心を通わせるコミュニケーションの秘訣とは?ミラーニューロンを活用した簡単な方法
心を通わせるコミュニケーションの秘訣とは?ミラーニューロンを活用した簡単な方法
苦手な人や特定の場面でいつも緊張したり、或いは、好かれたい気持ちが先行していつも思ったように話せなかったり、そんな経験はありませんか。
それはあなたの仕事や恋愛での機会損失につながっています。
それは、なんとももったいないことです。ここでは、
心を通わせるコミュニケーションの秘訣とは?ミラーニューロンを活用した簡単な方法をご紹介します。
ご参考ください。
心を通わせる会話ができない人の特徴
自分を良く見せようとして、緊張してしまうケース
◆好きな相手と話す時、緊張してしまう男性の事例
ある20代の男性は、社内で好きな女性社員がいました。
彼は、その女性以外の人とは、普通に自然に話ができます。
しかし、彼女と話す時は、かなり緊張してしまい、事務的なことを伝えるのに手汗をかいてしまう始末。他の話もしたいのですが、一度、頑張って話そうとしたら、話がしどろもどろになってしまったので途中で止めてしまったのだそうです。
つまり、彼には無意識に彼女に「気に入られたい」「嫌われたくない」「恋愛につながれば・・・」という気持ちが働きました。結果、それが心身の緊張感を作ってしまったために、会話が続かなくなってしまったということです。
男性も女性も特に若い頃にはよくあるケースですね。
特定の年代の人や職業、苦手意識がある人の例
◆高齢者に、苦手意識を持っている営業ウーマンの事例
化粧品やサプリメントを販売している20代前半の女性の悩みです。
高齢者と話が続かない。何を話していいかわからなくなるので自分からすぐに話をやめてしまう。それが、なんとも気持ちが悪い。なんとかしたい、ということでした。
彼女の祖父母は早くに亡くなっていて、60代以上の人とはあまり接することがない環境で育ったせいかもしれないと話をしていました。
◆クレーマーへの対処に慣れない人の例
私は大学病院の外来で看護師をしています。毎日患者さんは2時間3時間待ちです。
いつも来ている人は待つことがわかっているのでいいのですが、たまに来た人の中で待ち時間に耐えられず、なんども文句を言ってくる人やにらみつける人がいます。
そういう人たちには、なるべく関わり合いたくないし、自分の科には来ないでほしいという気持ちになっています。
すると、いつの間にか顔がこわばっています。人から言われて初めて気が付く始末。医師から怖い顔をしているとか、もっと優しい声かけをしてくれと、注意されることが重なると余計にできなくなってしまう自分がいます。
このように、これまでにあまり接したことがない年齢層や、或いは、特定の職業、見慣れない風貌や一種独特の雰囲気を持つ人たちと接したときには、心が緊張してしまうケースはよくあることです。
すべて自分の経験からの一方的なアドバイスをしてくるケース
◆部下の話を聞かないで、自分の経験からだけでアドバイスする上司
Aさんが仕事上の問題を抱えて、上司であるマネージャー(B氏)に相談を持ちかけました。しかし、B氏は問題の状況だけ聞くと、表面的な処置方法のみをすぐに指示してきます。
Aさんは言われた通りにしているのに、なぜか結果がついてきません。
何が問題なのか、わからないのでアドバイスを求めても同じことの繰り返しです。上司への不信感がつのるばかりです。
以上の4つの事例を紹介しましたが、いずれも心の通った納得のいくコミュニケーションが取れているとは言えません。このような状況が繰り返されると、もどかしさが募りストレスになってしまいます。
心の通ったコミュニケーションを阻害する7つの要因とは?
心を通わせる意味
心が通うと言っても、場面や関係性によって様々ですね。
ですが、初めて会う人同士でも、気持ちの良いやりとりができるケースも多々あります。
心が通じるとは、一概には言えませんが、例えば下記のような感情を感じた時ではないでしょうか。
気持ちを受け止めてもらえた、ホッとする、安心する、尊重されている、認めてもらえた、気持ちが通じた、共感できる、などなど。
相手がこのような感情を抱くことによって、全く違った関係や会話になります。
心が通じるコミュニケーションは、上司(教師)と部下(生徒)や同僚(クラスメイト)同士、また、親子、夫婦、医者と患者、クライアントとの関係などで、大きな協力関係を築ける可能性があります。
さらに、個人が持つその能力を大いに発揮することにもなります。
また、相手が初めての人であっても、苦手なタイプであっても、クレーマーであっても、心を通わせることができれば、あなたのストレスはかなり減るでしょう。
さらに、対人関係での自信を持つことや愛情深い、信頼できる人間関係を築いていくことができます。
このようなコミュニケーションの第一歩とは、どのような状態の時に生まれるのでしょうか?
それは、お互いに心を開いている時に、生まれます。
心を開いている時とは、以下のような時です。
- お互いが相手を知りたいと思っている時。
- あるいは、一人が自分の気持ちをわかってほしいと思っている時、
- かつ、相手がその受け入れ態勢にある時ですね。
もちろん、話し合いの場においては、意見や価値観の違いから、最後までこのような状態が続くかどうかはわかりません。
しかし、コミュニケーションのとりかかりは非常に重要です。
コミュニケーションを阻害する主な7つの要因
では、心が通じていないと感じてしまう会話とは、どのような時に起こるのでしょうか。
それは、相手、あるいは両者の心が閉じた時です。
主に次の7つが挙げられます。
相手がこのような7つの状態の時には、話したい気持ちは萎えてしまい、一緒にいることすら苦痛になってくる場合があります。
そうすると、その相手との関係を継続・進展させたいとは思わなくなってしまいます。
それどころか、相手に対する信頼感を損なっていく可能性が高くなります。
これは、話が上手とか下手ということとはちょっと違います。
心が通じる大前提として、この人は話を聞いてくれる人、話ができる人だと相手が直感的に感じられるかどうかが大きなポイントです。
そう感じてもらうには、どうしたらよいでしょうか。
コミュニケーションを育む「ほほえみ」の威力
心が通う会話 2つのカギと3つの実践
私たちは、基本相手をコントロールすることはできません。
しかし、自分をコントロールすることはできます。
ですから、自分のアプローチを変えることで、結果、相手が変わっていきます。
それには、次の2つがカギとなります。
- 心が通う魔法を使う。それが自然とできるようにする。
- あなたのコミュニケーション上の悪い癖を改善する。
(7つの阻害要因)
コミュニケーションの基本は、聞くことです。
それによって、会話の基本である意思の疎通を図ることができ、相手の心を開くことができます。
また、人の話を聞くということは、相手を尊重する、認める、愛を与える行為にも相当します。
例え、問題解決まで行かなくても、自分の気持ちを聞いてもらえて受け止めてもらうことだけでも、私たちは無意識に喜びや癒しを感じます。
だから、自然と心が広がっていくのです。
では、あなたにも実践していただきたい3つをご紹介しましょう。
■1つ目 ほほえみ <1>
心が通う会話のカギ、魔法の行為とは?
それは、微笑みです。
えっ!簡単すぎますか? でも、コミュニケーションが苦手な方にとってはそれほど簡単とは言えないようです。
一番のベストは心から親しみを込めて出る「ほほえみ」です。
それが普段から、そうした表情で居られる事が望ましいですね。
このトレーニングに関しては、後章でお知らせします。
では、何故その「ほほえみ」が相手の心を開くのでしょうか。
それは、「ミラーニューロン」という脳細胞の働きがあるからです。このミラーニューロンについても、後ほどご紹介します。
■二つ目 阻害要因・悪いクセを知る<2>
前述のコミュニケーションを阻害する7つの要因から、あなたに当てはまるものを特定します。後の章にチェック表がありますので、ご活用ください。
①自分の話ばかりする。
②相手の話をしっかり聞かない。
③自分の意見や価値観を押し付ける。
④空気が読めない、気配りが足りない。
⑤ネガティブな話ばかりする。
⑥話が整理されていない。
⑦表情や態度が硬い。言葉に抑揚がない。
これらは基本、その人の癖に値します。
なので、それが問題となる癖であれば、改善する必要があります。
あなたの問題点が何かを客観的に確認して、それがどのような状態になれば良いのかを考えます。
■三つ目 習慣化<3>
これは、上記の図の「習慣化」に当たります。
例えば、いざという時に微笑むことができない人がいます。それは、緊張してしまう癖を持っているからです。これは上記のコミュニケーションの阻害要因の⑦に相当しますね。
また、その他の阻害要因にしても、全て癖・クセ、これまでの習慣から形成されたものです。
では、その癖や習慣とは、変えられるのでしょうか?
答えは、YES、変えられます。
ただ、これまで身についたものを最初からスムースに改善はできません。
自ら意識することと、効果的なトレーニングを集中して実践することで、諦める前に改善が可能です。
ヘビースモーカーが喫煙をやめることができるのと同じように、あなたが望めば、これまでの会話を変えることはできます。
食習慣や生活習慣にしても、あなたが望む行為が自然にできるようにするには、その問題となるクセ、つまり、潜在意識にあるその記憶を替えることが必要です。
その変え方を知って、実践することによって、あなたが望む心が通じ合うコミュニケーションができるようになります。
以上が、心が通うコミュニケーション2つのカギと3つの実践でした。これからは、その実践について具体的な方法をご紹介していきます。
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脳の神経細胞「ミラーニューロン」とは?
脳の神経細胞に「ものまね細胞」とも呼ばれる「ミラーニューロン」というものがあります。ご存知の方も多いと思います。
これは、他人の感情、行動、身体的感覚などを、自分の感覚のように感じて模倣するための特別な脳細胞です。
例えば、
- 知らない人から、笑顔で「こんにちは」と声をかけられたら、つい同じように笑顔で「こんにちは」と返したことはありませんか。
- 野球観戦している時、ここでヒットを打ってほしいという場面で、バッターと同じように、バットを同じ方向に振っていたという経験はありませんか。
- 映画やTVドラマで、悲劇的な場面があったら、あなたも悲しみを感じ涙が出てしまうとか。あるいは、物語の中で、大喜びの場面があったら、あなたもつい同様にガッツポーズをとって叫んでいたりしたことはありませんか。
このように他人に起きたことを自分に置き換える能力を持った脳の神経細胞をミラーニューロンと呼びます。
この細胞があるからこそ、私たちは思いやりを育くんだり、共感したり、言語の習得ができるということです。
この仕組みを心が通うコミュニケーションにも上手く活用することができます。
感情や体の感覚、行動は、伝染する
この「ものまね現象」は、体の感覚や行動に限ったものではありません。
感情にも、非常に伝染性があります。
脳は日々、周りの人の感情を常に情報処理しています。
脳の小脳扁桃は、相手の顔から感情を読み取り、自分にも同じ感情を生じさせます。
これは小さな子供もすぐに反応します。母親が眉間にしわ寄せていると、2、3歳の子供でもその顔を見ると、母親と同じような顔をします。表に現れたネガティブな感情も、また、ポジティブな感情も、瞬時に周りの人に影響を与えるということです。
これらの感情は、人の行動や態度、声の調子、顔の表情など、周囲の人が五感を通して、無意識にまねることによって伝染していきます。
逆に、意図的に何らかの感情に結びついた声や表情をまねると、同じ感情を覚えるということもあるのです。
俳優は、よく「人間観察」をすると聞きますが、彼らは、自分の人生以外の役を演じるので、役に気持ちを込めるために、用意周到な観察をして役作りに活かしているということですね。
心が通じ合うほほえみの威力とは?
さて、私たちは実に様々な表情をしますが、例えば、「微笑み」を思い出してください。
その文字を連想するだけでも、無意識に「微笑み」を思い浮かべませんでしたか。
また、誰かにほほえみかけてみて下さい。きっと多くの人が無意識に”微笑み”はじめるでしょう。
そして、同じようにマネをした人たちは、自分の身体の中から幸せであると感じさせる神経伝達物質(≒ホルモン)を放出します。結果、その人は実際に幸せを感じます。
このことを心理学では「顔面フィードバック仮説」と呼んでいます。
つまり、心が通じ合うコミュニケーションの第一歩は、
「ほほえみ」という魔法を使うこと
です。
微笑めば、それが伝染し、相手も笑顔になります。
そうすると、なぜか幸せな気分になり、リラックスします。
そうすれば、お互いにオープンな気持ちになり、心が通じ合いやすくなります。
それを実践して、仕事の業績アップに貢献した女性がいます。下記の事例をご参照ください。
■事例
シルバメソッドの卒業生でキャビンアテンダントの方がいます。
彼女は、約1000名いる従業員の中で機内販売トップ10に入るほどの実力を持っています。
本人に確認したところ、特別なことは何もしていないとのこと。ただ、ひたすらほほえみながら、商品の案内をしているだけだというのです。
大抵のキャビンアテンダントはスマイルしています。何が違うのか現場を見ていないのでなんとも言えませんが、饒舌な話術を使った営業ではないことは確かですね。
とは言え、このように微笑むことで、お客様の心が広がり、購買意欲を引き出してしまったという事例です。
また、彼女の場合には結果として、商品に関心があれば、お客様は素直に買ってくれるということです。
これはまさしく“微笑み”の威力なのでしょう。
苦手意識を払拭する秘訣
しかし、コミュニケーションが苦手だと思っている人は、実際には、すぐに笑顔になれません。無理にしようと頑張ると、引きつった顔になります。
なぜなら、慣れていないので緊張してしまうからです。
つまり、それが癖になっているということです。
頭では、微笑むことがいいことは百も承知です。
ですが、その人の潜在意識には、その相手やある場面では、すぐに自然なスマイルが出てくるようには記憶(=プログラム)されていないのです。
それが「癖・クセ」なのです。
例えば、自分が苦手だと思っている特定の人に会うと、いつも同じミスばかりしてしまうなどの経験はありませんか。
その場合、これまでのその人との記憶が無意識に反応して、なぜか同じミスをしてしまうのです。
ですから、単に意識して、頭でわかっているだけでは、改善しにくいのです。自然に微笑めないのです。
では、どうしたらいいのでしょうか。
このクセの克服が苦手意識を払拭する秘訣です。
それを次節でお伝えしましょう。
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自然な笑顔を引き出す2つの簡単トレーニング
笑顔を体に覚えさせる方法
これは誰にでもできる簡単なトレーニング方法です。
尚かつ、より早く効果を出せる方法でもあります。
まず、リラックスして鏡の前で、毎朝、毎晩(入浴後)自分の最高のスマイルを、数分間自分に投げかけてください。
その後、目を閉じて、鏡の中の自分を思い出してみます。
鏡を見なくても、自分のスマイルが思い出せるようにすることが目的です。
この繰り返しによって、顔の筋肉を笑うことに慣らしていきます。
◆ポイント
取組前には必ず、目を閉じて、深呼吸を数回して、リラックスしてから始めましょう。
顔の筋肉がこわばっていると、笑顔になれません。なので、朝は顔の皮膚を両手でもむようにマッサージすることもお勧めします。
自分のいい笑顔をさまざまな角度から見て、覚えて下さい。
そして、自分の笑顔に向かって、声かけをしてください。
「今日もいい顔!」「今日もかわいい(或いはカッコイイ)」
「ステキ!」「いい感じ」など。
声に出してもよし、心の中でしてもよし。
また、肌の調子が悪い日でも、疲れた顔をしていても、決して、けなさないことです。
鏡がなくても、いつでもすぐに、自分の最高の「ほほえみ」が思い出せるようにしていきましょう。
◆◆補足
スマイルに関わる筋肉は、頬下にあるツボを刺激するので「快楽」を感じる神経伝達物質(≒ホルモン)がでてきます。
それはアンチエイジングにもつながります。また、運気を上げる人相にもつながります。
続けていくと、本当に人相が変わっていきます。楽しみながらトレーニングしていきましょう。
心が通じ合っている場面を潜在意識に覚えさせる方法
顔の筋肉を笑顔にならしても、いざという時にすぐにできるかどうかはわかりません。
なぜなら、その笑顔をどこで発揮するかが明確でないと、体は反応しないからです。
だから、次はあなたが緊張する特定の人で、心を通わせて話をしたい場面を1つ決めます。そして、それがその相手と上手くできているところを想像するイメージトレーニングをしていきます。
それによって、どんな時にそのほほえみで心が通じるコミュニケーションをとるのか、潜在意識に新たな記憶を入れていきます。
これによって、場数を踏んでいく足しにします。
一般的には、現実の場面で、何度もその行為を繰り返す事によって、できるように習慣化していきます。
しかし、この一般的なやり方だけでは時間がかかります。
なぜなら、実践の練習場をつくるチャンスが少ないことと、かつ、実際の現場で何度も失敗を繰り返してしまうと、悪い癖を強化してしまう可能性が高くなるからです。
だから、効率よく短時間で実現できる方法が潜在意識を活用したイメージトレーニングになります。
これは、心身をリラックスして、脳波をアルファ波状態にして、望む行為が実現しているところを想像するトレーニングです。
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具体的にトレーニングに入る前に、あなた自身の何が問題なのかを知る必要があります。
まずは、自分のコミュニケーションを阻害する要因は何か、問題点を確かめておきましょう。
①阻害要因チェック表であなたの問題点を特定する
ここに挙げた7つの項目は、心を通わすコミュニケーションを邪魔する時があります。あなたによく見られる問題は何かをチェックしてみてください。
【コミュニケーションを阻害する7つの要因】
ただ、一概にコミュニケーションといっても、TPOによって違ってきますね。ここに挙げた阻害要因も、あなたが誰に対して、どんな時にしているのかによって、全く問題とならない場合もあります。
これまでに、家族や友人、上司や同僚から注意されたり、自分がすでに、まずかったなと気が付いていることを思い出してみて下さい。
下記の表のように、そのような場面を浮き彫りにしてみましょう。
表に書き込んでみてください。
阻害要因 | 誰に? (相手は) | どんな時(場面) | 問題 | |
1 | 自分の話ばかりする | 母親 | 久々に実家に帰った時の近況報告 | ― |
2 | 人の話を聞いてない | 友人 | 転職について相談された時 | × |
3 | 自分の意見や価値観を押し付けている | お客様 | 住宅リフォームの相談 | × |
4 | 空気が読めない 気配りが足りない | 同僚 | 食事中に汚いことを連想する話など | × |
5 | ネガティブな話ばかりする | 友人 | 飲み会 | △ |
6 | 話が整理されていない | 上司 | 会議で | × |
7 | 表情や態度が硬い 言葉の抑揚がない | お客様 | 初めての来店時 | × |
赤文字は事例です。
さあ、あなたにとって、どの項目が一番問題だと思いますか。それを1つ絞って下さい。それを特定する事により、50%は解決できたも同然です。
イメージor
例文による問題点の改善ポイント
あなたの問題点、課題を絞ることができましたか。
それがわかったら、ここではあなたの課題の改善の第一歩をお知らせします。下記の自分の当てはまる項目を確認してください。
そして、改善のポイント★印の部分を参考にして、次の節の「潜在意識に記憶させる方法」へ進んでください。
① 自分の話ばかりしている。
この傾向にある人は、自分が話すのを1から2割、相手の話を聞くことを8から9割と心得ておきましょう。そのくらいでちょうど良い加減になります。
とにかく相手の立場に立って、相手の話をよく聞く練習をします。自分が話をしたくなったら、一息ついて(深呼吸して)、もう少し聞いてみます。
ただし、黙って聞いていると、本当に聞いているのかと相手が不安になりますので、
下記の点を考慮してください。
・適度な相槌を打つこと。
- 例 「うん。そう。へぇ。ふ〜ん。」など。
・話の内容に応じたボディランゲージをする。
・相手の話を簡単にまとめて、返す。
- 例 「○○のことで悩んでいるんだね」など。
・相手の気持ちを汲んで、それを言葉で返す。
- 例 「△△△と言われたことでとても傷ついたんだね」など。
★このような聴き方を意識づけるには、下記のような例文を潜在意識に覚えさせていきます。
「私は、(コミュニケーション上手になるために)相手の話を聞くことに、まず専念します」
この言葉が浸透するとその方向に考え、行為ができるようになります。どんどん聞き上手になっていきます。
(
)内の言葉は、その目的がわかっていれば宣言する必要はありません。
次の②から⑤は、①に関連した阻害要因です。
② 相手の話をしっかり聞いていない傾向にある。
①の改善内容と同じです。
③自分の意見や価値観を押し付ける。
このケースは、相手の問題をあなたが解決してあげようとした時に起こりやすいと言えます。あなたは親切心や老婆心でアドバイスをしているつもりかもしれません。
しかし、自分の意見や価値観だけが正しいわけではないことを知ってください。
人には様々な考えや好み・価値観があります。
あなたの意見に従わないで失敗したら、そこから学ぶ力も持っています。
相手は自由に自分の考えや気持ちを話せる相手に、心を開きます。
また、人は話を聞いてもらうだけでも、自分の問題を解決できる力を持っています。
自分の意見を伝えたら、その後どうするかは相手に任せる勇気を持ちましょう。
★これを意識づけるには、下記のような例文を潜在意識に覚えさせていきます。
「私は、自分の意見を伝えたら、相手がその通りにしようがしまいまが気にしない。私は私の人生に集中します。」
この言葉が浸透するとその方向に考え、行為ができるようになります。どんどん聞き上手になっていきます。
④空気が読めない。気配りがない。
周囲に気配り上手な人がいたら、よく観察してみてください。また、相手が居心地の良くいられるにはどうしたら良いか、という視点で状況を見ていくと何をしたら良いかがわかってくるようになります。
★これを意識づけるには、潜在意識下で下記の実践をしてください。
観察したことを思い出し、それをあたかも自分がしているように、想像する。
それを繰り返し行う。
そして、実際の現場で行動に移していきます。
⑤ ネガティブな話を話題にする傾向がある。
自分が話していることが何なのかを把握しながら話をする癖をつけていきましょう。
多くの人が嫌がる話は下記のような内容ばかりが続く時です。
誰か(会社・世の中)への不平不満、文句、泣き言、非難、後悔など。
このような話をする人はそれが癖になっています。
飲み友達が減ったり、だんだん人から避けられるようになったり、家族からうるさがられたりします。
自分がしている話がどんな内容なのか、意識することから始めてください。そして、自分の人生を楽しむ方向へ、視点を転換していくように切り替えていきましょう。
★これを意識づけるには、下記のような例文を潜在意識に覚えさせていきます。
「私は、毎日の生活の中に楽しみを見つける達人です」
⑥話が整理されていない。
限られた時間の中で話をする時などは、事前に話す内容を整理しておきましょう。話のポイントを紙に書いて、一度一人で事前に話をしてみます。
★もし、実際の場面で、緊張するかもしれないことが予想されたら、次のように潜在意識に覚えさせましょう。
「私は、話す前に大きく3回深呼吸する事により、自然とリラックスして、練習したように話すことができます」
それと並行して、潜在意識下において、実際の場面を想像して、話す練習(=メンタルリハーサル)をすることをお勧めします。
この方法は、非常に効果的な方法です。
⑦ 表情、態度が硬い。言葉の抑揚がない。
これらが個性として通るなら改善の必要はないでしょう。
しかし、それらを改善したいなら、どのような話し方が望ましいのか、モデルを一人決めて、前述⑥でお伝えしたメンタルリハーサルを実践してください。
あるいは、★特定の人に対して、どうしても緊張して話せなくなる場合には、潜在意識下において、次のようなイメージを繰り返します。
特定の人(好きな人や苦手な人)と自然に話したいことが話せている状態を想像してみます。
実際にそのような体験をしたことがなくても、自分で作り出してみます。
苦手な人の場合にも、あなたがその人と、どのような会話ができるようになることを望んでいるのかを考えて想像してみるのです。
相手が不特定多数の場合にも、対象を一人決めて、スムースに自分が笑顔で接している場面をイメージしてみます。
模範となるような人が近くにいたら、その人のようにできている自分を想像してみます。
それで、自然にできるまで繰り返していきましょう。
以上、7つの阻害要因を取り除き、自然に微笑みを持てる会話ができれば、相手にも好印象を与えることができます。そして、心を通わすコミュニケーションの第一歩ができるようになります。
あなたは聞き上手になり、コミュニケーションをとることがとても楽になっていきます。
②望む状態を効率よく潜在意識にプログラムする方法
上記のあなたの問題点を克服するために、自分の課題に当てはまる例文やイメージの練習をしていきます。それを潜在意識下で繰り返し実践していきます。
そうすることによって、より早く効果を出すことができます。心が通じ合うコミュニケーションをする第一歩が踏み出しやすくなります。
その具体的な方法をご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1:心と体のリラックス
まずは、目を閉じて、深呼吸を数回します。それによって心と身をリラックスします。
深呼吸をして気持ちが深く落ち着いた状態の時には、脳波アルファ波の状態になります。それは、潜在意識とつながれるときですので、簡単にプログラム(記憶)することが可能になります。
なので、より短期間に効果を得ることが期待できます。
はじめのうちは、誘導音声によるリラックスがオススメです。それで、やり方を覚えましょう。
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2:課題克服の例文やイメージを繰り返す
心身がリラックスしたら、次に進みます。
例えば、あなたの課題が阻害要因の①の場合、下記の文言を5回以上繰り返します。
「私は、相手の話を聞くことに、まず専念します」
あるいは、阻害要因が⑦で、緊張によるものの場合、下記のイメージをします。
特定の人(好きな人や苦手な人)と自然に話したいことが話せている状態を想像する
◆イメージする際のポイント
イメージの仕方は2つあります。
一つは、自分と相手のやり取りを第三者としてみている状態。もう一つは、実際に相手が目の前にいて、自分が微笑みを大切にしながら応対している状態です。
あなたがやりやすい方で良いですし、ミックスでもOKです。
感情も一緒に感じよう!
イメージしながらハッピーな感情が湧きあがってくることがベストです。
しかし、最初から感情がともなうことは難しいかも知れませんが、心身がリラックスできていれば、この実践を続けることで徐々に実感が湧いてくるでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この1と2で終わりです。
◆◆補足
できれば、笑顔を体に覚えさせる方法と阻害要因を克服する例文やイメージを潜在意識下へプログラムする方法と、この2つを毎朝(or毎晩)1回ずつ3週間続けてみて下さい。
これらの実践を通じて、あなたのオーラもきっと変化していくはずです。それに気がつく人たちも増えるでしょう。
楽しみながら実践していきましょう。
<備考>
シルバメソッドの卒業生は、次のテクニックを活用してください。
① 一つは、実際に相手と接する直前に「三本指のテクニック」を活用してリラックスしてから接していくことをお勧めします。
また、日頃から下記の②を実践しながら、その中で『実際の場面で緊張しそうになった時には、3本指を合わせることによって、私はいつでもリラックスして、応対することができます』とプログラムしておきましょう。
② 二つ目は、「マインドの鏡」のテクニックを実践して下さい。
その人とどのような状態を作りたいかを考えて、それを「マインドの鏡」の白枠に映し出します。
その方とすでに、望む状態になっているのが当たり前であるようにイメージすることがポイントです。
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微笑みは能力をも開花させる
笑顔のある環境は、人々を安心させます。
そのような環境は、心身ともにリラックスするので、のびのびと気持ちよく過ごすことができます。体の筋肉も緩むのです。
だから、人としての気持ち良さもより伝わる可能性が高くなります。
家庭では家族の気持ちをオープンにしやすいでしょうし、職場では自分の仕事の集中力や生産性が高まっていきます。
それだけではありません。
このような良い雰囲気の場では、自他共により創造的に考え、能力を発揮しやすくなります。また、考え方も前向きになるので、思考的な柔軟性も高い傾向にあると言われています。
そして、笑顔の多い生活は健康面でも免疫力を高い状態で維持できます。
まとめ
心を通わすコミュニケーションの第一歩は、“微笑み”“笑顔”“スマイル”という魔法を相手に投げかけることです。
このアプローチによって、自然に相手の脳の「ミラーニューロン」が反応し、心が通じ合うコミュニケーションの第一歩となっていきます。
あとは、自分のコミュニケーションにおける悪い癖を知り、それに対して、改善アプローチをしていきましょう。
ここでは、癖に対してより迅速に効果的に対処するために、潜在意識を活用したイメージトレーニング(宣言文を含む)の方法をご紹介いたしました。
これらの実践によって、あなたは人と心を通わすコミュニケーションを育んでいくことができます。
どうぞリラックスして、楽しみながら実践してください。
以上が「心を通わせるコミュニケーションの秘訣とは?ミラーニューロンを活用した簡単方法」でした。
< 以 上 >
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