幸せをもたらす5つの原則
【今日は、言葉のメンクリ(=メンタルハウスクリーニング:心の大掃除)です。】
永続的な幸福を手に入れるためには、
謙虚・誠実・勇気・忍耐・勤勉などの原理原則を体得し、
自分自身の人格に深く内面化する以外に方法はない
「7つの習慣」著者: 、スティーブン・R・コヴィー博士
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幸せになりたいと誰でも思っています。
そう願っています。
しかし、その為に「どのような自分になる」とは、考える人は少ないのではないでしょうか。
幸せになりたいと思ったら、二つのことを考える必要があります。
◎あなたの望む幸せという"状態"はどのような状態か?
◎その状態がもてる自分になるために、どのような自分になればよいのか?
この二つです。
前者は、状態、即ち目に見える状態やモノです。
このことは、誰でも考えています。
後者は、それを得るための心構え、あなたの内面の状態です。
この内面とは、あなたの潜在意識に形成された心構えです。
潜在意識に形成された心構え(=プログラム)に則して、無意識に考えや行動をするようになります。
これが習慣化されたといことです。
今日のメンクリの言葉は、後者の幸せを得るための全ての方に通ずる原則:
「どのような自分なるのか」の大切な指針です。
その原則の一つ一つは、当たり前だと思われるかもしれません。
しかし、この当たり前のことができていないのではないでしょうか。
この当たり前のことを自然にできる状態にすることが大切です。
その結果、幸せを自分に引き寄せてくれるのです。
その内面の5つの原則なのです。
■5つの原則に則しているか自己チェック
この5つの原則の項目を、自分はできているか再チェックしてみましょう。
1)謙虚
2)誠実
3)勇気
4)忍耐
5)勤勉
もし、欠けているものがあったら、それを改善し、真に内面化しましょう。
その為の一つのシンプルな方法は、ベンジャミン・フランクリンの13の徳★を定着する為の方法に、
プラスして更に積極的に潜在意識を活用する方法を加味した方法を紹介します。
このことは、簡単で、誰でも日常的にできる方法です。
是非、試みてください。
■一項目1週間、集中する
最初の1週間は、まず最初に改善した項目に意識を集中し、考え、行動します。
毎日、次のことを行ってください。
例えば、「忍耐」を高めることでしたら。
(1)その為の肯定的宣言(アファーメーション)を作成します。
(2)その肯定宣言を1日に3回、朝、昼、晩に肯定的宣言を心身をリラック
スして(脳波アルファ状態にするとより効果的に潜在意識にインプット
されます)10回唱えてください。
(3)そして、寝る前に、今日1日を振り返って、忍耐力に関するできたこと
をノートに一行記入する。
ここでの注意は、できなかったことでなく、できたことです。
このことを毎日1週間繰り返してください。
2週間目は、1週目の「忍耐」をあなたの潜在意識まかせて、次の項目に移り同様こ1週間続けます。
このようなことを続け、全項目が終了したら、再度、最初にもどり、再度行う。
このように繰り返すことにより、習慣化していきます。
この原則に従った考え、振舞えが自然とできている自分になっていることに気づきます。
その結果、あなたの幸せが引き寄せられてくるのです!!
<備考>
フランクリンの13徳
フラクリンは、下記の徳得るために1項目1週間に徹しました。
1.節制... 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
2.沈黙... 自他に益なきことを語るなかれ。
駄弁を弄するなかれ。
3.規律... 物はすべて所を定めて置くべし。
仕事はすべて時を定めてなすべし。
4.決断... なすべきをなさんと決心すべし。
決心したることは必ず実行すべし。
5.節約... 自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。
すなわち、浪費するなかれ。
6.勤勉... 時間を空費するなかれ。
つねに何か益あることに従うべし。
無用の行いはすべて断つべし。
7.誠実... 詐りを用いて人を害するなかれ。
心事は無邪気に公正に保つべし。
口に出だすこともまた然るべし。
8.正義... 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして
人に損害を及ぼすべからず。
9.中庸... 極端を避くべし。
たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎む
べし。
10.清潔... 身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。
11.平静... 小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静
を失うなかれ。
12.純潔... 性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、
これにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他
の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。
13.謙譲... イエスおよびソクラテスに見習うべし。
< 以 上 >
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日時:2011年6月13日 22:14
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