犬が舐めたり吠えたりする意味は?犬の行動と心理の関係
犬が舐めたり吠えたりする意味は?犬の行動と心理の関係
ワンちゃんの舐めたり、吠えたりする行動とその意味と心理について、お知らせします。
また、気持ちを知るコミュニケーションの取り方やヒーリング方法についてもご紹介させていただきます。
もっと気持ちを知りたい!もっと愛情を注ぎたい方!必見です。
1.愛犬は子ども同然!だからもっと愛情を注ぐためにできること!
ペットを連れてお散歩中の方々はみな「うちの子はね、~」といってワンちゃんの話をされています。さまざまな理由で飼われていると思いますが、家族同然に愛情をそそいでいらっしゃることがよくわかります。
ペットは人にとって癒しの存在であり、かつ彼らも飼い主によって元気をもらっている、双方にとって良い関係が毎日の生活を健全にしてくれますね。だからこそ、過保護にするということではなく、できる限りの愛情をそそいで共に元気に生きていきたいとお考えではないでしょうか。
日本のペット飼育世帯の現状
人間とともに、長い間生活をしてきたイヌやネコたちですが、今や日本の子ども(0~14歳)の数1553万人を抜いて久しいこともご存知ですよね。
下記の図は近年の飼育頭数を表しています。
2017年12月に日本ペットフード協会が発表した飼育頭数の最新統計調査では、20~70代全国の犬の飼育数は約892万匹、猫の飼育数は約952万6000匹と推計されることが分かりました。
2017年からネコの数が、イヌの数を上回ったことでも大きな変化です。これは、50代以降の後者の飼育世帯の減少が原因のようです。ただ、世帯数においては、犬(722万)のほうが猫(546万)を上回っています。これはネコを複数匹で飼っている世帯が多いということですね。この飼育環境は室内が84.4%ということです。多くの方が小型中型を室内で飼われているということです。
また、世界の犬の飼育数ランキングでは、1位がアメリカ、2位がブラジル、日本は9位とは発表されています。
ある専門家は、飼育環境や世話の課題などから、今後もネコの世帯数のほうが増えていくのではないかと予想しています。
癒しの道具にしないで!
ペットの存在のおかげで人間が元気になった、助けられたという話はたくさんあります。しかし、飼うことがブランドのバッグを持つことのように優越感を感じる道具になっているとしたら、それは愛犬にとっていい迷惑ですね。
ワンちゃんは常にあなたのご機嫌をうかがい、あなたに忠実に誠実でありたい、あなたが大好きでいたいという性質をもっているようですから、あなた自身も是非、それに応えて良い関係を築いていけるようにして頂けると嬉しいですね。
愛犬の病気は保護者が原因!?
昨今、動物病院でも、さまざまな治療法を試しても治らない症状や病気があると聞きます。ある獣医は、飼い主である保護者から受けるストレスによって、皮膚の病気になったり、保護者の忙しさから歯磨きが行き届かず歯周病になったり、そして、そこからいろいろな病気につながっていったりすることもあるようです。
ワンちゃんは、ご存知の通り話をすることはできません。なので、保護者が行動をよく観察して、その気持ちを察して対処していくことで、お互いのストレスを減らしていくことができます。そして、両者とも快適な生活を送ることができます。
ここでは、なめる、ほえるに関して、再度、その行動と心理や関係について確認していきましょう!
犬が吠える&舐める意味
吠え方というか鳴き方にもいろいろありますが、彼らは彼らなりの声の出し方によって、自分の気持ちを伝えようとしていますね。あなたもご自分のワンちゃんと過ごしている内に、わかってきたことも多いのではないでしょうか。
ほえ方やなめ方について、専門家の見識は次のようなものです。ご覧ください。
ワンちゃんの吠え方とその心理
今では室内飼いが多いので、遠ぼえを聞くことはほぼありませんが、昔、外で勝手に生きていた時代や放し飼いが多かった時代には、夕方になると、どこかの犬がほえればそれに対して応えるように、別のイヌが吠えるようなことはよくあったようです。
このようなやりとりは親しい仲間に自分の存在をアピールする意味があったり、或いは、自分の縄張りを知らせるための行為だったりしたようです。
また、その種類によって聴覚域が違うため、音に対する反応もさまざまなようです。例えば、ある犬は夕方の子どもたちへの「帰えりましょう」サイレンに対して、或いはパトカーや救急車の音に反応したり、特定の音楽に対して反応するものもいるようです。小さいころに捨てられて子どもにいじめられた経験を持つものは子どもの声を聞いただけで、つめ寄るようにほえる場合もあるようです。
その音が彼らに対して、どのような意味をもつのか、恐怖なのか、怒りなのか、楽しいのか、によっても、吠え方?鳴き方?が大きく違っているようですね。
前述の音楽に反応する犬は、飼い主によれば、ベートーベンの第九を聞くと、いっしょに実に楽しく歌っているように聞こえるということでした。
イヌは人間のように言葉は話せませんが、たくさんの種類の「ほえる」、「鳴く」を駆使して自分の気持ちを表しているといえますね。
その吠え方、鳴き方には一般的に次のようなものが見受けられます。
高いトーンで大きく短い「ワン」=★は嬉しい表現
飼い主が帰宅したときやお散歩中にお友達の犬に出会ったときの大きな「ワン」は嬉しいあいさつを表しています。口元を緩ませて笑っているような表情も見られます。
リズムよく連続で「 ★ ★ 」は楽しい声
お散歩や遊びの最中などで、弾むような感じの時には嬉しい気持ちのとき。目を輝かせ、機嫌よく左右にしっぽを振ります。
低いトーンで短く「ワン」「ウウウッ~」はやめてほしいという意味
人、犬などに向けて、「やめて!」と制止の意味を表しています。耳を上にピンと立て、体全体を緊張させることもあります。脅迫・挑発・警告(危険な状態。近づくなということ)
彼らはいつも好きな人の味方をします。例えば、散歩中に飼い主がうまの合わない人物と遭遇すると、その人に向かって吠えたり、唸ったりすることもあります。飼い主がいつもと違う様子であることを感じ取っているようです。逆にリーダーである飼い主が受け入れている相手には警戒心を抱かない傾向にあります。
数回連続して「ワン ★ ★」は警戒しているとき
来客を知らせるチャイムが鳴ったときなどに見られる、「誰か(侵入者)来たぞー!」を知らせる吠え方です。犬が危険を察知し、ピンと耳を立てて周囲を警戒している様子が見られます。
低い連続した「ワン ★ ★ ★ ★」は警告しているときの様子
まくしたてるような低い鳴き方は、対象物に対する警告です。「やめて! でなきゃ攻撃するぞ!」といった気持ちが表れています。「ウーッ」といった低い唸り声が混ざるときは、臨戦態勢に入っている状態です。
犬は、一般的に小型ほど、よく吠えます。臆病なのに気が強いことが多く、チワワなどは、その典型です。からだが小さいので自分よりも大きなものに対して恐怖を感じることが多いのでしょう。ただし、体が小さいほど、声は高くなります。
鋭く連続して「ワン★ ★ ★ ★」は何かを要求しているとき
飼い主や対象物に向かって鋭く短くほえるのは、強い要求の気持ちの表れです。要求を通そうと、執拗に吠え立てます。飼い主は毅然とした態度で忍耐強くしつけする必要があるでしょう。
また、犬が親しい人に向かってほえるときには、主に3つの理由があります。
ぼくをみてほしいとき、遊んでほしいとき、欲しいものがあるときですね。言葉が話せない赤ちゃんに話しかけるようにたくさんの声をかけてあげてください。
そして、ワンちゃんの要望がわかったら、それを言葉にして返してあげてください。そうすれば、保護者に好かれたい一心の彼らは、さらに満足するはずです。
その他のなき方と心理の関係
それ以外には、下記のような鳴き方もあります。
ニャー(幼児期)…産まれたての時には猫のような声に聞こえます。空腹や苦痛、寒気を感じているとき。
ゴロゴロ…満足しているとき。気持ちがいいとき。
キャイ~ンキャイ~ン…悲しげな長い遠吠えは、苦痛や恐怖を感じているとき。
ク~ンク~ン…痛み・恐怖・寂しさ・世話を求めているとき・動揺
悲しみに沈んだような鳴き方の場合…寂しくて夜鳴きすることもある。
音楽のように耳に心地よい声の場合…喜び・集団的な遠ぼえ
ウォーンというほえ方…なごやかな会話をしているとき。(とくにそり用犬の間で交わされている)
うめき声…極度の疲労、苦痛の除去を求めている。
低くて長い遠吠え…ビーグルなどの猟犬が獲物を追い詰めた時。
ハァハァとあえぐ。…気持ちが動揺したときや遊びに誘っているとき。(人間の笑いに似ているときもある)。
◆これらの情報は、以下の書籍を参考にしております。
『そうだったんだ!イヌの心理学』 日本文芸社 堀 明 著
ワンちゃんの舐める行動と気持ち
『犬から見た世界』(白揚社)の著者アレクサンドラ・ホロウィッツ(動物の認知行動学博士)は、自身とペットの日常生活の一部を次のように表現しています。
『犬がキスをする 舐めるのがパンプのコンタクトのやり方だ。
手を私に向かって伸ばし、その姿勢のままなめるのである。
帰宅して、撫でてやろうとかがみこむ私の顔をぺろりとナメてお帰りのあいさつをする。椅子でうとうとしていると、手をべろべろ舐められて目を覚ます。
走った後の私の足をすっかりなめて塩気をとる。
わたしのそばに座り、前足で私の手を抑えて、拳をこじ開け、柔らかなてのひらをナメる。
彼女にそうされるのがわたしは大好きだ。』
あなたのワンちゃんはどんな時にそうしますか。
口元を舐めるのは信頼の証
彼らの祖先であるオオカミの子どもは、食べ物をねだるときに、親の口元を求める習性がありました。この行動によって、親は自分の胃からある程度、消化された食べ物を吐き出して与えます。今もこの本能が残っていて、同じことを人間に対してとる場合があります。
それが儀式化(進化の過程でコミュニケーション機能を持つようになること)され、現在のような親愛を示すあいさつのようになったとも考えられるようです。つまり、口元をなめるのは、「性愛」の為ではなく「親愛」のために行われているということです。
こうした行動は、服従心や忠誠心の現れ?!
彼らにとって口元は、洋服を着た人間から臭いの情報を得られる唯一の場所です。
初対面の人の口元を興奮しながら舐めるのは、口元の臭いからその人の情報を得ようとしているとも考えられます。また、飼い主かどうかを確認している場合もあります。こういうときは、興奮状態であることも多いので、しつこいときには怒るのではなく、口元を遠ざけるようにします。むやみに怒ると関係を壊してしまいます。恐いと感じる人には、絶対にしません。
人の顔をなめるときの気持ち
人間の口は犬にとっていい匂いがするという専門家もいます。基本的には、好きだという愛情表現を表しています。その他、許してほしい、飼い主に落ち着いてほしい、おねだりしているとき、自分が不安だから落ち着きたい、などがあります。
人の手や腕、足を舐める
人の顔や口以外に、腕や足、手の場合もほとんど同じ愛情表現です。また、異物を取り除いたり、傷を癒やしたりする意味もあります。
母(親)が子をなめる
これは、清潔にするためではなく、ほんのちょっとの間離れていたあとでも、その間何をしていたのかを臭いで知る為であると考えられます。
下記は、父と子のこんな一場面です。
わが子が他のイヌとケンカして鼻面を負傷した直後に、父親が姿を現しわが子を舐めはじめたというもの。息子がけがをした場面を目撃していなかったにも関わらず、異変を感じとった父はケガをしたか所をナメてなぐさめています。
(写真右が父、左が子 )
(イヌの心理学 日本文芸社 堀 明 著から)
他のイヌをなめるのは?!
若い犬や臆病なイヌは、大きな恐そうな相手の鼻づらやその周辺を舐めて相手をなだめようとする策もあるようです。また、知り合いと道で出会った時には、リードに引っ張られながらも、あいさつの意味でお互いにぺろっとし合うこともあります。
★しかし、彼らの75%はパスツレラ菌という菌を口の中に保有。通常人は感染しても症状はありません。ただ、乳幼児や免疫力が弱っている時には気管支炎などを発症することもあるようです。なので、風邪をひいている時は避けたり、食器やスプーンの共有や唾液が交わるような過度なスキンシップはしない方が良いでしょう。
自分をなめる心理
自分の体を舐めるのは
犬も猫ほどではありませんがグルーミング※をします。自分の体を清潔にしようとしてやる行為です。その唾液は殺菌作用があるので、少し気になるところをきれいにしようとします。
※毛繕い(けづくろい):動物がからだの衛生や機能維持などを目的として行う行動。
舌を出して、自分の鼻を舐める
飼い主に叱られたときや見知らぬ犬が自分の方へやってきたとき。バツの悪いときや緊張状態の場合にこういう行動をします。
お尻をなめる
肛門嚢(肛門の左右にある分泌液が出る袋)に分泌液がたまり、痒くなるためにするようです。
◇回数が多い場合、特に小型、中型の場合は、次のようにサポートすることもできます。しっぽを持ち上げて、肛門の左右にコリコリしたものを親指と人差し指でギュッとつまんで、分泌液を出してあげる。とても臭いし、勢いよく飛び出すので、ティッシュを当ててしましょう。
自分の口の周り
たいていの犬は食後に自分の口の周りをぺろりとしてキレイにします。
ただし、マルチーズやミニチュアシュナイザー、トイ・プードル、日本スピッツなど、口周りにひげの生えている種類や白い毛の場合、飼い主が口の周りを拭いて、コームで整えてあげる事をお勧め。これらの種類は、よだれや汚れが原因で「よだれやけ」になりやすい体質です。特別な害はないそうですが、見た目がどことなく不潔でかわいそうに見えるので、手をかけてあげましょう。
体のある一部をしつこくなめる
犬はケガや皮膚病など体に異常を感じるところ、多くは痛みや痒み、匂いがしたりする場所を執拗にナメる習慣があります。その唾液には殺菌作用があるためなのですが、同じ場所を舐めたりかじったりしているときは注意が必要です。
例えば、「陰部」の場合もあります。その場合には、オスとメスで原因も違います。心配な時には、診察をしてもらいましょう。
ストレスで自分の体をなめる
運動不足や保護者とのコミュニケーション不足の場合もこのような行為をします。
【備考】人や他の犬など、自分以外のものを舐めるという行動は、彼らの気持ちを表している1つのカーミング・シグナルでもあります。Calming
Signalとは、Calming=落ち着かせる、Signal=信号・合図という意味です。ボディランゲージのひとつで、相手(イヌ・人)に対して、或いは、自分に対して「落ち着こう」という気持ちを表すサインです。敵意がないことを示すサインでもあり、不安を感じたり、緊張・興奮しているときに見られます。
愛犬の存在意義とは!?
このように、様々な行動を駆使して自分の気持ちをわかってもらおうとするワンちゃんは、本当に愛らしい存在ですね。
彼らをよく理解するためにも、日ごろからごはんや排せつ物などの量や質、散歩時の様子やその他の動作なども、よく観察しておく必要があります。
彼らの存在によって癒されるだけではなく、生きる気力が湧き元気が出たり、病気が改善したりする人もいます。小さい子どものように世話もやけますし、手もかかりますが、その存在によって、将来に対して希望を持つように促してくれる存在でもあると感じます。
そんな存在だからこそ、もっと、相手のことを知りたい、大切にしたいという気持ちにもなりますね。
犬と保護者との会話は可能なのか?
ペットに思いが伝わった事例
その愛犬がいつもと違って元気がない場合、あなたはどうしますか。
吐いたり戻したり、下痢をしていたら、もっと心配になりますね。すぐに病院に連れていけない時には、なお更です。そんなときに、ワンちゃんの気持ちを少しでも楽にできたり、安心させてあげることができたら、うれしいと思いませんか?
シルバメソッドの卒業生に、動物の気持ちを感じられる女性がいます。夫は獣医師で、西洋的治療で何をしてもお手上げの動物が現れると、彼女がそのペットの気持ちを読み取るのです。そして、その内容を飼い主に伝え、それが改善されると、病気が治るというのです。彼らも人間同様に心の病、ストレスによって病気になるということですね。
本当に、このようなことがあり得るのか?
動物と会話ができたという事例の一つをご紹介いたします。
動物園で三本指のテクニック※を活用してワニ、クジャクに伝達に成功。
岩本博子さん 主婦 香川県
※これは、瞬間的に脳波アルファ波状態に入る方法です。
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次は、愛犬を癒すことができた事例をご紹介します。
■ケースワークで父親の前立腺がんの回復、そして、ペットのイヌに変化!!
~~~ 不思議! ガンはどこへ
潜在意識の驚異。ビックリ体験!!
主婦 53才 茨城県
飼い主の心理を読み取る行動
イヌの帰巣本能やご主人様が帰ってくることを察知する能力、さらに家族の真剣な話し合いをいっしょになって、人間のように心配そうに聞く姿、飼い主が嫌いな人を見分ける力など、実に不思議な力を感じます。
これは、どのような力が働いている結果なのでしょうか。
人間は視覚的動物なので、五感の内、目から約8割の情報を得ています。ちなみに2位は聴覚 3位嗅覚、触覚 4位味覚です。
しかし、犬は、嗅覚が第1位です。その感覚の鋭さを考えれば、視覚は従属的であり、彼らがあなたを見ている時は、目で見ているのではなく鼻であなたを嗅いで情報をえているようです。また、味覚よりも聴覚のほうが勝っているといえます。
例えば、飼い主が毎日返ってくる時間がまちまちなのにも関わらず、10~20分まえになると、玄関で待っている。ご主人は車やバス、飛行機で帰ってくるのにである。
その嗅覚が人間の100万倍以上発達していようと、聴覚が人間の4倍であろうと、彼らが察知する能力が五感以外のものである場合も多々あることを天才科学者のルパート・シェルドレイク博士(あなたの帰りがわかる犬 工作舎)は著書の中で語っています。
博士は、この力をテレパシーやサイキック能力、ESP(超感覚的知覚)と表しています。多くの報告例や実験で得た情報をまとめて簡単にいえば、飼い主が「さぁ、自宅に帰ろう」という考えや感情を、イヌがキャッチしていると考えられると言います。つまり、主人の気持ちを読み取っているというのです。
もちろん、数分前に嗅覚や聴覚でキャッチしてわかる犬たちもいますが、そうではないイヌたちも多くいるということです。
動物とコミュニケーションができる不思議な力、その仕組みとは?
博士がいうこの「テレパシー」とは、どういうことでしょうか?
それは、心理学者ユングの表現を借りれば、普遍的無意識の働きといえます。この地球上のすべてのもの(本当はこの宇宙に存在するすべてのもの)と深い意識レベルでつながることができるということです。
つまり、このレベルでは、愛犬とつながれる、コミュニケーションができるということです。それは、潜在意識のことです。
私達は大別すると顕在意識と潜在意識の大きく2つに分けられます。前者はあなたが日常生活で主に目を覚ましているとき、日中活用しています。いしき的に何かを考えたり、思い出したり、行動しているときに使っています。後者は主に、あなたが寝ているとき、夢見状態のとき、日中でもボーッとしているときに働いています。
そのボーッとしているときを簡単なトレーニングによって、活用することができるようになります。詳細をお知りになりたい方は下記をご参照ください。
誘導音声「あなたを心身リラックス&脳波アルファ波に導きます」
↓ ↓ ↓
前章の体験事例は、そのトレーニングを実践したシルバメソッドの卒業生です。
また、ペットの他にも植物と上手にコミュニケーションをとれる人達もいます。なぜ、そのようなことができるのか、それらを理解する為に、下記の書籍をご一読ください。
著者は、潜在能力開発法シルバメソッドのアメリカの講師ロバート・B・ストーンです。研究の内容は、アメリカのポリグラフ※学会の元会長のクリーブ・バクスター氏です。
※ポリグラフとは、脳波、呼吸、脈拍、発汗などを同時に測定、記録できる装置。主に警察ではウソ発見器として用いられている。
あなたのワンちゃんも、何かしら不思議な力があることを感じたことはありませんか?
あなたの気持ちを理解しているような素ぶりなど。それはある意味当たり前の能力ともいえるのです。(決して、うちの子はバカ犬だから無理、とか考えないでくださいね。彼らとの関係にヒビがはいるかもしれないので・・・)
4)コミュニケーションは誰でもできるのか?
このような不思議な力は、犬や動物だけでなく、人間にも備わっている人たちがいます。いえ、その力は特別な人だけではなく、誰もが備わっているともいえます。
しかし、そういう力を普通は発揮できない人が多いので、一般的にはないとされています。ただ、近年アニマルコミュニケーターと称する人達がおもてに出てくるようになりました。
彼らのような能力を持っている人は、はるか昔から存在しました。また、トレーニングによって、その力を使えるようになった人達もいます。
彼らは、なぜ動物の気持ちがわかるのでしょうか。
それは、動物に周波数を合わせられるからです。つまり、潜在意識を活用して、動物に意識を集中させているのです。これは、あなたが愛しているペットのことをもっと大切にしたい、知りたいという気持ちがあって、かつ、あなた自身が愛犬を客観的に見られる冷静さをもつことができれば、その気持ちを知ることは可能です。さらに、前述の体験例のように、イメージ力によってのヒーリング効果を示す可能性も高いのです。
その方法は、決して難しいことではありません。次章では、そのやり方についてお知らせします。
愛犬にもっと近づくためのコミュニケーション術
一つ屋根の下に暮らしている者同士、つまり家族は、言葉は交わさなくても、影響を受け合う関係にあります。家族の誰かが病気で寝込んでいれば、なんとなく暗い雰囲気が漂います。家族はその影響を受けやすくなります。しかし、健康な家族が健全な体と心を維持し、病人に対して、励まし思いやりをもって接すれば、それをしないよりは、より早く回復することができます。
私達は、限られた環境の中で、個々のもっている雰囲気が強い方が影響を与えやすいといえます。
ですから、例えば、ペットが元気ない場合、心配ばかりしていては、家の中が暗くなってしまうので、ワンちゃんにとってもそれは良くないことになります。
心配・不安な気持ちはわかります。しかし、それによってあなた自身の心が弱り体を壊しては元も子もありません。
では、元気がない時にどうしたらよいのでしょうか。
まずは、医者に診てもらうことですが、診せたところですぐに治らない場合も多々あります。
そういう時に、深い意識レベルで、ワンちゃんとつながり、励ますこと、そして、あなたがそのレベルで、病気が良くなっている様子をイメージしてあげることです。
あなた自身を整えてチャレンジ
それを実践する上で、あなた自身が精神的にも肉体的にもリラックスしていることが必要です。
あなたが心身ともにより健全であってこそ、ペットの役に立つのです。
では、どのようにして心身をリラックスするのか、その詳しい方法は下記をご覧ください。
誘導音声「あなたを心身リラックス&脳波アルファ波に導きます」
↓ ↓ ↓
この方法は、あなたの体調を整え、ストレスを解消させる方法でもあります。
まずは、1日最低1回15分はこれを実践するように習慣づけていきましょう。
その上で、次に進んでいかれることをお勧めいたします。
尚、日ごろから瞑想に親しんでいる方は次にお進みください。
愛情を伝える&気持ちをリーディングする 実践方法
前節でお伝えした、こころとからだのリラックスができるようになれば、今度はワンちゃんに対して、実践していきます。この実践することで、より気持ちが伝わりやすくなり、愛犬は安心し、つながっているという絆を感じ易くなると考えられます。
これは、いつでも実践することが可能です!
つまり、日ごろから散歩のように毎日の日課にすることをお勧めします。この実践によって、お互いがより健全健康でハッピーに過ごせるように、役立つことと存じます!
◇◇◇ ペットが健康な場合 ◇◇◇
①心とカラダのリラックス
あなたが落ち着ける場所で、椅子に座り目を閉じます。深呼吸を約10回位します。この間、自分の吐く息、吸う息に意識を集中します。大きく息を吸って、ゆっくりとなが~く吐きます。(詳細は前述の心身のリラックス方法をご覧願います)
②愛犬を前に出す。
あなたの前に少し離れた位置(あなたから1~2m前)に思い浮かべます。
ワンちゃんに日頃の癒しに対する感謝の気持ちや愛おしい気持ちを伝えます。
その後、相手が何を感じているのか、心で聞いてみます。いろいろ問いかけてみてください。
問いかけた反応を感じ取ります。
(初めの内は練習だと思って、反応がよくわからなくても一定期間、続けてみる)
③あなたの想像力を発揮して、健康健全であるようにイメージする。
④最後は、とっても元気な時の様子をイメージして終わり。
(あなた自身のヒーリングも兼ねると、一石二鳥です)
◇◇◇ ペットの調子が悪いとき ◇◇◇
①②は同じ。
③A:すでに調子が悪いところがわかっている場合。
悪いところをあらかじめ、解剖図か何かで確認しておきます。
そして、あなたの愛犬のそこの部分に意識を集中してみます。※
出てくるイメージを素直に感じ取ってみます。
あなたの感じたその部分が、調子が良くなっている、或いは、健康になるようにイメージでヒーリングします。想像力を使って、楽しくします。アニメチックで構いません。
例えば、胃腸の調子が悪い場合、ワンちゃんの胃腸に意識を集中して、それを感じ取ってみてください。それをよく覚えておきます。
明らかに違和感、異常な感じがしたら、それが美しい臓器、健康な臓器になるように、想像上の薬をそこへ付けたり、あなたが勝手に発明した治せる最新機器で、健康な様子に戻します。或いは、新しい胃腸と取り換えてもいいし、ピカピカに磨いて臓器の汚れを落とすのもありだし、細胞を再生できる特別な光を当てても構いません。
B:どこが悪いかわかっていないけれど調子が悪い、悪そうな場合。
頭部の中を確認する場合には、額に意識を集中し、そこから頭蓋骨を想像し、脳細胞の中にイメージで入っていきます。もし、どこかに変な感じを受けたら、正常な部分と同じになるように、Aと同じようにイメージでヒーリングして元に戻します。
首から下の場合には、胸の中心に意識を集中して、体の中に入っていきます。
まずは、肋骨を想像して次に背骨、前足、後ろ足、しっぽの骨を確認していきます。
その次に、心臓を想像してみてください。リズムよく動いているかどうか確認してみます。その次が肺、胃、腸、肝臓(&胆嚢)、膵臓、腎臓、膀胱など、体の血液の流れ、全身の皮膚なども、チェックしてみます。※
悪いと感じるところがあれば、イメージ上で、改善を試みます。
④そして、そのヒーリングが終わるときには、あなたの想像力を発揮して、健康健全であるようにイメージします。ペットの笑顔とあなたの笑顔をイメージして、お互いがとっても元気な様子をイメージして終わります。
※…シルバメソッドでは、この行為を「マインドの投入」と呼んでいます。そのもの中に入り、主観的に感じていきます。これは誰でもできる方法です。
あなたの潜在意識を活用してどのようにイメージングするか?詳細は、下記をの無料メールセミナーを参考にしてください。
誘導音声「あなたを心身リラックス&脳波アルファ波に導きます」
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忙しいからこそヒーリングでもっと愛を伝えよう
前節の補足です。
◆②の時に、ペットが何を感じているのか、気持ちを聞いてみてください。
コミュニケーションをとる練習です。相手のご主人様はあなたかもしれませんが、存在を尊重して向き合っていきましょう。
例えば、今日のご飯は美味しかった? 体の調子はどう? 散歩は楽しかった? など。
あるいは、あなたが気になっていることがあったら、遠慮なく聞いてみてください。
例えば、散歩中にあった○○さんちの○○ちゃんに、たくさん吠えられて恐かったわね。とか、〇〇ちゃんにしつこく嗅がれて(なめられて)嫌だったんじゃない!?など。
よく前足(例えば)を舐めているけれど、痛いの? 痒いの?など。
(環境がゆるせば、声に出して聞いてみます。ペットがそばにいてもいなくても可能です。)
その反応は、あなたが直感で感じ取ります。はじめの内は、相手の感じていることを自分が勝手に想像しているように感じるかもしれません。
しかし、感じ取れることを信じて続けていきます。その内にいずれ正解であることがわかる日がやってくるでしょう。実践あるのみ、経験を重ねることが大切です。
尚、犬は、忠誠心が高くて純粋で素直な生き物です。ご主人様に好かれたい一心です。ですから、前述しましたが、くれぐれも存在を尊重して接していきましょう。下手に嫉妬をあおったり、軽い気持ちでいじわるしたり、からかう、バカにするなどしていると、精神的な不安や混乱を招いて健康にも影響するおそれがあります。結果、あなたの手をわずらわせることにつながる可能性がでてきますので、ご注意ください。
◆③④において、愛情をもって、そこが改善するように、あなたがリラックスをして実践してください。それによって、ペットはその気持ちをしっかりと受け止められるようになっていきます。
また、あなたが感じ取ったからだの中の「悪いところ」が事実かどうかは、病院の検査でわかる場合もあれば、検査データとして、出てくる前の段階で察知できる場合もあります。
まずは、からだの中のチェックに関しては、初めての場合には、正常かどうかもわからないと思うので、健康な時に何度かチェックをしておくことをお勧めします。あなた自身の感覚で確認しておくということです。
◆イヌ・ネコの傷病ランキング(2015~16年)でいえば、皮膚炎が第1位(約12%アイペット保険契約者対象アンケートにおいて)です。その原因としては、体質に合わない食事やシャンプーであったり、或いは、気になる部分を「なめる」「掻く(かく)」「噛む」の繰り返しによって、二次感染を引き起こし、長期に渡る治療になるケースもあるようです。
ですので、皮膚の弱い種類に関しては、すでに気をつけていらっしゃるとは思いますが、食事やシャンプーに関しては、本人に合ったものを使用していくほかありません。しかし、予防策として、毎日このコミュニケーションをとる、ヒーリングの実践をする時に、頭の先からしっぽの先まで皮膚が健全である様子をイメージしておかれることをお勧めいたします。
さらに絆を深めるためにできること
時間のゆるす方は、是非、直接的なマーサージもお勧めです。
イギリスの獣医師であるDr.マイケル・W・フォックス氏(「フォックス先生の犬のマッサージ」成量出版)は、人間においてもイヌにおいても、運動すること、遊ぶこと、食事をすること、触れ合うことは生きていく上での「栄養」であり、中でも、触れ合うことは特に大切な栄養素だと伝えています。愛情を伝えるそれが欠如すると、栄養が不足した場合と同じように、お互いがダメージを受けるというのです。
【フォックス先生の簡単なマッサージ方法】・・・・・・・・・・・・
穏やかな声で静かに語りかけることは、リズミカルにマッサージをするのと同じ効果をもたらします。なでることと同じく、心拍数を劇的に減少させ、筋肉の緊張を緩めます。
見知らぬ人からマッサージされるよりも、飼い主からされたほうがより良い結果がもたらされます。
犬をマッサージする前に私(フォックス博士)は両目を閉じます。エネルギーを充電するため深くて穏やかな呼吸を繰り返し、その呼吸に意識を集中します。
自分とイヌの気持ちが落ち着いたら、柔らかいブラシでやさしくブラッシングしたり、あたまの後ろからしっぽの付け根まで、手のひらでなでてゆきます。
背中の毛並みに沿って、ストロークします。
頭の後ろからはじめて、しっぽの付け根まで軽くゆっくり15秒かけて移動します。
これを何度か繰り返します。
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犬がマッサージを受け入れるまでには、時間と忍耐を必要とします。生後6か月くらいまでなら、慣れやすいですがそれ以上になると、慣れるまでに忍耐が必要です。
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◆なかなかマッサージを受け入れてくれない場合には、事前に1週間くらいイメージで、コミュニケーションを取って、マッサージをしてあげたいことを伝えておくとよいでしょう。
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■更に効果を高める為に、下記の応用編も実践してみてください。
背中をマッサージするときに、あなた自身の手のひらから目には見えませんが「気」が出ています。その「気」の色を想像して、手から流れ出ているところを想像しながらマッサージをしてみてください。
そして、さらにその癒しと愛の気:エネルギーがワンちゃんの体の中に入っていくところをイメージするとより効果的です。
手のひらから出る色は、あなたがいいと感じる色で構いません。その時の状態によって、色を変えてもOKです。
<備考>シルバメソッドの上級コースでは、健康改善・回復の目的でブルーホワイトの色を活用しています。また、心身のリラックス①は、慣れてくると瞬間的にできるようにもなります。ご参考ください。
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以上、これらを少しの時間で良いので、日々の生活の中に習慣として、取り入れて頂けたら最高です。あなたの愛犬に愛を伝えられる最良の方法でもありますし、お互いの病気へのリスクも減り、絆を深めあえる時間となります。
上記のワンちゃんとのコミニケーションやヒーリングが、誰でも可能か等を理解を深め、その為に心身のリラクゼーションを体験したい方は、下記のクイック体験セミナーをご活用ください。
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まとめ
ペットは人にとって癒しの存在であり、かつ彼らも保護者から元気をもらっています。双方にとって良い関係が毎日の生活をより健全にしてくれます。
■犬は、吠えたりなめたりするなど、行動で表現し伝えようとしています。
イヌのほえ方にも鳴き方にもいろいろありますが、彼らは彼らなりの声の出し方によって、また、なめる動作により、自分の気持ちを伝えようとしています。
お互いの生活をスムースに運ぶためにも、また、無用な心配や不安を抱えないためにも、よく観察をして、その理解に努めるようにしていきましょう。
・ワンちゃんの吠え方とその心理
・舐める行動とその気持ちを理解すること
彼らの存在によって癒されるだけではなく、生きる気力が湧き元気が出たり、病気が改善したりする人もいます。小さい子どものように世話もやけますし、手もかかりますが、その存在によって、将来に対して希望が持てるように促してくれる存在でもあります。
そんな存在だからこそ、愛おしいと感じるのですね。
その為に、動物との主観的なコミュニケーション法を活用していきましょう。
このような力は、犬や猫などの動物や人間にも備わっています。普段使わないから普通は使えないと思っています。しかし、この力は、特別な人だけではなく誰にも備わっているともいえます。
ワンちゃんとの強い絆を育むために、毎日の日課として下記の4つのコミュニケーション方法を取り入れてみてください。
■愛犬にもっと近づくためのコミュニケーション術
- あなた自身の心と体を整えてチャレンジ
- 愛情を伝える&気持ちをリーディングする 実践方法
- 忙しいからこそヒーリングでもっと愛を伝えよう
- さらに絆を深めるためにできること
以上が「犬が舐めたり吠えたりする意味は?犬の行動と心理の関係」でした。
<以上>
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