集中力が直感力を高める【5】
集中力 の極みは、"ゾーン状態"
■□■3.目的に集中できる【2】
<つづき>
■(3)集中力
の極みは、"ゾーン状態"
スポーツでは、究極の集中状態でプレーすることを「ゾーン(深いリラックスと集中)に入る」と言います。いったんこの状態に入ると、すべては無意識下で進行し、気付いたときには勝利をおさめていたということが起こります。
一流のプロ野球選手は、調子がいいときに、ボールがスローモーションで飛んでくるように見えるなどといいます。このような状態はまさしく、ゾーンに入っています。
以前のマスターズで、タイガーウッズは、苦境を打開するスーパーショットを見せてくれました。
3日目にグリーンを大きく外した2打目は、グリーンの傾斜に沿ってゆるゆると大きな2mぐらいのカーブを描き、球はカップ寸前で停止、取り巻く環境がため息をつきかけたとき、再始動してカップに入ったのです。
このようなミラクルショットを起こす集中状態は、まさしく大勢のギャラリーも気にならない、無の状態「ゾーンに入っている状態」ではないかと感じられます。
このゾーン状態は、無意識に物事が進む状態ですから、「無我」とか「無心」の境地になっていると考えられます。
武道や芸道ではこれを極めるために、この境地を求めて座禅修行に励むことをします。
以前、私が千葉真一主演の「少林寺拳法」の映画に出演しました。
正確にはちらっと映っていたという見方のほうが正しいですが。
ですから、出演料はただです。(笑)
その余談ですが私は20年ほど少林寺拳法を行い、その内の10年は道場を作り指導にあたるほど、仕事と武道に熱狂的な時期がありました。
あるときは舞台の上で観客を前に演武を披露することもあります。
少林寺拳法をご存知の方はおわかりのように、黒い法衣(お坊さんの服)を着て、裾をまくりあげて、太い白い帯を絞めたかっこうで、多くの人が見ている中、スポットライトを浴び、二人で演武をします。
このような時は、演武が始まると、緊張はまったくなくなり、二人の世界にどっぷりつかって、無意識に体が動いているような状態になります。
まさしく、自然に集中しゾーンに入っている状態です。このような経験は誰でも持っているのではないでしょうか。
集中とは自然に注意が注がれるという感じであるということです。そのような状態を作るために、集中するスキルを必要とします。
<次につづきます>
次回は、「集中力を高める簡単な方法」をご紹介します。
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