が反応する状態にしていきます。詳しくは、下記の無料メールセミナーをご活用ください)
3)あなたが望んでいる状態、そのイメージはどんな状態か考えてみる
問題を前向きにとらえる必要があることはわかりましたね。
では、次はその問題が解決した状態に思いをはせましょう。あなたが望んでいる解決状態とは、どのような状態ですか? 直ぐには想像がつかなくても、きっとあなたも関係者もみな安堵し、ほっとしているとか喜んでいるなど、ハッピーな状態ではありませんか?
具体的な解決策は直ぐには見当たらなくても、ここでは関係者みながハッピーな状態であることを想像してみてください。
4)あなたが望んでいる状態・思考やイメージに集中する
問題解決に向かう姿勢やあなたが望んでいる状態が、あなたの中にイメージでき始めると、それは心の深いところ、潜在意識にも少しずつ記憶されてきたことになります。そうすれば、徐々にそのポジティブな思考やイメージに集中しやすくなってきますね。
1日24時間、寝ているとき以外、不安や恐怖を感じたら、即その感情に気がついて、あなたの望んでいる状態に思いを切り替えることです。
もし、どうしても望んでいる状態に集中できない場合は、これまでこの章でお伝えしてきた方法を真剣に試してみてください。それでもなかなか手ごわい場合には、次のステップを実施してください。
5)メンタルハウスクリーニング (心の大掃除)
先ほどもお話しましたが、心の大掃除とは、「できない!」とか「無理だ!」とすぐに否定的に考えてしまう思考を、自然に前向きな思考やイメージに変えていくための方法です。これまでこの章でお伝えしてきた方法もあなたの気持ちが切り替えられるのであれば、これに当てはまります。
これらを繰り返し実践していくことが重要です。
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ネガティブな感情・行為を認めて、瞬時にプラスに切り替える
さぁ、まだメンタルハウスクリーニングの方法はあります。
ネガティブなことを考えないように意識しても、無意識に否定的な考えや言葉、態度を取ってしまう場合の対処の方法です。
意識しても、すぐに対処できないのは、それは習慣になっているからですね。
わかっているのにやってしまうと、余計に後悔の念が強くなることもあります。しかし、深く考えないで、そういう場合の対処方法を実践していきましょう。
⑤ネガティブな言葉、思い、行為の逆転の仕方
ここでは、簡単な方法をあなたに伝授します。
それは、切りかえる『キッカケ・信号』をあなた自身に与えることです。
シルバメソッドでは、このような場合、三本指のテクニックを活用します。
これは、どちらの手でも構わないので、親指と人差し指と中指の三本を合わせて、瞬間的に潜在意識を活用 する方法です。非常に簡単で効果的です。
ここでご紹介する方法は、それに関連した方法です。
あなたが気持ちを切りかえるための『信号』ポーズを決めるのです。
何かがうまく行ったとき、ガッツポーズをしたりしますね。
そのようなポーズのことです。
ネガティブな感情が生じたら、「私は気持ちを切りかえるぞ!という意味」と「私は気持ちを切り替えます!という意味」で、あなたが決めた『ポーズ』をとるのです。この意味付けはあなたにとってとても重要です。
ポーズの例として、その他に、
・大きく深呼吸する。
・「ストップ」と宣言して手を叩く。
・拳をグッとにぎる。
・笑顔をつくる
・「大丈夫、何とかなる」といって胸に手を当てる
等など。
いずれも、ネガティブ思考とまれ!私は気持ちを切り替えることができる!という意味を込めてのポーズです。
そして、自分で決めたポーズや言葉が、あなたの気持ちを切りかえやすくする為、次のことを事前に数回行ってください。
気持ちをポジティブに切り替えるキッカケを、潜在意識に事前に記憶(プログラム)しておくことで⇒自然と切り替わりやすくなります。
■実践方法
目を閉じて、心とからだをリラックスさせます。(脳波をアルファ状態にします)
「私は、このポーズ(実際にそのポーズをとる)をとることで、 私の気持ち、考えは前向きに切りかわります」
という類の言葉を1日数回、心に宣言しておくのです。これもプログラムする時を決めておくことをお勧めします。入浴タイムなどはいかがでしょうか。^^
最初から、すぐに気持ちは変わらないかもしれません。少しでも前向きな気持ちに変われば、成功だと考えてください。更に、「ポーズをとることで、自分の気持ちはかえられる」と子供のように信じて実践してみてください。
そうすれば、徐々に上手く切り替えられるようになっていきます。
あきらめないで少しの進歩を大切にして進めていきましょう。
様々な意味の違う『ポーズ』(集中する時、楽しくする時など)を考え、実践することで、これはあなたの心強いスキルに変わっていくでしょう。ポーズを楽しんで下さい。
最後に、あなたは、地獄から楽園を作り出すことも、楽園から地獄を作り出すこともできます。あなたは、それを選択することができます。
この簡単に精神的ストレスを解消する5つの方法とイライラを抑える方法を実践することで、あなたの気持ちをあなた自身がコントロールできることを知ってください。そうすれば、いくつになっても問題から学んでいくことは、あなたにとっての楽しみや喜びにつながっていくことでしょう。
それは、さらなる豊かさや幸せにつながっていきます。あなたの未来が楽しみになってきます。
まとめ
ストレスを野放しにしていると、健康、ビジネス、人間関係、経済的に支障をきたすことが多くなり、豊かな人生を引き寄せにくくなります。
誰もが持つネガティブな感情「恐怖・不安」が精神的ストレスを作ります。
そのイライラ、ネガティブな気持ちを作っているのは、実は「あなた自身」の潜在意識の記憶です。
この潜在意識にポジティブなl記憶を足していくことで、あなたの問題に対するストレス度合いを軽減していくことができます。
その為の誰にでもできる簡単にストレスを解消する5つの方法とイライラを抑える方法を実践してみてください。
◆イライラやストレスの解消方法
①スキマ時間、数分で心のストレスを解消する技
②ポジティブに変われる意外な行動!
◆ポジティブな自分をつくる習慣は人生を豊かにする
③あなたの意識をポジティブにフォーカスする習慣
④あなたに起こる問題から学ぶ習慣づけ
◆ネガティブな感情・行為を認めて、瞬時にプラスに切り替える方法
⑤ネガティブな言葉、思い、行為を逆転する方法
というわけで今日のテーマは、
「簡単に精神的ストレスを解消する5つの方法&イライラを抑える方法」でした。
以上
あなたが潜在意識にアクセスして、願望実現や問題解決していくためのより具体的なプログラムがあります。それを理解する為に、下記の無料メールセミナーまたは、クイック体験セミナーをご活用ください。
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