◆◆豪雨の中、助言者に導かれ安全に帰宅
潜在意識活用法のシルバメソッド・ニュースに掲載された卒業生の体験談です。
【カテゴリー:潜在能力面−直感力】
豪雨の中、助言者に導かれ安全に帰宅
多○良 ○○さん (東京都 46歳)<05122>
今年の9月のある日曜日、私は仕事でした。
午後からの降水確率が高かったのでカッパを持参して、いつものようにバイクで行きました。
東京にまさかあれほどの雨が降るとは思ってもいませんでした。
そのとき、私のいた場所は品川に近い第一京浜沿いのビルで、午後11時までの仕事が終了して、もろもろ撤収を終え外を見ると、まるでシャワーのような雨に、夜の街が白くけぶっていました。
TVのニュースでは東京の豪雨の様子が映し出されて、1時間で100ミリを超える雨、などという文字。
その映像の、雨よりも流れる水に覆われた路面を見て私は、『さてどうしたものか?』と考えました。
一部の電車はすでにストップしていましたし、タクシーはなかなかつかまらず、一緒に仕事をしていた他のスタッフも皆しばらく足止めされていましたが、時間の経過と共にタクシー会社への電話も繋がるようになり、帰宅していきました。
私もその選択肢が無かったわけではありませんが、どうしてもバイクを置いて帰りたくありませんでした。
それは、台風14号が近づいてきていたからです。
ライダーにとってバイクは単なる乗り物や道具ではありません。
バイクは愛しい相棒です。
台風の風雨にさらされるかもしれないときにカバーもかけず丸裸で出先に置いてきぼりにしてしまうことなどできません。
とりあえず、私は家に「最悪の場合は朝まで待って、帰ることになるけれど心配は要らない」と電話をいれました。
ついでに自宅の周りの様子も訊きました。
テレビのニュースでは私の家のあたりも相当な雨量だと伝えていましたから。
しかし、息子によれば、「自宅付近は豪雨ではあるものの、水はけはよく少なくとも浸水するような気配はない」とのことだったので、安心しました。
TVが伝える、洪水のようになっているところは、私の帰宅路からは微妙にズレているようでした。
頭の中の地図に、報道されている「危険区域」を重ねて、雨が弱まりさえすれば大丈夫だろうかと考えながら、朝まで待つことも覚悟していました。
しばらくすると、シャワーのようだった雨は、普通の土砂降りになって、夜勤の方を除き、私以外のスタッフは誰もいなくなりました。
私が知りたいのは、安全に走って帰ることのできる経路であり、それはニュースは教えてくれません。
そんなときこそ何より頼りになるのが、シルバメソッドですよね。
私は、ひっそりとしたロビーでレベルに入りました。
私の願望は、"最も安全な経路を通って、最も安全な時間帯に、バイクで帰りたい"というもの。
助言者にも助けてもらいながら、その答えを求めました。
イメージで示された経路には、普段あまり通らない道も含まれていました。
30分ほど待ってから出発するのがベスト、ということもわかりました。
時計を見ると、午前1時前。
朝まで待つことも覚悟していた私にとって、30分というのはほんの僅かな時間に思えました。
そして、30分が過ぎました。
急速に雨足は衰え風も止んで、外は静かになりました。
レベルに入って得た情報と助言者に教えてもらった通りの道を走りました。
ごく小さな水溜りはあったものの、どこも路面は単に濡れているだけで、私は何の不安もなく小雨の中を、普段通りに走って帰宅することができました。
しかも驚くことに、大変な豪雨であると報道されていた区域にほど近い世田谷区内の道を走っていた間は、雨は降っていなかったのです。
そして、私が難なく家に帰り着いて10分ほど経った頃、また雨が激しく降りはじめたのです。
シルバメソッドを知らない人は、シルバメソッドに頼らずとも結果的に安全に帰ってくることは可能だったかもしれないと思われるかもしれません。
しかし、シルバメソッドによって、走り始める前から、そして走っていた間も、一切の不安が無かった、という点だけでも、シルバメソッドのテクニックを活用した私にとっては大きな違いです。
「私は安全に帰ることができる」という確信を持って走れたのは本当に素晴らしいことだと考えます。
私には「どんな事態に遭遇しても、大丈夫。
なぜなら私はシルバメソッドの卒業生だから」という気持ちが、いつもどこかにあるみたいです。
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