流行りに乗るな!インフルエンザ予防に効果がある食べ物は?

流行りに乗るな!インフルエンザ予防に効果がある食べ物は?

元気な体の女性

毎年12月頃から、インフルエンザが話題になります。

受験生や高齢者、またその介護者、そして、会社勤めの方、油断大敵です!

改めて予防に効果のある食べ物をチェックしてください。

その他、部屋の環境から睡眠、メンタルに至るまで含めて、準備していきましょう!

下記記事は、コロナ感染を防止、また、重症化しない為にも不可欠です。

流行りのインフルエンザと風邪の違いは?

1年中風邪をひきやすい人、毎年、予防接種を受けているのに、かかってしまう人、接種をしていても、全然症状は軽くない人、ほとんどかかったことがない人、いろいろな方がいらっしゃいます。

しかし、家族の誰かが感染すれば、うつってしまう可能性が一番高いのは家族です。お子さんをお持ちのご家庭は、学校から用意周到に注意するように言われているかもしれませんが、改めて外からの防止と、ウイルスが少々入ってきても簡単には発症しないからだづくりに努めていかれることをお勧めいたします。

インフルエンザと風邪の違い

普通のかぜとは異なり、突然の悪寒、38℃以上の「高熱」や、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の全身症状が現れるのが特徴です。大の大人が動けなくなるほどの症状がでる場合もあります。

尚、子どもはまれに急性脳症、高齢者は肺炎を伴い重症になることがありますので、要注意です。

簡単に普通の風邪との違いを下記に示しました。

 インフルエンザ風邪
主な症状咳、喉の痛み、鼻水、悪寒、

 

頭痛、

関節痛、筋肉痛、食欲不振、

全身倦怠感等/全身症状

クシャミ、喉の痛み、鼻水、

 

鼻つまり

熱、および熱型高熱38~40℃(3~4日間)ないか、もしくは微熱
悪寒高度軽度、きわめて短期
発症時期冬に流行1年を通じて
病原インフルエンザウイルスA、B、C型ライノウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、インフルエンザウイルスC型

ABC型の特徴と、予防接種、受診のタイミングについて

各ウイルスは次のような特ちょうがあります。

  • A:38℃以上の高熱、悪寒、関節・筋肉痛などを伴う。変異株が存在、増殖力が速い、感染力も強い、流行しやすい。
  • B:A型に次いではやりやすい。突然変異を起こさないため世界的な大流行を起こすことはない。しかし、症状は重く、数年おきに猛威をふるう。
  • C:感染しても風邪程度の症状。多くの人が免疫をもっている。

毎年多くの患者を出しているのはA型です。ここ数年突然変異の型が現れて恐れられていますが、抗ウイルス薬も進化してきています。それについては、後ほど触れますね。

また、予防接種に関しては、流行る前に打った方が良いですが、早すぎても遅すぎてもよくありません。ただ、ワクチンが足りない時期もあります。そこは受診する病院に問い合わせてから行かれることをお勧めいたします。

また、感染したかもしれない場合によく話題になるのが、はじめに受診した時には、インフルエンザではないと言われ、再度受診して感染していると診断された例が結構あるという話です。

2018年12月の某TV局の朝の番組で、この話題を特集していた時に、取材に応じた都内のクリニックの医師は、『かかったかな!?』と思ったら、最低6時間はおいて受診するようにと伝えていました。午前中にかかったかなと思ったら、午後の遅い時間に、午後に気が付いたら、翌日に受診したほうがよいといっていました。

しかし、クリニックによって、検査キッドが違うのか、検査項目が詳細なのかよくわかりませんが、症状がでたらすぐにきても90%の確率でわかるから大丈夫という医師もいます。

あらかじめ受診する予定の病院に、症状とそれが出はじめた時間を伝えて、確認してから受診したほうがよさそうです。

バインダーとペンを持った女性看護師

潜伏期間と人にうつす可能性がある期間

インフルエンザの潜伏期間は1~2日です。ただし、人にうつす可能性がある期間は、トータルで約1週間です。それは発症する1日前から始まって、熱が下がった後の2日間までの間です。特に発症日から3日間位が最も感染力が高いようです。

小中高校生は学級閉鎖や学校閉鎖になる時もあります。熱が下がっても2日間は登校してはいけないことになっているのは、まだ感染力が残っているからです。

医者の診断書がないと登校できないので、仕事の休みを取りづらい保護者は、やはり子供がかからないようにお互いが努力する必要がありますね。

最近の治療薬はすごい!

以前、10代への使用が中止されたタミフルは、2018年8月から服用は許可されています。話題となっていた服用した高校生の異常行動は、薬の副作用とは因果関係がないと判断されたようです。ただ、「重要な基本的注意」として「抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無、または種類にかかわらず、罹患時には異常行動を発現した例が報告されている」※と改められているようです。

つまり、薬の副作用とはいいきれないし、感染してしまった時には、人によって異常行動を起こす場合があるかもしれないので、どの薬を使ったにしても異常行動に注意してくださいという意味ではないでしょうか。

※Answers News 2018年9月18日より

また、話題になっている治療薬は主に下記の5種類のようです。

○吸入薬→「リレンザ」1日2回5日間、「イナビル」1回のみ
○経口薬→「タミフル」1日2回5日間、「ゾフルーザ」1回のみ
○点滴薬→「ラピアクタ」1回のみ

2018年度発売のゾフルーザが大きく話題になっています。その最大の特徴は、1回の経口投与で治療が可能な点のようです。

同じく1回の吸入でOKなのがイナビルです。何が違うかというとものすごく簡単にいえば、前者は、細胞内でウイルスが増殖するのを抑える作用があり、後者やタミフルは、細胞内で増殖したウイルスそのものを抑制する作用はないということのようです。

これらによって、ゾフルーザの「経口で1回」という利便性の高さが急速に普及していくことになりそうだと言われています。尚、耐性化への懸念はあるそうです。

環境からからだを守るための予防策

インフルエンザに感染している人が「くしゃみ」や「咳」をした場合には、下記の数ほどのウイルスが飛び散るようです。

  • 1回のくしゃみ(ハックショーン)で約100万個、
  • 咳(ゴホッ)で飛び出すのは約10万個

体内にどの程度入ってきたら、発症するのか、それは個人差がありますから何ともいえませんが、一般的な対策としては、下記のようなことを注意するようにいわれています。

◆ こまめな手洗いとうがい。…外出から戻ってきたとき。すでに家族で感染している人がいる場合にはまめに。ただし、洗いすぎは禁物。

◆ 外出時のマスク

◆ 予防接種(かかりつけ医と相談の上)

◆ 適度な室内の加湿・換気

◇休養(質の良い睡眠、ストレス解消)・栄養・水分補給

体力に自信があっても、受験生や高齢者、また、彼らの世話をしている人、家族は、より注意を心がけていきましょう。

ただ、上記の◆印は、よくいわれていることですが、これを徹底していなくても、かからない人もいるし、徹底しているのに、かかってしまう人もいます。

では、◆の予防をしているのに、うつってしまうのは何が原因なのでしょうか。

それをひも解いていく上で、「なぜ!イフルエンザが冬に流行するのか?」がヒントになります。

それを知ることで、より有効な策を立てることができます。

なぜ、冬に流行するのか? その3つの理由

雪の中にくるまった男の子2人

恐るべし乾燥! ウイルスが感染する仕組み

風邪やインフルエンザの原因はウイルス(=★)の感染によるものです。

★は水分を含んでいて、それが冬の乾燥した空気にさらされると蒸発してしまいます。すると重さが軽くなるために、空気中を浮遊しはじめます。

私達は、呼吸をしていますから、漂っている★を口や鼻から吸い込んでしまいます。すると、その中の粘膜に付着します。これは、夏でも起こりうる可能性があります。しかし、流行にはいたりません。

夏は、★が空気中に漂っている数も少ないということはもちろんです。冬は数も多いということと、乾燥によって、私達のからだにある変化が起こりやすい傾向にあるためです。

また、外気にさらされやすい手や顔などの肌あれがおこりやすくなります。それは、口や鼻の中も同様です。乾いた空気を吸うことによって、口や鼻の中の粘膜が大変薄いために、亀裂が生じ傷つきやすくなっているのだそうです。そこからウイルス(=★)が体内に侵入し増殖するために発症してしまうと考えられています。

つまり、冬は乾燥によって、口や鼻の中の粘膜が傷ついていることが多いので、そこから★が侵入して感染する可能性がものすごく高くなっているということです。

もちろん、傷ついていなくても大量に吸い込めばかかる可能性は高くなります。少しであれば、唾液が殺菌してくれるようです。

ただ、★が侵入してくるのは、口や鼻からだけではありません。例えば、食器洗いや掃除で、手荒れがひどくあかぎれになっていて、かつ体力がものすごく低下している時には、その傷からもうつることもあるようです。

手を洗いすぎると、油分が失われて余計に乾燥しやすくなります。ですから、家事はビニール手袋の使用やハンドクリームなどで、カバーすることを心がけていきましょう。

よって、冬に流行する理由、3つの内2つは、以下の通りです。

  • ①空気の乾燥によって、★が空気中にたくさん拡散しているから。
  • ②乾燥によって、粘膜や皮膚が傷つきやすくなっているため。

適切な湿度対策を!

湿度が40%以下の乾燥した部屋ではウイルス(=★)は30分間も浮遊し続けると言われています。ですから、湿度は50~60%になるように加湿器や洗濯物を上手く活用し保湿を心がけてください。

尚、加湿しすぎても、不快を感じます。温湿度計を設置しておきましょう。

年度色分け月別インフルエンザ感染率を表した折線グラフ

東京都の報道発表資料  2018年12月13日  福祉保健局

かかりやすい人とその年代

下記のデータから、わかりますように、圧倒的に免疫の少ない0~9歳までが多いです。毎年、全感染者の約7割弱を14歳以下の子供たちが占めています。

1~4歳…約15% 5~9歳…約38% 10~14歳…約15% 計68%

(2017年―18年)定点患者報告年齢階層別内訳(直近5シーズン)

年度別のインフルエンザ罹患年齢層別の棒グラフ

インフルエンザ定点医療機関から報告された患者の年齢階層別内訳

(東京都の報道発表資料2018-2019シーズンは第49週分まで)

子どもは、大人に比べて体力が弱いことと、種々の菌やウイルスに対しての免疫が少ないために、感染する確率が高いのもうなずけますね。ただ、熱が下がってしまえば代謝がいいので回復も早いものです。

その点、大人の場合には、ストレスがたまっている人や高齢者はとくに注意していきましょう。

免疫力の低下が、さらに感染を引き寄せる!

感染から私達の身体を守ってくれるのが体の抵抗力、即ち免疫力です。

これに大きく影響するのが体温です。

冬の寒さや疲れ、ストレスによって、体温が低下するとからだの代謝活動も低下します。すると、免疫力を担うリンパ液の流れが悪くなるので、免疫力が下がります。

寒いのを我慢しすぎても良くないし、暖かいところから急に寒い場所へ移動するなど、気温差の激しい場所への行き来が多くても、体力を奪われ、抵抗力が低下してしまいます。ですから、からだを温める工夫や寒暖差から身を守るための対策が必要ですね。

冬に流行する理由、3つ目は、以下の通りです。

  • ③体の抵抗力が弱まっているため。

ネガティブな思いが免疫力の低下を招く

「コロナ感染してしまうのでは」と、不安や恐怖にかられていると免疫力が低下します。

ストレスと言う観点でみると、様々なネガティブ思い(不安や恐怖等)、感情を常日頃感じている方は、自然とストレスが蓄積され、同様に免疫力が低下します。

ネガティブに考える癖を持っている場合には、ポジティブな考える習慣を持つことが健康だけでなく、物事を進める上でも、願いを叶える上でも非常に大切です。

ストレス開放の仕方は、下記の章で紹介します。

免疫の役割

抗体の役割

免疫は、病原体( 病気の原因となる細菌やウィルス)など、外からの異物を皮膚や粘膜でブロックして体内への侵入を防いたり、侵入しまった異物から身体を守ってくれ仕組みです。
更に体内で発生した病気に抵抗して癒す働きもあることらから、人が本来持っている「生体防御機能」と言えるものです。
血液中の白血球が免疫細胞をなって病原体を食べ尽くしたり、攻撃して破壊し、病原体を消滅させるだけでなく、同じ病気にかからないように抗体を作る働きもあります。
つまり、免疫が低下することは、病原体を退治する力が弱まり、インフルエンザや様々な病気にかかりやすくなってしまことを意味します。

予防をしていてもかかる原因は?

予防をしているのにかかってしまった人達は、万全にしていた「つもり」であったのかもしれません。

これまでの話をまとめますと、さまざまな要素が重なって感染してしまうということです。

冬の乾燥による口や鼻の粘膜、肌などの傷口からのウイルスの侵入、寒さによる体温低下が招く抵抗力や代謝の低下、激しい寒暖差が招く体力の消耗、毎日の電車通勤、通学、仕事の疲れ、ストレス、睡眠不足などによる免疫力の低下、偏った食事内容による内臓の疲れなど。

前述(3)の年代別感染率の棒グラフから、15歳から29歳までは他の年代に比べてその染率が低いことがわかります。それはからだの抵抗力があるためです。

よって、社内や学校、塾、自宅などの環境管理やマスクや手洗いなど、外からの侵入を防ぐことにばかり注意が行きがちですが、下記の図からわかるように、意外に軽視されがちな、からだの抵抗力を高めるという内からの体調管理、その対策をしていく必要があります。

ご存知のことも多いかもしれませんが、次章から改めて見直してみてはいかがでしょうか。

インフルエンザ予防対策と役割

体の免疫力・抵抗力を高める5つのポイント!

乾燥がおよぼす問題から身を守る為には、からだの抵抗力を高めるという内面からの対策も大変重要であるということです。あなたは、どの程度、気を使っていますか。

最近の免疫学では、過度のストレスが免疫力を下げる最大の原因だとされています。冬は寒いというだけでも、多くの人がストレスを感じます。

私達の抵抗力を保つ免疫力の要は、血液中の白血球です。

白血球は主に顆粒球(かりゅうきゅう)とリンパ球で構成されています。体内に細菌が侵入してくると、顆粒球がそれを飲み込んで、殺菌処理してくれます。

しかし、何かしらのストレスが溜まっていくと、交感神経が興奮して顆粒球が必要以上に増え、体内の有益な細胞までをも破壊してしまいます。その結果、全身の免疫力が低下してしまいます。

ですから、簡単にいえば、ストレスがたまり続けると、顆粒球が増えすぎて免疫力が低下してしまうということです。

ですから、免疫力をアップする為には、交感神経ではなく副交感神経を刺激する必要があります。そのポイントが下記の5つです。

①ストレスをためない。自分なりのストレスの解消法をいくつか知っておくこと。

②睡眠時間と質について。

③適度な運動をすること … 運動嫌いでもできる簡単な運動法の実践。

④身体の冷えを解消すること

⑤胃腸を元気にすること…食事量、たべ方、食べる時間について

①から④は、第4章で触れます。次の3章では⑤についてご紹介します。

予防に効果的な食べ物一覧

納豆ご飯と豚汁にキムチ

免疫力アップ、疲労回復、粘膜を強くする効果的な食べ物

流行りのインフルエンザ予防によい食べ物や飲み物にはどのようなものがあるのでしょうか。また、それらを摂取する目的は、三つあります。

  • 免疫力を高めること ⇒ ミネラルの摂取と腸内環境を整えること。
  • 免疫機能を調節する⇒ ビタミンDの摂取
  • 疲労回復すること ⇒ ビタミンCの摂取。
  • 粘膜を強くすること ⇒ ビタミンAの摂取。

かつ、摂取した物がしっかりと消化、吸収されることです。

(備考)免疫機能を調節する働きとは・・・体内に侵入したウイルスや細菌などに対して、過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進します。

このため、かぜやインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防にも関与することが分かってきました。
その他、がんや高血圧など、さまざまな生活習慣病を予防する効果も期待されています。

①腸内環境を整えること 一番肝心!

食材をご紹介する前に、腸内環境を整えることについて触れておきますね。

予防に効果的なものがいくつもありますが、一番気をつけなければならないのが、食べ過ぎです。

身体に良いものでもたべ過ぎてしまうと、それを消化するために多くのエネルギーを使ってしまいます。また、それによって、内臓が冷えたり疲れてしまう傾向にある為に、疲労回復が追いつきません。ですから、12月から忘年会があったり、年末年始でご馳走が並んだりしますから、気持ちはわかりますが要注意です。

このたべたい気持ちをコントロールするのには、次の4章のストレス解消法が役に立ちますので、ご参照ください。

また、感染して、高熱が出ている時に食欲がないのは当たり前ですが、無理やりたべさせようとする人がいます。水分補給は必要ですが、からだが欲していない時には、無理にたべることはおススメしません。

この時、全身の白血球内の顆粒球は、一生懸命インフルエンザウイルスと闘っているわけです。無理に食べると、消化不良を起こしたり、闘っている全身の血液が中途半端に胃腸に持っていかれて、退治するのに余計に時間がかかってしまう可能性もあります。

本人の意欲がでてきたら、消化の良いもので、下記の免疫力が高まるものを組み合わせて食べさせてあげてください。

②免疫力アップを助ける食材

穀顆や豆類を多くとれば、免疫力が高まる
米国国立がん研究所が、穀顆や豆類を多くとれば、免疫力が高まってがんが予防できる、かつアレルギーも抑えられるという研究結果を発表しています。 なぜ、穀類や豆類が免疫力を上げるのでしょうか。
実は、近年、腸内細菌がそのカギを握っていることがわかってきました。 腸内細菌は、これまで腸の働きにのみかかわっていると思われてきました。
しかし、これが分泌するある種の刺激物質が腸壁から吸収されて全身に送られることで、体じゅうの免疫細胞が活性化されるために、免疫力が高まることが明らかになってきたのです。
しかも、この刺激物質は、善玉菌が多いときよりも、善玉菌と悪玉菌がバランスよく共存しているときに最も多く分泌されるこがわかってきました。
悪玉菌と呼ばれてはいますが、それなりの存在理由があったというわけです。ボックスのコンテンツ

【ビタミンCを含む】

■天日干しのしいたけやきくらげ、鮭、いわしなどの魚類、卵黄などに多く含まれています。

■ビタミンDは1日20分程度、日光に当たることで体内でつくることができるので、散歩やウォーキングなど、外に出る習慣をつくりましょう。

【ミネラルとは】

タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミンと並び、5大栄養素の一つが「ミネラル」です。

ミネラルはたくさんの種類があります。取りすぎも禁物、少なすぎも良くありません。バランスが大事。一時期話題になったデトックスとは、有害なミネラルを排出することが目的です。

主なミネラルとして下記のようなものを意識的にとっていきましょう。

また、加工品を多く摂取すると、有害なミネラルが溜まりやすくなりますから、要注意です。

○カルシウム…牛乳、ヨーグルトなどの乳製品。豆腐、納豆などの大豆製品。小魚や海草類、緑黄色野菜(とくに小松菜)

○カリウム …ほうれん草、アスパラガス、ブロッコリー、アボガド、芋類、   海草類。

○鉄分 …カツオ、マグロなど赤身部分。牡蠣(カキ)、レバー、卵、大豆製品。

【穀物(米、麦)とは】

三大穀物が米、小麦、トウモロコシです。日本人は米がお勧めです。糖質制限をしていても食べ過ぎなければOK。パンよりも消化時間が圧倒的に短いので、胃にやさしいです。

【豆類とは】

よくスーパーで見かけるのは、さやいんげん、えんどう豆、大豆(豆腐・納豆)、インゲン、ソラマメなど。

豆ごはんにしたり、スナップエンドウは塩ゆでしただけでも、とってもおいしく食べられますよ! お子さまにも喜んでたべていただけるはず!

【発酵食品とは】

乳酸菌やビフィズス菌が多く含まれ、腸内環境を整えてくれます。身近なものがたくあります! ヨーグルト、チーズ、納豆、みそ、ぬか漬け、キムチ、酢、しょうゆ、日本酒、かつお節など。

かつお節+味噌汁

毎日1回、かつお節でだしをとった味噌汁を取り入れるだけもいいですね!

また、おかずに霧吹きで酢をかけて食べてみてください。酢の味はほとんどしません。簡単に酢が摂れます!

酢は血液サラサラ効果や抗酸化力があり、酸性に傾いた体をアルカリ性に戻してくれます。からだの疲れは、血液が酸性だと取れにくい傾向にあります。なので、お酢を上手に使って、からだの疲れを取りやすくしておきましょう!

【 緑 茶 】

緑茶に含まれるカテキンは、インフルエンザウイルスを不活化します。また、不発酵茶なので、発酵茶のウーロン茶や紅茶よりもカテキンが多く含まれています。さらに、エピガロカテキンガードという物質が含まれており、免疫力を向上させる効果があるそうです。水分補給には、1日1回は緑茶をお勧めします。でも、1度にたくさん飲むのではなく、回数を分けて少しずつ飲むようにすると、のどの抗菌にもなりますよ。

【ニンジンジュース】

β-カロリンを多く含有しており、抗酸化作用があります。スロージューサー※を使うと酵素が損なわれないそうです。ただ、お腹がゆるいときには控えましょう。リンゴやレモン、ハチミツとミックスして飲めばよりおいしくなります。

※スロージューサーの最大のメリット:野菜や果物の栄養素をあまり壊さずに摂取できること。生きたままの酵素を残せる。食材の酸化防止にも効果的。そのため、旨味や甘味をより感じることができる。

ビタミンCが豊富な野菜と果物

③疲労回復…ビタミンC ⇒ 抗ウイルス効果

果物、野菜

果物では、キウイフルーツやいちご、みかん、バナナ、りんごなどは果物のなかでもビタミンCが豊富です。ただし、冬場にたべる場合には、旬のもの、キウイやみかん、リンゴがおススメです。いずれも、果物だけの食事はおススメできません。

野菜では、小松菜、豆苗、パプリカ、パセリ、キャベツなど。

小松菜はおひたしにして、レモン汁とゴマをかけたら、さっぱりした一品が簡単に作れます。卵と豆苗を炒め合わせて、カニかまも一緒に入れれば、彩りも鮮やかな一品が簡単に作れます。パセリは少量でもいいので、ふりかけてとることができます!キャベツは、細切りにして、強火でサッと炒めるだけで、十分美味しい一品になります。

肉類では、レバーにも入っています。

レバーが苦手な人は、タンドリーチキンならぬタンドリーレバー(カレー粉とヨーグルトを混ぜて下味をつけて焼く)なら、お口に合うかもしれません。付け合せに、粘膜を強化してくれる緑黄色の温野菜(ニンジン・ブロッコリー・ピーマン)を添えてみてはいかがでしょう。

りんごジュース

りんごジュース…りんごも、ビタミンCだけでなくカテキンやポリフェノールが含まれていて、強い抗ウイルス作用があります。りんごに含まれるりんご酸には、疲労物質分解作用もあります。

オレンジジュース

果汁100%だと、インフルエンザウイルスにも、より効果的です。

はちみつレモン

レモンには抗酸化作用、はちみつには疲労回復の効果があるので、冬場はホットはちみつレモンがおススメです。身体も温まります。

④粘膜を強くする…ビタミンA

⇒目・皮膚・粘膜へのウイルスの侵入や炎症を防ぐ

緑黄色野菜

ブロッコリー、にんじん、ピーマン、かぼちゃ、ほうれん草、春菊など。

温野菜、おひたし、味噌汁の具材、サラダにできますね。

うなぎやあなご等

しっかり消化、吸収するための6つのポイント

健康に良い食べ物を取っても、しっかり吸収されなければ意味はありません。

からだが食べ物を処理する能力は、毎日の決まっておこる三つのサイクルが効率良く機能しているかどうかにかかっています。下記は24時間周期のからだのリズムです。また、1日のうちで最も活発になる時間帯を表しています。

  • 摂取(たべることと消化)  …正午12時~午後8時
  • 同化(栄養の吸収と利用)  …午後8時~午前4時
  • 排泄(体の老廃物と食物のカスの排泄)…午前4時~正午12時

食物の3つの処理サイクル

それぞれが活発に機能している時に、それを妨げることをすることは、エネルギーの浪費であり、せっかく食べたものの栄養が吸収・利用されないことになります。

ただ、それぞれ仕事の都合や生活のリズムがおありだと思います。絶対にこうしなければならないということではありません。できることは改善していくという目安にしていただけたらと存じます。

では、この3つのサイクルを正しく機能させる為に、誰でもできる6つのポイントをご確認ください。

【同化を促進するポイント!】

①寝る3時間前までにたべ終わること

日中の間に取り入れられた食べ物を吸収し利用しようとする“同化”が、睡眠中に行われます。この同化を正常に働かせる為には、少なくても約3時間空けてから寝るようにしましょう。3時間というのは、食べ物が胃から出て行くのに必要とする時間です。

また、“排泄”は、体から有害な老廃物や余分なたべ物のカスと取り除くことです。極端な表現をすれば、便秘が続けば体内に毒が蔓延していく状態を作ることになり、抵抗力は弱まってしまう方向へいきます。便秘についても、さまざまな要素が重なってなってしまうのですが、まずは下記をご参考ください。

②規則正しい生活をする

体が排泄を求めている時間帯にまで同化サイクルが延長されると、排泄のタイミングが妨げられることになります。よって、便秘が起りやすくなってしまいます。便秘がちな人は、気をつけましょう。

③水分は、なるべく果物や野菜から多くとる

体の70%は水で構成されています。冬は、体内の水分も不足していますので、夏のように汗をかかなくても水分の補給は大切です。ただ、その補給のし方がポイントです。

からだの3分の1の水分は、体内を循環する血液とリンパ液、細胞と細胞の間に存在する細胞間液に分けられます。これらの水分にのせて身体の隅々にまで酸素、栄養、ホルモン等が運ばれると同時に、不要な老廃物を排出する役目も果たします。

水分の補給には果物と野菜がもっとも良い理由は以下の2つにあります。

・体が要求する栄養素をたくさん含んでいるから。

・『排泄』の機能として、浄化・解毒をより働かせるため。

注)飲料水は果物や野菜の中に含まれる水分とは違うので、酵素や生命を保つ他の要素を細胞間までは運んでくれません。ただ、実際に果物と野菜だけでは不足してしまうので、白湯やお茶などで、十分補給してください。

鍋物や味噌汁など、野菜から出た栄養分をたっぷり含んでいる水分を薄めの味でいただくのもいいですね。

フルーツグラノーラとヨーグルト

④朝ごはんは、消化の良い果物、野菜を主にすること

朝ごはんに関しても、意見がさまざま分かれています。しっかりたべた方が良いという説と、たべるなら果物か野菜がいいとか。或いは、抜いた方がいいという説。

この食べ物の消化サイクルからすれば、消化に負担のかからない消化の良いもの(果物・野菜)をおススメです。

ただし、何十年も同じ生活スタイルで、健康に全く問題のない方はあえて変える必要はないでしょう。人によっても年齢によっても、その人や時に応じたとり方があるように、現在の食生活を変える必要があるという方、是非このサイクルを試してみたらいかがかなと存じます。

【消化を助けるポイント!】

⑤食事をしながら水を飲まない!?

胃の中には、食べ物を分解する消化液があります。水をいっしょに飲むと、これらの消化液が薄められてしまうことになるので、消化を長引かせてしまうということです。胃の中に長くたべた物が残っていると、胃もたれが起り、またまた余分なエネルギーをここで浪費することになってしまいます。

消化に必要なエネルギーは、毎日フルマラソンのカロリー、約1600キロカロリー以上が費やされているといいます。

食べ物がのどを通りやすくするための水分は重要ですが、水が消化を促進してくれるわけではないということです。

⑥一口30回以上、よく噛んで食べること。その意味は!?

昔から、よく噛んでたべるようにいわれますね。ただ、昔は口にする物自体が固いものが多かったともいえるので、噛むことは自然なことだったのです。

噛む必要があるのは、それによって唾液が出るからです。唾液の中には、外から入ってくる細菌を抑える抗体やさまざまな成分を含み外敵から体を守る役割を果たしています。

なので、インフルエンザウイルスが入ってきても、口腔、鼻腔内の粘膜が乾燥で傷ついていなくて、かつ、大量でなければ対処できるのでしょう。

その他、新陳代謝を活発にしてくれますので、肌荒れ防止はどころか美肌効果も期待できます。乳幼児のよだれの多さには驚かれると思いますが、彼らの肌をご覧になればご納得ではないでしょうか。

成人では1日1.5から1.8リットルの唾液が流れて出ているそうですが、年齢と共に唾液量は低下していきます。更に、日常の仕事や人間関係等でのストレスが減少に拍車をかけています。

明治・大正生まれの方などで、1回に付き80回位噛むのが普通という方もいらっしゃいます。ですから、じっくり味わいながら、楽しみながら食べることをお勧めいたします。

以上、6点は、日常的にできることですので、特に冬には実践をされることをお勧めします。

◆余 談◆

口臭が唾液で消える!?

口腔内に唾液が多くあると臭いがほとんどなくなります。悪臭には様々な原因もあるようですが、主には口の中の乾燥が要因のようです。つまり、潤っていれば、においはしないということです。

2018年12月に某TV局の健康番組のテーマに口臭が取り上げられていました。そこでは、アメを一粒なめるだけでも、その後すぐに消臭効果があることが口臭外来のあるクリニックの医師の実験でわかりました。これは応急処置的な対応ですが、乾燥は大敵ということです。

噛まない子どもたちは、将来、歯科矯正の可能性大

今や特に日本人は肉でもなんでも柔らかいものを好む傾向にあります。

よって、噛む回数が減っているので、あごや口周りの筋肉・骨格が育たないので、歯並びの悪い子どもたちが増えていることも事実です。

ウイルスに負けない効果的な心とからだの作り方

緑のバツとハートの下の木の人形

メンタルを鍛えて、感染が予防できるのか!?

「病は気から」と言われますが、本当はどうなのでしょうか。

ある40代の女性は、ここ10年間毎年インフルエンザにかかっています。毎年予防接種を受けているのにです。ちまたでは接種をしていてうつった場合には、症状が軽いと言われています。しかし、その女性の場合には、症状は接種しなかった時と同じ、毎年同じように高熱が出て全身症状も出るといいます。ましてや手洗いやマスクはほぼ1年中しっかりとしています。

彼女は、『今年もきっと感染する、でも辛いのは3,4日だけ、我慢していれば治る』とかかるのは仕方がない、自分はうつりやすい体質なのだと考えているようです。実はこの思い込みは大きく改善の余地ありです。

また、うつったら困るからと神経質になりすぎてストレスになってしまうのも逆効果になります。

一般的な予防をしていても、このようなメンタル的なことが大きな影響を与えることは事実あります。

これは、もちろん個人の体力や健康状態、環境によっても大きな差があります。

ガンの専門医であるアメリカのC・サイモントン博士曰く、『軽度のガンでも必要以上に恐れ、絶望感を長く感じていると、治療しているにも関わらず予想以上に早く亡くなる人もいる。逆に末期ガンであり、どんな治療もほどこしようがない人が、生きることへ何かしらの希望を見出して治ったという人もいる』といいます。

つまり、心の持ちようは大きくからだに影響を与える可能性が高いということです。

毎日のストレス(疲れ)を解消する簡単な方法

心と体は相互に影響し合っています。健康な体をつくるということは、両者のバランスを整えることでもあります。

ある医者は病気の9割はストレスが引き金になっているとも言っています。

ここでは、“心の側面”から体の抵抗力を高める為に、下記の3つをご紹介いたします。

1)隙間時間を活用した1日15分の簡単リラックス

2)ポジティブな考え方

3)質の良い睡眠のとり方

仕事が忙しく、睡眠不足になりがちな方は、週末にまとめて休息タイムをとるほうが返って、週明けにからだがだるく感じてしまうようです。

ですから、その日の疲れは、是非その日の内に、①の1日15分の簡単リラックスで、解消していってください。この方法で疲れが取れてきはじめますと、週末はしたかったことや家族サービスの時間を作ることができるようにもなるでしょう。

目を閉じて瞑想する女性

具体的には、下記をご覧ください。

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1)隙間時間を活用した1日15分の簡単リラックス

眠前か朝起きてすぐ、或いは昼食後など、あなたが約15分(基本)ほど、落ち着ける時を選んで実践していきます。

この方法は、基本的には椅子に座って、背筋を伸ばし、静かな環境で目を閉じて始めます。これは脳と心とからだをリラックスさせて、脳波をアルファ波に同調させて、疲れをとる方法です。

小学生から大人まで、時間さえ取っていただければだれでもできる方法です。

1回の時間は、もっと短くてもよいので、スキマ時間(通勤・通学などの移動時間・入浴タイム)や休憩時間を使って、こまめに実施してみてください。

例えば、午前中1回、午後昼休みと夕方までに1回、夜1回など。

…医学的に1日に15分脳波をアルファ波状態にすることによって、通常のストレスによる疲れは、解消されることがわかっています。

■ストレス・疲れに対する実践の効果

  • ストレスを随時、解消するので、1日の疲れ度合が徐々に軽くなっていきます。
  • 副交感神経が優位に働くようになりますので、血流がよくなり、自然と体全体が温かくなります。免疫力が高まっていきます。
  • 心とからだに余裕ができるので、気持ちが前向きになっていきます。

それ以外の効果については、下記をご参照ください。

誘導音声「あなたを心身リラックス&脳波アルファ波に導きます」

↓ ↓ ↓

潜在意識を活用して望みを引き寄せる9つのレッスン

■具体的な進め方は、下記のステップ1~3です。

◆ステップ1:始めに、心とからだをリラックスします。

静かな場所で椅子に座り、目を閉じます。大きく深呼吸をしてください。

ゆっくりと10回位行います。

この時の大切なポイントは、呼吸に意識を集中することです。息を大きく吸って、ゆっくりと静かに長く吐くようにしてください。(後述しますが、腹式呼吸が望ましいです)

これで、心とからだが徐々にリラックスしていきます。そうすると、自然に脳波が下がり、ベータ波からアルファ波に移行していきます。アルファ波が出ている時には、体が自然に温かくなり、心がとても落ち着いた気持ちよい状態になります。

ステップ1は、あなたの心のケアをしていくのに、一番重要なステップです!これを実践するだけでも、他のさまざまな効果が実感できると存じますので、丁寧に実践して下さい。詳細は下記をご覧ください。

心とからだをリラックスして脳波をアルファ波にする方法は下記をご参照ください。疲れやストレスを解消し、心を穏やかにしていきます。さらに、さまざまな効果も期待できます!

誘導音声「あなたを心身リラックス&脳波アルファ波に導きます」

↓ ↓ ↓

潜在意識を活用して望みを引き寄せる9つのレッスン

◆ステップ2:呼吸に意識してください。

呼吸は、ゆっくり静かに吐き、1秒ほど止めて、ゆっくり吸います。吐く方に時間をかけることがコツです。

この状態を最小5分程行ってください。

◆ステップ3:終わりの宣言

次のことを宣言しながら終わります。「 」内の言葉は、心の中で宣言します。

「今から、私は1から5まで数え、指をならします。その瞬間、目をあけます。ハッキリと目覚め、爽快な気分で完全に健康です。前より一層良い気分です。」

それから、ゆっくりと

「1、2、3」

「5を数えた時、私は目をあけます。ハッキリと目覚め、爽快な気分で完全な健康を感じます。前より一層よい気分です。」

「4、5」(指を鳴らす)目を開けます。

「ハッキリと目覚め、爽快な気分で完全な健康を感じます。前より一層良い気分です。」

元気取り戻した会社員の男女

2)ポジティブな考えに切り替える

ストレスを作る主な原因は、あなたの脳にあります。あなたの周囲で起こること、見えるもの、耳にすることに対して、ネガティブに捉えてしまうことです。

物事は、全て現象にすぎません。それが良いことだ、悪いことだと決めているのは、あなた自身です。

不安、恐怖、心配、イヤッ、面倒くさい、きたない、大変、なんで私が!などを頻繁に感じる場合は、疲れやすくなります。これは自分でストレスをどんどん作って、ためこんでしまっているパターンです。

このようなメンタル状態であれば、免疫力を弱めてしまいます。少しずつ改善していきましょう。

ここでは、ネガティブな気持ちになったとき、瞬間的にポジティブな気持ちに切りかえるとっても簡単!な方法をご紹介します。

■具体的な進め方は、下記の1~3です。

①気持ちを切りかえるキッカケ『信号・サイン』を決める。

例えば、何かがうまく行ったとき、ガッツポーズをしたりしますね。一般的によく使われている行為(仕草)でもいいし、ラグビーの五郎丸選手がキックする時のような、あなただけの特別なもの、どちらでもよいです。

ポーズの例として、その他に、

・グッドサイン、ピースサインなど。

・拳をグッとにぎる。

・笑顔をつくる、笑う。

・「大丈夫、何とかなる」といって胸に手を当てる。

・「私は変わる!」と宣言する。

・大きく深呼吸する。

etc

あなたがやりやすいものに決めてください。

②キッカケを潜在意識に記憶・プログラムをする。

キッカケの信号を決めたら、それをあなたの潜在意識に記憶・プログラムしていきます。

前節の方法(ステップ1)で、目を閉じて心とからだをリラックスさせて、脳波アルファ状態にもっていきます。(アルファ波状態かどうかにこだわる必要ありません)

次に、下記の言葉を数回唱えます。

「私は、この決めたポーズ(実際にそのポーズをとる)をとることで、

気持ちを前向きに切り替えることができます。私にはそれができます。」

これを、日々、心にプログラムすることを繰り返してください。

この言葉は、あなたが言いやすい言葉で作ってくださってもOKです。

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【 備 考 】

私達は1日の選択、決定の約95%は潜在意識が決めています。意識して頭で考えて決定しているのは、なんと5%に過ぎないのです。

従って、上記のポーズを潜在意識に記憶させることにより、それをすることによって、反射的に感情を切りかえることができるようになります。

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③ネガティブな感情、考えが浮かんだときに実行する

面倒臭い、イヤだなぁ、逃げたい、拒否したい、腹が立つ!などのネガティブ感情が湧いてきたら、あなたが決めたキッカケ『信号・サイン』の行為をします。

その時は、次の手順で行います。

・ネガティブな感情が生じた。

例えば、仕事でミスをして、上司に叱られて、落ち込んだ。

・気持ちをプラスに切り替えるポーズをとる。

例えば、「グッドサイン」をする

・気持ちが前向きになる言葉を考えます。それを心の中で宣言をします。

上記の例でしたら、次のような捉え方はいかがでしょう。

『私は再度同じミスをしない。そして、ミスを挽回する活躍をする。』

『このミスから学び、私はもっと仕事ができる人になる!』

『一喝入れてくれた上司に感謝、改めて気持ちを入れ替えて取り組もう』

など。

この1~3の一連の流れで、ネガティブな感情が出てきたときに、決めた『信号・サイン』をして、気持ちが変われば成功です。

何度か上手くいかなくても、気にしないで一定期間は、「ポーズをとることで、自分の気持ちは変えられる」と信じて実践してみてください。

少しでも以前より前向きになっていれば、成功だと考えていきます。

そうすれば、徐々により早く気持ちが切り替わることを実感できるようになるでしょう。

<備考>シルバメソッドの卒業生は、三本指のテクニックを活用してください。

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【 備 考 】

ここでは、あなたの考えをどう変えたら前向きな気持ちにできるか、ということが大きなポイントですね。今後の人生の流れを良くしていきたい方には、是非トレーニングをお勧めいたします。

ひとつ言えることは、嫌なことが前に立ちふさがったときに、それを誰かのせいにしたり、仕返しをしようとしたりしても、それは前向きな姿勢ではないということです。損得で考えれば損!になります。

気持ち的には、相手をギャフンと言わせることで前向きに変わる人もいるかもしれませんが、からだの健康面や人生の流れからすれば、マイナスに傾きます。

また、下記の課題で深刻な問題を抱えている場合は、次の記事もご参考ください。

1)ビジネスの問題  2)人間関係の問題  3)健康上の問題

1)ビジネスの問題⇒仕事の成功・改善の一覧:29記事

「仕事ができる人とできない人の決定的な差は? それがビジネス成功の秘訣でもある!」

「仕事に行きたくない時はどうするべき?」

2)人間関係の問題⇒人間関係改善の一覧:10記事

「人間関係のストレスと不安で眠れないあなたへ」

3)健康状の問題⇒健康回復・改善の一覧:9記事

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ベッドで睡眠中の女性

3)睡眠不足を解消し、質の良い睡眠をとる方法

寝ている時に感染に対する免疫系が賦活します。

その点で、睡眠は非常に重要です。

寝る時間はあるのに、夜更かしが続いているということはありませんか。寝不足そくは現代病とでもいえるでしょう。

常にスマホを手にし、時間のある時にはスマホを見、眠前ギリギリまでスマホづけ。

体内リズムを考慮して、規則正しい生活をしていきましょう。体の抵抗力をもたせ、ウイルスに抵抗できる為に大切な習慣です。

【 睡眠の量と質がポイント 】

質を高める為には、体内リズムを考慮して、規則正しい生活をすることです。そのために、食べ物の3つの処理サイクルも踏まえて、寝る時間と起床時間を決めることです。

それを決める目安として、睡眠中に起こる次の三つの生理現象を踏まえていきましょう。

  • 午前3時から明け方にかけて、ブドウ糖や脂肪をエネルギー源に変換する為にコルチゾール(ホルモン)が分泌されます。
  • 古い細胞を新しくする為に、午前0~3時頃に大量の成長ホルモンが分泌されます。これは美肌に欠かせないホルモンです。即ち血液循環がよくなることにも通じます。
  • 夜11時ごろからメラトニンというホルモンが分泌され、睡眠を安定させると同時に体温が下がります。そして、朝が近づき外が明るくなるとその量が減少し、体温は上昇してきます。

この3つを考慮すると、午後11時ころから7時間前後がベストな睡眠時間ということになります。

◆熟睡を邪魔する要因を取り除く!

食事は寝る3時間前までにすませること。

その理由は、食べ物の3つの消化のサイクルには、摂取、同化、排泄の3つがあります。日中、取り入れたたべ物を吸収し利用しようとする“同化”は睡眠中に行われます。3時間というのは、それが胃から出て行くのに必要とする時間だからです。

以上のことを考慮して、質の良い睡眠をとってください。

◆なかなか寝付けない方は、次のことを実践してください。

心配事や不安があって眠れない人や、いつも夜更かしをして、深夜に寝る習慣がついている人へ

寝る直前15分前に、前節①の「心とからだをリラックスする方法」を布団の中で行います。

ただし、ステップ2では次のことをイメージしてみてください。

・嫌な思いを手放す

風船を思い出して、心配・不安なことで、ふろ思い浮かぶイメージを、その中に入れ、大空に飛ばします。空高く飛んで、小さくなったら、風船をパチンと割って消してしまいます。寝られるまで繰り返します。

ポイントは、風船が割れるところを楽しむこと。

これは、眠前にするので、ステップ3はする必要はありません。そのまま自然に寝てください。

<備考>シルバメソッドの受講生は、睡眠のコントロールを行ってください。

OKサインを出している若い女性

免疫力を高める腸を効果的に働かせるコツ

腸は免疫を司る器官で、第2の脳とも呼ばれることがあります。

特に便秘がちな人、冷え症の内臓冷えタイプの方は、下記のことを配慮していきましょう。

  • 食物繊維の量を増やすこと。
  • 腹式呼吸の習慣をつけること

…腹膜や横隔膜が鍛えられると、排便に必要な腹圧が高まります。大腸に便をため込むと悪玉菌が増えるので、免疫力を弱めます。

また、下記のこともあわせて実践してください。非常に効果的です。

◆腸内をイメージでヒーリングする方法◆

前節①の「心とからだをリラックスする方法」ステップ1は同じです。

ステップ2…イメージで、自分のからだの胃の中に入ってみます。

胃カメラなどで、自分の胃の中を見たことがある人は、きれいな胃の中の画像を思い出してください。そして、自分の胃の中がすべてきれいで健康な胃壁になってキラキラ光っているところをイメージします。

これと同じ要領で、小腸・大腸もイメージしていきます。

小腸では、あなたに必要な栄養分が吸収されているところを楽しみながら想像します。そして、大腸では、リズミカルな蠕動運動が起っていることを想像し、排便に必要な水分が順調に吸収されているところをイメージします。

また、小腸も大腸も両方とも活力があって、健康的に働いているところを漫画チックで構いませんから、あなたの想像力を働かせて、イメージしてみます。

ポイントは、楽しんですることです。

そして、最後に、胃・小腸・大腸、すべて元気でキレイになってあなた自身が良かった!と思ったところで終わりです。

さいごにステップ③で終わります。

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【 備 考 】

イメージを使う2つの理由

私達のからだの臓器は、普段の意識とは関係ないところで動いています。それは、潜在意識がコントロールしています。脳波をアルファ波状態にし、潜在意識にアクセスしたところで、腸が活発に機能しているのが当然というイメージを積み重ねていきます。

それによって、腸の活動の健全化を促進していきます。効果は個人差がありますが、食事の改善や生活の改善と合わせて実践することでより効果を発揮します。

二つ目の理由は、リラックスをすることで、副交感神経を刺激することです。そうすれば、腸の機能が活発化し、健康を取り戻していきます。

詳しく知りたい方は、下記のCDと冊子をご活用ください。

↓ ↓ ↓

腸内洗浄イメージトレーニングCD

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体の冷えを改善し、血液循環を良くするポイント

入浴の効果、体がリラックスし、温めることにより免疫系の賦活することが分かっています。

その観点では、冷え性は、免疫力を低下を図ることになるなります。そのため、冷え性か万病の原因だとも言われています。

冷え症は、からだの血液循環が悪い結果起こるものです。健康で長生きを目指す方は、万病の初期症状と捉えて、しっかりと対処していきましょう。

インフルエンザにかかった場合にも、回復が遅れたりなかなかすっきりと治りにくい傾向にあります。いつまでも疲れやすい、風邪様症状を引きずるなど。他の病気も併発しやすくなります。流行り病にかかりにくくするためにも改善していきましょう。

冷え症の方は、冷え性解消する為に下記の記事を参照ください。

↓ ↓ ↓

『【チェックシート付】足の冷え症の原因と6つの改善方法』

 

雪降る季節の白い時計台

まとめ

寒さ的にみれば、地球温暖化で日本の冬も暖かくなっているにも関わらず、毎年のように流行し大勢の人達がかかっています。それは、やはり寒さだけではなく乾燥が大きな原因であることが伺えます。

改めて外からの感染防止と、ウイルスが少々入ってきても簡単には発症しない身体づくり、かつメンタルを鍛えることをお勧めいたします。

予防対策の上でのポイントは、インフルエンザが何故、冬に流行するのかを考えると見えてきます。

それは二つ、乾燥した空気と寒さによるからだの抵抗力の低下です。

一般的なインフルエンザ予防対策として、環境から身を守る方向と、もう一つは、病気になりにくい感染しにくいカラダづくり、メンタルづくりが大切です。

【 環境から身を守る一般的な対策 】

◆ こまめな手洗いとうがい。…外出から戻ってきたとき。すでに家族で感染している人がいる場合にはまめに。ただし、洗いすぎは禁物。

◆ 外出時のマスク

◆ 予防接種(かかりつけ医と相談の上)

◆ 適度な室内の加湿・換気

◇ 休養(質の良い睡眠、ストレス解消)・栄養・水分補給

なぜ、冬にからだの免疫力が弱まるのか?

それは、乾燥による口や鼻の粘膜、肌などの傷口からのウイルスの侵入、寒さによる体温低下による抵抗力や代謝の低下、室外と室内の寒暖差による体力の消耗。

それに加えて、普段のストレス(毎日の電車通勤、通学、仕事の疲れ、ストレス、睡眠不足などによる免疫力の低下)や偏った食事内容による内臓の疲れなどです。

それらに対して、下記の実践をお勧めいたします。

【 からだを乾燥から守り、免疫力を高める対策 】

◆ウイルスに負けないからだをつくる

1.食事内容の見直し

  • 免疫力を高めること ⇒ ミネラルの摂取と腸内環境を整えること。
  • 疲労回復すること ⇒ ビタミンCの摂取。たべ過ぎ飲み過ぎ注意!
  • 粘膜を強くすること ⇒ ビタミンAの摂取。

2.食べ物の取り方

たべた物がしっかりと消化、吸収される為の“食べ物の処理の3サイクル”をもとに、摂取の時間と睡眠の関係、たべ方、量を見直すこと。

誰でもできる6つのポイントの実施。

◆ウイルスに負けない心をつくる

「病は気から」が当てはまる人たちがいることは事実なので、メンタルを鍛えて、感染を予防することが大切です。その為に下記の誰でもできる3つをご紹介しました。

1.毎日のストレス(疲れ)を解消する簡単な方法

  • 隙間時間を活用した1日15分の簡単リラックス
  • ポジティブな考えに切り替える
  • 睡眠不足を解消し、質の良い睡眠をとる方法

2.免疫力を高める腸を効果的に働かせるコツ

…腸内をイメージでヒーリングする方法

3.体の冷えを改善し、血液循環を良くするポイント

感染を予防するには、環境やたべものからのアプローチだけではなく、メンタル面も重要なことを知って頂き、心も鍛えていかれますことをお勧めいたします。そうすれば、より万全な策となるはずです。

以上、流行りに乗るな!インフルエンザ予防に効果がある食べ物は?でした。

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