◆アルファ波での頭脳の働きは、芸術家にとって不可欠
潜在意識の活用&自己啓発法のシルバメソッド・ニュースに掲載された卒業生の体験談です。
【カテゴリー:能力面−アイデア/創造力】
新しい時代の幕明けをになう シルバメソッド
− アルファ波での頭脳の働きは、芸術家にとって不可欠 −
山 本 健 一さん(画家)(仮名)<78011>
今年の6月にセミナ一に参加して以来、私の毎日には、魅力的でセンセーショナルな時間が新たに加えられた。
私の場合、絵描きである事から、シルバメソッドで学んだテクニックは、"造形的な目的のために用いられる事が多い。
アルファ波での頭脳の働きは、芸術家にとって不可欠な、想像=創造力、美的体験といったものに大いに関係があるものである。
美に飢えたら、目を閉じてリラックスすればよいのだ。
マインドの鏡に、美を食して喜々としている自分を映しだしたり、カウンセラーに直接、「美をくれ」と要求する。
そして目を開けると、世界は変容し、森羅万象の形態は、宇宙の厳然たる美の法則に支配されている事を発見するのである。
実際、セミナー受講後の私は、今まで見逃しがちであった、身辺の、一瞬で幽かな、美的啓示に敏感になった。
その啓示は、一日のうちのある時間に空気や光線がつくり出す自然のホログラムであったり、眼前を歩き廻る昆虫の航跡であったり様々である。
又、私はMC303(3日目)の作業室を私のアトリエとし、そこにマインドで画材を持ち込んで、カウンセラーを師として画法を学ぶのである。
或る時私は、青系統の色彩を使いこなせず、自分の才能のいたらなさにいい加減愛想をつかしていた。
私は描く事をやめ、疲れた神経をやすめるためと、何か有難いインスピレーションでもさずかりはせぬかといった期待もあって、マインドの世界に、しばし自分を解放する事にした。
私が一番気に入っている部屋の一点にすわり、眼を閉じて呼吸を整えていった。
意識が次弟に深いほうへと向っていくのが感じられ、だんだん眠くなっていく。
すると突然、眼の前が明るくひらけるように、意識が醒めた状態にひきもどされた。
ちょうど、うたゝ寝をしている間に列車が別な世界へと自分を運んでくれるようなあんばいだった。
私はとても明るい処にいる。
何気なく、MC303(3日目)のマインドの作業室の事を思い出した。
すると自動的に私のいる場所はかつてイメージで作り出した荘巌華麗な作業室となり、カウンセラー(女の)が私の前に立っていた。
彼女は絵画に関しても何か私の知らない知識を持っていそうであった。
私は即座にイメージで絵具と絵具の色見本そして画筆と用紙を出現させ、彼女に絵の講習をしてくれとせがんだ。
すると彼女は筆をとり、紙面に魚の絵を描きはじめた。
驚いた事に彼女は、今まで私があまり使わなかったブルーないしグリーン系の中間色を使って描いていた。
色を重ねていく順序も私が知らなかったやり方である。
さらに彼女は、魚の固有色とは関係のない褐色系の色彩をも用いた。
描かれた魚は素晴らしい出来で、まさしく彼女は色価というものを完全に理解していたのだ。
この啓示に私は心から感謝した。
別れる時、カウンセラーは私に美を見る機会を与えてあげましょうといった。
私が以前より美を発見する機会が多くなったのは、この時からである。
眼を開けてから私は再び現実の画用紙にむかい、描きかけの絵を描きはじめた。
それは私が何時か完成させようと思っている油彩のための習作であるが、彼女が最前教えてくれたとおりの描き方を用いて描いてみると、果たして出来映えばファンタスティックなものであった。
直感、インスピレーションを得るには、思考とは違いひたすら待つしかないものであるという。
しかし、人は意識のあり方によって、直感、霊感を意の儘にする事が出来ると私は確信している。
マインド・コントロールはまさしく、そのための意識段階へのみちびきの最も効果的なシステムと云えよう。
また、さまざまな事柄にマインド・コントロールは応用できよう。
私は現在、生活の必要性からあまり面白くない職業的な事を学んでいるが、そこでもシルバメソッドテクニックを用い、学習を容易にしかもスピーディーに行っている。
心は講習とは別の世界に遊びながら、学習内容はチャンと記憶されている。
(この場合私は、三本指のテクニックを使う)内的な面だけではなく、現実面でもコントロールは可能なのだ。
新しい時代への幕明けの一端をになうものの一つとして、シルバメソッドがあると云えよう。
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