◆人間不信の克服、
人間不信の克服、人生に奇跡をもたらした宇宙からのプレゼント(2)
大庭 崇さん (37才 男性 某ボランティア団体 埼玉県)<'031240>
私が体験談を書く? 文章を書くのが苦手な私が…、いけない否定的な言葉だ、キャンセル、キャンセル。
実は、体験談を書くことは林先生からメールを頂く前日に予期していました。
さて、クィックセミナー・基礎コース・交流会と参加して行く過程で、私は様々な奇跡を体験したのですが一番感動したのは憎んでいた人との和解です。
その人とは私の父です。
初めに父を憎んでいた理由、誰にも話した事のない秘密をお話しそれから父を許すまで過程を説明します。
私の両親は見合い結婚なのですが、母の知人がタバコや酒をヤラナイ大人しく真面目な人だと父を母に紹介したそうです。
貧しい家庭に生まれた母は、その後、父と結婚しました。
真面目だと聞いていたハズの父には、秘密がありました。
ギャンブル狂で、休日は生まれたばかりの私と母を家に置き去りにして競輪場に出かける日々、悲しみのあまり母は私を胸に抱き電車に飛び込もうとした寸前、私が泣きだしたので自殺を思い留まりました。
それ以後、二度と自殺は考えた事が無いそうですが、母は段々ヒステリーになり夫婦喧嘩の毎日決まって父の捨て台詞は「俺は子供なんか欲しくなかった」でした。
そんな環境で育った私が素直に育つこは無く段々と悪の道に入って行きました。
だって子供の頃の思い出が普通の家庭の子供なら家族で遊園地とかでしょう私の場合は競艇場で迷子ですから。
万引きに暴走族、そして・・・お決まりのコース。
今は更正してますけど、そんな荒れた人生の中で多くの出会いと裏切りを経験し、人間不信に陥り孤独な日々を送っていました。
そこで出会ったのが「シルバ・メソッド」、尊敬はしませんけど父を許すこ事ができ、新しい人生がスタートしました。
それでは、次に私が父を許すまの過程をお話します。
基礎コース初日、2003年7月26日土曜日先生の話は良く聞いていたのですがレベルに入ると寝てしまっていましたが、家に帰り『目覚めのコントロール』をプログラムして眠りに入ると、翌朝、自分で決めた時間ジャストに目が覚め、しかも普段より気持ち良い目覚めだし、疲れも残っていませんでした。
基礎コース二日目、今回も林先生の説明の時は起きていたのだがレベルに入ると寝てしまった。
でも昨日の目覚めのコントロールが成功したので、気を良くしている自分がいて、全然心配はしていませんでした。
家に帰り、その日に買ったロングリラックスのCDを思い出し、聞きながレベルに入りました。
初めはロング・リラックスを聞きながら…、心地が良いぞ…疲れが癒されている感じがしました。
次はアルファ・ブレイク1だ。
これを聞きながら、こんなことを感じていました。
『今度は簡単にレベルに入れてるぞ!えっ、いきなり宇宙かよ、そんな所行ったこと無いぜ!本当に行けるのかよ。
宇宙ステーションだってスター・ウォーズの出てきたやつで良いか。今度は地球が見える、すごいぞ地球だよ。
日本は何処だろ、あっ、あった日本だよ。
アレレもう終わりかよ。
もう一回やろう! アルファ・ブレイク2もあるけどアルファ・ブレイク1が気に入ちゃたんだもん、やっぱ宇宙だよ宇宙…。』 と、こんな調子でアルファ・ブレイク2の存在をわすれ宇宙にハマっていました。
基礎コース二日目が終了してから三日目までの二週間の間。
暇さえあればロング・リラックスとアルファ・ブレイク1を何度も何度も繰り返し聞いていました。
だって、「心地が良いだもん病気」にかかっていたのですから。
基礎コース三日目、今回は今までと逆で先生が話しをしている時ほとんど寝ていて、レベルに入ると意識がハッキリしているのは何故か、そんなことを意識しながら、『今日は楽しみにしていた一つ、作業室と助言者だ!出来たのは出来たけど、こんなので良いのかよ。』と思いながら、とりあえず良しとして…。
しかし、話かけてるのに助言者はシカとしていました。
『早く機能してよ。』と思いながら、いまだ「心地が良いだもん病気」にかかっていた私でした。
そして、この頃から、アルファ・ブレイク1を聞くときは、宇宙ステーションは描かず自分自身が宇宙を漂っているような感じを味わっていました。
自分が宇宙そのモノになったようで、心が清清しく穏やかなのです。
それと同時にベータレベルでもイライラしなくなった自分が存在していましたが、まだ気がついていませんでした。
基礎コース四日目、今日のメインはケース・ワーク実習。
助言者がまだ機能していなかったので自信がありませんでした。
『ここは開き直ってヤルしかないか』と思って実際にやってみると、『見えるよ、すごい。 次は病気の場所か、あれ、シルエットに変わったよ。
あ、足がオレンジ色に光ってる足が悪いのか、当たっちゃったよ、何だか楽しいぞ。』こんな調子で「もっとヤリタイ!!」と思いました。
そして、いよいよ卒業証書の授与の時を迎えました。
高校を中退している私にとって二十数年ぶりの事なので感動でした。
基礎コースの全てを終了し、会場を出て林先生と仲間たちと居酒屋に入りました。
『そうそう、人間不信に陥っていたはずの大庭君、もう勝手に仲間と決め付けている。人間不信は如何したの?』と言いたくなるのだが、とにかく楽しくて、ずうっとみんなと一緒にいたかったのです。
そして、9月13日の交流会までの約1ヶ月と20日間のあいだの私の変わり様は、まさに奇跡の連続でした。
たとえば、他人に意見を言われても一瞬怒りそうになるがスグ心が穏やかになり、素直に聞けるのです。
イライラも無く、アルファ・ブレイク1で宇宙に居る時と同じ感じなのです。
電車に乗った時など座れるのが当たり前、意識している場所とは別の場所へ身体が自然と動いていってしまうのです。
まるで次の駅で降りる人を知っているとしか考えられないように…。
また、欲しい物がスグ手に入ったり、電話で話したい人がいる時など、思った瞬間にその人から電話がかかってきたり、今まで嫌な奴だと思っていた人が気軽に話しかけてきたりしました。
そんなことが続いていたある朝、父とは同居していましたがもう何年も口をきいたことがなく、目も全く合わせていなかったのですが、なんと自然に心穏やかに素直に話が出来たのです。
挨拶に始まって、テレビのニュースの話題についてなど話しましたが、自分にビックリ、そして父に感謝すらしていました。
この世界の全てのモノや人が存在するから私も存在することが出来る。
全ては一体である事に気がついたからなのです。
交流会当日、会場の中の部屋がわからず、確信がもてなくなっていた時、林先生でも歩いて居てくれたらと思った瞬間、先生が会場から出てくるのが見えて直ぐに部屋も分かりました。
そして、終了後この体験談を頼まれて、心の中でやっぱり…と。
これは、決して偶然ではなく、こんな奇跡は今ではもう当たり前、驚きもせずただ微笑むだけ。
基礎コース受講から僅か二ヶ月の出来事でした。
<以上>
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