◆助言者、空を飛ぶ!~大震…火に遭遇して~
潜在意識の活用&自己啓発法のシルバメソッド・ニュースに掲載された卒業生の体験談です。
【カテゴリー:潜在能力面−その他】
助言者、空を飛ぶ!
〜大震…火に遭遇して〜
鈴鹿千代乃さん(神戸女子大助教授45歳 神戸) <96065>
本震は、夜明け前の深い眠りを破った!セータ波からいきなりベータ波へ〜何が何だかわからぬまま、隣にいた主人と重なり合うようにうずくまり (もちろん、私のほうが下。
助かろうという本能か)揺れのおさまるのを待った。
台所の食器棚が倒れ、食器が散乱している。
居間のテレビは前に転がっている。
書物は、本棚から全部飛び出していた。
幸い、地盤が堅かったのか、築35年の文化住宅である私たちの借家は、ビクともしなかった。
すぐに復旧したテレビからの映像で事の重大さを知った。
その後は、毎晩のように襲ってくる余震におびえた。
身動きのとれない状態で、水汲みと食料の調達がすむと、一日何もすることがないそこで、はたと気付いた。
「そうだ、レベルに入って、余震を鎮めよう」 〜何という大胆かつ不遜な思い着きだろ、つ.. しかし、私は真剣だった。
とにかく余震がこわい。
3から1、10から1で、助言者を呼び出した。
私の肋言者は、男性は、何と、わが夫/女性は頭に玉を置く白衣観音である。
〜これが出てきた暗もびっくりしたが、今回はもっと驚いた。
夫であるはずの助言者が、この時ばかりは、すさまじき怨怒相の不動明王に変わっていた。
! その不動明王が、淡路の北部から神戸、芦屋、西宮の空を飛んでいる。
そして手にした剣の先からは、真っ赤な液が流れ出て割けた地面に注いでいる。
その液は、どろどろに溶けた鉄のように熱いが、割けた地面をふさぐと、ジュッという音までも聞こえて、白く固まっていく。
その後を白衣の観音が飛んで、手にした玉を地面に投げる。
玉はまた観音の手に戻り、観音はまた投げる。
これを何回となくくり返している。
地面はしっかりと固まっていった。
こんなことを毎日続けていた。
しばらくして、地震後、初めて本格的な雨が来そうだとテレビが報じた。
テント暮しの人々が溝を掘ったりして対策を講じていた。
そこで、またレベルに入る。
すると既に白衣観音が待ち構えていて、ゆっくりと白衣の袖を広げた。
天を仰ぐと、姫路の西の方から六甲山の向こう側にかけて、白いベールがかかって、西からくる雨雲を被災地から遮断していた。
雨は小降りで済んだ。
私は思わず「やった!」 と思った。
又、この激震に耐えた家にも、柱の一本一本にマインドを投入して、感謝し激励した。
この一年余り、胸のつぶれる光景を数多く見た。
今もまだ痛ましい傷跡はあちこちにある。
そんな光景を、平常心(でもなかったが)でしっかりと受け止めることができたのも、シルバ・メソッドを受講していたお陰であると感謝している。
今は、不動明王は、もう、前の姿に戻って、余り出てこないが、白衣観音は、離れて住む母親 (どうも自律神経失調気味らしい) に毎日、白い衣を着せては治療を施し、忙しく働いている。
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