定年後&老後の過ごし方と好きな仕事の見つけ方とは?
定年後&老後の過ごし方と好きな仕事の見つけ方とは?
定年後の人生はあなたにとっての最終章。しかし、からだも心もまだまだ元気なはず。あなたの自由意思による本領発揮の「時」がやって来るのです!それを応援する為に、あなたの余力の引き出し方と定年後&老後を楽しむ過ごし方、更に好きな仕事の見つけ方をご紹介していきます。
目 次
定年後の人生、どこまで考えておけばいい?
老後の過ごし方、ぼんやりは危ない!
現在の50代は、同じ会社員でも、その立場はさまざまです。しかし、これまで一生懸命、家族のため、或いは自分の今後の為に働いていらっしゃったことと存じます。
また、誰もが60代以降の人生が気になっていらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、具体的にどうするかまで考えていない方が約8割。実際に何の考えもなく定年を迎えた人達の多くが、準備不足に後悔しているという調査結果もあります。
「これまで何十年も忙しく働いてきたから、60代以降はのんびりと過ごしたい」というその気持ちもよくわかります。
しかし、多くの60代の人達がいざ、定年を迎えた後、燃え尽き症候群のように何もする気が起きなくなる人たちもいます。逆に、急に何もすることがなくて、不安になったり耐えられなくなる人たちもいます。
あなたはどのような過ごし方を望んでいますか。
何十年も仕事をされてきたあなたならおわかりかと存じます。本来、人間は根本的に、誰かの役に立ちたい、誰かから必要とされたい、そういう気持ちをもっています。それを自分で認識するために、仕事や趣味を通して、人と関わり合っていきたいのです。
しかし、忙しい毎日を送っていると、目の前のオアシスでいっとき休みたくなるのもわかります。休んでもよいです。でも、休み続けないでください。その後のことを今からしっかりと準備していきましょう。
ここでは、その見つけ方の一例をご紹介していきます。
定年後から始まる!未知との遭遇
寿命を約80歳と少し短く見積もって、定年後から計算すれば、その間約20年もあります。これまで約40年会社勤めをしてきたなら、その半分が老後に待っているわけです。しかも全部自由に使える時間ですから、現役で仕事をしていた時間と同等分あると考えることもできます。
20年もあれば、違う技術や能力を1から習って、現役並みに磨くことができる時間です。
まさしく、第二の人生、未知の世界が開ける可能性が十分あります。
また、人生を20年スパンで考えれば、起承転結の「結」の歩みになります。
一般的には、健康面から考えれば、多少の落ち度はしかたありません。しかし、能力的には「好きこそものの上手なれ」というように、ものによっては一人前になれるほどの余地は十分にあるのではないでしょうか。
これまでに培ってきたものも多いはずです。好きなこと、面白いと感じることを見つけて、次の2つの財産を活かしながらあなたの最終章を紡いでいきましょう。
【定年後のあなたの2つの財産】
- 自由という時間
- 拘束されない。
- 会社やその人間関係などのしがらみがなくなる。
- 知識・経験・お金
- 約40年間の社会での経験や知識、培った能力がある。
- 退職金、年金があるので、経済的不安は低い。
- 住宅ローンも払い終わっていれば家賃の心配がない。
- 子供が自立していれば、教育費の負担もない。
自由だからこそ、計画的に!
定年後の人生、老後という言葉には抵抗があるかと存じます。その毎日をどのように生きていくかはあなたの自由です。
しかし、自由だからこそ、「面倒臭い」とか「大変」とか言っていると、いつまでも先延ばしして、ことが進まないことも多いに起こり得ます。
人生最後の章です。是非、計画を立てて行動に移して行きましょう。
あなたがすでに、したいことが決まっているとしても、あなた自身をもっとよく知ることで、これからの仕事の選択や過ごし方に好影響を与えることができます。
詳しくは第3章の過去を振り返るワークを実践してみてください。
その中から、今後へのやりがいや生きがいを見つけ、実際に充実した過ごし方ができることを応援しております。
1946年に54歳の波平さんから見た生物学年齢は、今、はるかに若くなっている!!
老後にプロを目指す!?
ほとんどの人は、人生が輝いていた時期はすでに終わったと考えています。
何をするにしても、「今からでは遅すぎる」「大したことはできない」と考え、諦めてしまいます。
生き方にケチをつける気は毛頭ありません。しかし、人生の最後をあきらめた気持ちで過ごしたいですか? 20年は長いですよ。生まれた赤ちゃんが成人するまでの時間です。
体が思うように動かなくても、できることはたくさんあります。
何事にも、先に自分から限界を作らないように要注意ですね。
2019年に91歳になる西本喜美子さんは、70歳から認知症予防!?に写真家である息子からカメラを持たされ、写真を撮り始めました。撮り方や加工の仕方を若い人たちと一緒に学びました。
彼女の自虐タイプの写真が話題となって、一躍有名写真家です。写真集や展覧会、講演会も開かれました。始めた時にはきっとそこまでできるなんて思っていなかったことでしょう。
彼女の場合は、やり始めたら面白かったことと、自分でもできるという自信がついたこと。一緒に学んでいる人たちと交流したいという気持ちが、これまで続けてこられた理由のようです。
「面白い」「興味がある」「つながりたい」という欲求からの見つけ方ですね。
彼女の写真が多くの人を楽しませ、かつ、その存在が高齢者に希望を持たせ、若い人たちに感動を与える存在になりました。
謙虚に素直に生き直してみる
自分が楽しいこと、面白いことをしていて人の役に立つのです。何が人の役に立つかわかりません。何がしかで有名にならなくても良いではありませんか。あなたが自立して元気な老後を過ごしているだけでも、世の中の役に立っているということです。
あなたなりの人生の見つけ方があるはずです。
しかし、せっかく与えられた時間の無駄遣いをしないこと。なんとなく過ごさないことです。
とにかく、人生はまだまだ経験していないことだらけ。60の手習いで、謙虚に生き直し、死ぬまで挑戦を続けることができます。
定年後の心構えで大切なことは、以下の2つです。
・自分に限界を決めつけないこと。そういう言葉を言わないこと。
・自分が面白い、やりたいと思ったことに素直に「チャレンジ」すること。
本記事では、老後をエンジョイするための『仕事』『お金』『健康』、そして、それらを支える『思考方法』についてお話していきます。
老後の過ごし方~大切な心構え
仕事も趣味も、「今」を楽しみながら生きる!
1)「あり」と「きりぎりす」の両立
イソップ童話で有名な「アリとキリギリス」には、様々な結末のバージョンがあるそうです。
夏の間、アリはせっせと働き冬に備えます。一方キリギリスは、夜毎バイオリンを弾きながら歌を歌い、楽しい夜に明け暮れます。やがて冬になり、食べものがなくなってしまったキリギリスはアリの家を訪れます。アリはキリギリスにどう接したでしょうか?
この童話から、子どもの頃に『先々のことを考えて、しっかりとまじめに働かないと駄目だよ』という人生訓を刷り込まれました。将来、困らないようにコツコツ真面目に働く人生は、紛れもなく尊いことで、日本人の美徳ともされてきました。
しかし、実にさまざまな側面で時代は変わってきました。今や働き過ぎはうとまれる時代です。かといって休みが増えても、楽しみ方を知らない人や自己管理ができない人は、TVやネットサーフィンで無駄な時間を過ごしてしまいがちです。
また、節約や倹約を重ねて、せっせと働いて貯金をたくさん貯めていても、お金を使う楽しみを知らなければ、そのお金は一向に使われることがなく死に金にさえなりかねません。
老後の人生の有意義な過ごし方には、アリのような自己管理能力とキリギリスのような日々を楽しむ能力、その2つが必要だということです。
2)今日一日の命『一日一生』で生きる
そのアリとキリギリスの結末で「キリギリスは、冬になって食べものがなくなったら、得意の歌とバイオリンでコンサートを開き、アリにチケットを買ってもらって乗り切った」というバージョンもあるそうです。
腕を磨いていたからこそ、コンサートを開くことができたということですね。
趣味であってもプロを目標とした意識でやれば、上達にも大きな差が出ること間違いありません。きっと、青春時代や新入社員時代に感じた、一生懸命生きることの気持ちよさや大変さ、そして、その喜びや面白さも再び感じられるはずです。
さあ、満足のいくセカンドライフを歩む秘訣は、『一日一生』です。
今を楽しむ習慣づくりを始めて行きましょう。具体的には第4章でお知らせ致します。
セカンドライフで好きな人生を送るための4つの心構え
老後という言葉は使いたくないですが、定年後の人生を豊かに過ごしていく上で大切なことがあります。
それは、あなたの心が「楽しい」「おもしろい」と感じることに注目をしていくことです。
また、何かしら働き続けるにしても、趣味にしても、大変だけれども「やりがいを感じること」に時間やお金を使っていくことがお勧めです。
人生は楽しいことばかりではありません。年齢を重ねると、それなりに健康や仕事面での不安要素も大きくなっていきます。
しかし、下記のことに注意をすれば、あなた次第で、毎日を幸せな気持ちで終わることができるようになります。
・・・足るを知る・・・
今あるもの(からだ、能力、人間関係、仕事、財産など有形・無形を含めて)に感謝すること。
・・・他人と比較しない・・・
あなた自身の楽しみは何か、それを知って、そこに時間とお金を費やしていくこと。あなたはオンリーワンの存在ですから。
・・・人やもの、イベントなど、あなたの周囲にある情報に興味を持つこと・・・
そこから学んだり、工夫したり、応用したり、行動したりしていくこと。自ら、『私は、もう年だから関係ない』という気持ちを消していくこと。
・・・ゆっくり急げ・・・
(古代ローマの初代皇帝アウグストゥスの言葉)
これは、ひとつひとつのこと焦らず進めていくこと。
あなたのペースで、怠けず手を抜かず、日々進めていくこと。
あなたが最後を迎える日まで、望んでいる生活を送るためにできることをしていきましょう。
定年後の過ごし方~シニア3つのタイプ
さて、ジャーナリストの溝上憲文氏によると、定年を迎えたシニアは、大きく以下の3タイプに分かれるそうです。
① 挑戦型
② 悠々自適型
③ 成り行き型
【 挑戦型 】
再就職先を熱心に探したり、ボランティア活動をはじめる、地域(町内)活動など、第二の人生に積極的に、世界を広げようと挑んでいる人。
【 悠々自適型 】
例えば、夢だった田舎暮らしや自給自足生活を楽しむ、趣味三昧など、好きなことをして暮らしている人。
【 成り行き型 】
これという計画もなく、好きなことがあるわけでもなく、毎日をなんとなく過ごしている人。
溝上氏によれば、定年を迎えた8割の人は、”成り行き型“だといいます。
このタイプにもさまざまな人がいますから、一概には言えませんが、次のようなリスクが高まる可能性があります。
・社会との接点が少なくなることによって起こる可能性があるリスク。
脳を使うこと、自ら思考することが減るため認知症になりやすい。また、人との交流が減ることで、うつ状態になりやすい。
・外出や運動の機会が減ることによって考えられるリスク
筋力の衰えが進み、骨折や記憶力の低下。生活習慣病の悪化。生きる気力の低下。
この記事をご覧のあなたには、①挑戦型や②悠々自適型の生き方を選択して頂きたいですね。
そのためにも、あなたの「好きなこと」や「やりたいこと」を真剣に見つけて、行動に移していきましょう。お金があっても何もしたいことがない、自分の居場所がないことほど、辛いことはありません。
成り行き型“予備軍”にならないための過ごし方
現在、あなたが会社員だとしたら、会社の仕事をしていない時の時間をどのように過ごしていますか?
定年後の時間管理は、自分でしなければなりません。会社を辞めたらすぐにできるわけではありません。「いっときゆっくりしてから考えるか…」では、多分前述の成り行き型になってしまうでしょう。
また、好きとか嫌いに関係なく、これまで会社の仕事を一生懸命にしていた人は、自分の興味あることやすきなことがよくわからない、見つけ方もわからないという人たちが多いです。
それらは、すぐに見つかるとは限りません。自分で実際に情報を収集して、体験してみるなど行動してみることをオススメします。
今、自由にできる時間をつかって、是非それらを試したり心構えを自分の血肉にする時間に当てていただきたいのです。
つまり、下記のことを自然にできるように習慣化していきましょう。
a.自分のすきなことを探り、定年後にどう活かしていけるか情報収集して考えること。実践してみること。
b.セカンドライフで好きな人生をおくるための4つの心構え(本章の(2)参照)を自分の信念として血肉にすること。(何度も繰り返し、読み直す意識して過ごすこと。書いてどこかに貼っておく。)
c.a,bを実践するための良い習慣を身につける方法を知ること。 (詳細は第4章にてお伝えいたします)
具体的には、後の章にて説明していきますね。
定年後の好きな仕事の見つけ方
好きなことを仕事にすることは、あなたの使命!
あなたが経済的に働かなくても生活していけるとしても、何かしらあなたのすきなことや得意な分野で、仕事をしていかれることをお勧めいたします。
なぜなら、冒頭でもお伝えしましたが、人間は根本的に誰かの役に立つことで、心の底から喜びを感じるからです。それがあなたが気に入ったことであったり、面白いなと思うことであれば、一石二鳥、いや三鳥かもしれません。
ただのんびりと時間を過ごすのに20年はあまりにも長すぎます。
ですから、定年後は適度なお休みを確保しながら、生涯現役で、世の中の役に立つ存在で居続けること。
それがあなたに命が与えられている使命であるとも言えます。
生涯現役を視野に入れた過ごし方
生涯現役をお勧めする理由は、3つあります。
一つは、社会とつながって、人の役に立つことにより、自分の存在価値や居場所を確保できること。これは社会への奉仕にもなります。
二つ目は、好きな仕事やあなたの強みを活かした仕事は、やりがいを感じ、より大きな満足感や喜びを実感しやすいので、生きる気力につながっていくこと。
三つ目は、その対価として収入を得られること。そのために、脳を使って思考し、行動するために健康管理もより注意することになるので、いつまでも元気でいられる可能性が高くなる。
もちろん、ボランティア活動でもよいです。しかし、だれかの役に立つことによって、お金という対価を得るほうがやる気が継続し責任感が生まれやすいと言えます。また、経済的な側面で不安な人は、安心につながります。
<ウインストン・チャーチルの言葉>
人間は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築き上げる。
老後に必要な資金を計算していますよね!?
定年後の過ごし方にどれだけのお金が必要か、当然計算されていますよね!?
TVや雑誌などで、専門家が様々な情報を提供してくれています。しかし、その数字だけを鵜呑みにして、振り回されないで下さい。
実際にあなたの家庭の収支をざっくりと試算をしてくださいね。
例えば、あなたが正社員で40年以上勤めて60歳で定年を迎えた場合、家は持ち家で定年時にローンを完済、子供達も自立していればという設定では、現在の年金制度でもらえる金額プラス、毎月約10万円前後の収入があれば、普通の生活ができると試算している専門家(フィナンシャルプランナー)もいます。
これは、年金がもらえない期間を考慮していませんので、ご注意ください。
しかし、これからあなたがどんな暮らしをしていきたいかによって、この金額は変わってきます。一応、下記を参考に試算してみてください。
→「あなたのお金を分析してみよう」<参考>
<参考記事>人生100年老後資金いくら必要…金融庁の指針案(2019年6月) 下記の表は、1モデルです。 下記のモデルの数値をあなたに適した数値に入れ変えて計算してみてください。不足分はいくらになるかを知ることが大切です。 |
↓ ↓ ↓
二つの仕事の仕方、あなたはどちら派?
さて、あなたが好きなことを仕事にしていく上で、その形態としては主に二つあります。
①再就職 ②起業・自営業
1)再就職
会社によっては、現在いる会社にそのまま65歳まで、嘱託という形で働くこともできますね。多くの方がこの選択をされます。
もし、生涯現役を目指すなら、その先も視野に入れて選択していきましょう。
また、上記のような選択肢がない場合、別の職場を見つける必要があります。
再就職先の見つけ方としては、単純に収入や慣れている仕事だからという視点ではなく、“好きなこと”や“やりがい”“やってみたい”という面をメインにして選ぶことをお勧めいたします。
それはあなたの新たな才能の見つけ方でもあります。ハッキリと気づいていなかった素晴らしい才能の開拓や開花に繋がる可能性があります。
その為には、あなた自身がすきなことや、自分の強みを知ることはとても大事です。
次節の「好きなことを仕事にする発想」でそれをあぶりだしてみてください。
その上で、あなたの存在が活かせる職場を見つけていきましょう。
最近では、人手不足で困っている企業も多く、経験や知識のあるシニア層を求めている会社も増えてきているようです。
ただ、直ぐに望む企業が見つからなくても焦らずに、「必ず、見つけるぞ!」という意識を持って探してください。誰にも適材適所適任があります。
セカンドライフをあきらめの時代にしてはいけません。
2)起業・自営業
2つの経営手法としてXY理論を提唱した ダグラス・マクレガーは、 下記のように言っています。
・・・・・・・・・・・
・起業(自営業含む)は、自分の価値観を満たそうとするために、自然と意欲や知恵を引き出しやすくなる。
・やらせられ感がなく、成果を得るために、一生懸命に自ら率先して仕事をする状態になる。
・・・・・・・・・・・・
あなたの年齢は定年を迎えても、体も能力もまだまだ鍛え甲斐があります。
まずは、あなたが好きなことは何か、何が強みで、できることは何か、それを考え客観的にも情報収集していきましょう。それに関しては、次の章で探って行きます。
ここで考える起業とは!
退職金や預貯金など、投資できる金額や人脈や知識・技術などによって、一概にはいえませんが、最小のリスクでやっていく副業的規模のビジネスから始めることをを考えてみてはいかがでしょうか。
起業・自営業を考える二つの発想視点・見つけ方
- 好きなことをビジネスにする発想 →【1】
- 現役時代の経験や技能を活用する発想 →【2】
ご参照ください。
好きなことを仕事にする発想 【1】
これから、あなたがどのような仕事をしていくことがより良いのか。次の2ステップで、自分自身をもっと客観的に観察していきましょう。
最初のステップは、あなたの“すきなこと”を認識する作業、その見つけ方です。
1)私の「好きなこと」の見つけ方
まずは、ビジネスにつながるかどうかは考えないで、あなたのすきなことや楽しいと感じたことを思い出していただきます。
子供の頃から現在まで、楽しい、嬉しい、やりがいを感じたことを下記の順で棚卸ししていきます。
・・・・・・・・・・・・・・・
幼少期 → 小学生 → 中学生
→ 高校生 →大学生
→ 社会人20代•30代•40代〜
→ 現在
・・・・・・・・・・・・・・・
進め方は以下の通りです。
①テーブルの上に白紙と鉛筆を用意します
なるべく静かな場所で、集中できる環境で取り組んでください。
②イスに座って目を閉じて、深呼吸をゆっくりと3回してください。
腹式呼吸が出来る方はそれをしてください。
これで、心と体をリラックスさせます。これは心と体の疲れをとる基本の導入方法で、脳波をアルファ波状態導く方法です。※
普通、過去を思い出してくださいと言われても、少しは出てきますが、多くは出てこないものです。ですが、リラックスをすることで、過去の記憶が出てきやすくなります。
備考1> なぜ、リラックスをすることで、過去を思い出しやすくなるのか、詳しくは下記をご参照ください。
↓ ↓ ↓
= = = = =
備考2> ※心と体の疲れをとる基本 脳波をアルファ波状態導く方法
↓↓↓
③幼少期から現在までを回想します。
改めて、これからあなたが何をするのか、心の中で思い出してください。
『私は、これから過去から現在までを振り返ります。私が心から好きだ、楽しい、嬉しい、やってよかった!と感じたことを思い出します。』
現在まで進めたら、ゆっくり目を開けてください。そして背伸びをして、意識をしっかり戻します。
④紙に書き出していきます
過去から現在まで、心から好きだ、楽しい、嬉しい、やってよかった!と感じたことを列挙してください。
注意:書き出している最中に新たなことを思いだしたら、追加してください。
10代:運動することや体を動かすことが好きだった。
結構、緻密な作業をすることもすき。
20代:みんなで○○を達成できた時の一体感が忘れられない。
ひたすら○○の本を読んでいることが幸せだった
30代:自分で工夫して○○をしてみたら、大きな実績を上げることができた。
・・・
50代:ペットの毛を撫でている時がいちばん癒され幸せを感じる。
などなど。
⑤ ④で書き出した中から 共通点を見つけ出します。
例えば、共通点。
色々な場所へ出歩くこと。人に何かを説明したり紹介すること。本を読んで、自分で作ったり実践すること。それを友人や知人とシェアすること。お互いに刺激し合うこと。工夫したり、イメージして新しいことに挑戦すること。などなど。
その鍵になるキーワードを探すことです。そうすると、キーワードには、共通点があることに気づきます。
その共通点の見つけ方として、次の問いかけをしてみてください。
「そのプロセス要素は何?」
「それの何が好きなの?」
この二つを問い続けてみてください。
例えば、私の場合を考えてみましょう。
小学校の時
●飛行機作りが楽しかった。
「そのプロセス要素は何?」
→組み立てる →完成する
→組み立てたものが実際に飛んだ
→優勝した
「なにが好きなの?」
→物を作ること。初めからできているものではなくて、自分が考えて、より長く飛べるように工夫したり改良したりすることが楽しい。
●30代の時、社員研修を任されたときにやりがいを感じた。
「そのプロセス要素は何?」
→研修内容を考える →過去の研修を調べる
→他の会社の研修を調べる →資料を仕上げる
→・・・ →・・・ →研修日進行する
→ 研修終了後アンケート結果での評価が高かった
→部下たちの仕事に対する意欲が高くなった
「なにが好きなの?」
研修の内容考えること。社員がやる気を出す内容を調べたり考えたりすること。自分が指導したい内容をレクチャーすること。社員の顔色が喜びに変化していくところを目にすること。
などなど。
私が楽しい、好き、おもしろい、やりがいを感じることのキーワードは、「物作り」「情報収集」「工夫」「改良」「創造」「講義の中身を考えること」「講義すること」「人がやる気を出していくプロセスを間近でみること」「同僚や社員をサポートすること」
などです。
サラリーマン時代は、メーカーの研究開発の職についていました。
確かに、商品を開発するという点では、1日中考えても苦にならず、楽しいことでした。
あなたが素直に、楽しい、好き、おもしろい、やりがいを感じるキーワードは何か、探ってください。
⑥ ⑤で出てきた共通のキーワードから、あなたの強みを探り出します。
上記で浮き彫りになったキーワードを眺めて、本当に自分が好きなこと、得意なこと、やりがいを感じることを整理してみます。
ここまでを整理してみると改めて、あなた自身が喜びを感じる共通点が明確になるはずです。
それを今後のビジネスをする際の判断材料にしてください。これからあなたがしようとしている仕事の中に、その共通点を見い出すか、或いは、なければ組み込めないか工夫したり考えたりしてみます。
⑦ これだけはしたくない、嫌いなことを書き出す。
最後に、これまでを振り返って、これだけはしたくない、嫌いなことも同じように深掘りしてみてください。
そして、⑥と同様に、これから仕事を選択する際の判断材料にしてください。
.
2)起業・自営業するための商品・サービスを知る5W1Hの方法
もし、あなたが起業したいと思うなら、下記の5W1Hを使って考えてみてください。
前節であぶりだしたあなたの好き、楽しい、おもしろい、やりがいなどの共通項が生かせる商品、サービスを検討していきます。
それを発想したり具体化、評価する為に、5W1Hを活用していきます。
When:いつ、 Where:どこで、 Who:だれが
What:なにを、Why:なぜ、How:どのようにして
■あなたが提供する商品・サービスを5W1Hで具体化してみよう!
何を売るのか、その見つけ方の前に、ふまえておかなければいけないことがあります。それは、下記のことです。
………………………………………………………………………
あなたが何かを「売る」という行為は、
顧客のニーズを満足させること。
即ち、お客様の悩みを解決したり、望みを叶えてあげることです。
………………………………………………………………………
だから、あなたの売りたいものを必要としている人たちがいなければ、商売は成り立たないということです。
では、あなたが好きなことに関連したことから、どのような悩みを解決してあげることができるのか?
そして、あなたは、なぜ<Why>それを売りたい、提供したいのか、その理由を明確にしていきます。その上で、問題を解決する商品やサービスを考えていきます。
◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
では、次の二つ質問に答えてください。
1)「あなたの関心のある好きな“こと”は何ですか?」
2)「それに関連して、あなたが困ったことや他の人が問題としていることは何ですか?」
例えば、日曜大工が大好きで、ちょっとした机やイス、修繕などが得意だとしたら。
1)→シンプルな机、イス、棚作り。戸棚、下駄箱修理、ペンキ塗りなど。
2)→作る手順やどのような木材、材料、工具が必要なのか。手順をわかりやすく教えてくれるところ。工具の名前や使い方のコツ。ものが出来上がるまでの大雑把な時間。安く手に入れる方法や店があれば知りたい。女性でもできるかどうかなど。
ここで出てきた2)があなたが何かしらを提供したい理由<Why>になります。
◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆◆◇◆ ◆◇◆
では、あなたが提供したいものを具体化していきます。
その中に、あなたの過去を振り返った時の好き、楽しい、ワクワクする、感動するなどの共通項を商品やサービスの中にあるかないかを確認していきます。もし、なければ、それらを組み込むことはできないかどうかを探っていきます。
では、先ほどの5W1Hの質問で、商品・サービスを具体的にしていきます。
- ①What :何を売りますか?それはどんなモノですか? <有形・無形>
- ②Who :誰が必要としているものですか? <顧客のターゲットを絞る>
- ③When :いつから販売しますか? <それを提供する日時・期間・頻度・スピード等は?>
- ④Where :どこで販売しますか? <場所、場面、販売ルート等>
- ⑤How :どのように販売しますか? 販売チャネル、集客方法は?<手段、テクニック、ハウツウ、媒体、等>
例:
- ①→日常大工に関する悩みを解決する。それに関連する工具のアフィリエイト
- ②→サラーリマン 小学生を持つ親子 主婦
- ③→1年中
- ④→ホームページ、口コミ、地域新聞
- ⑤→ブログ、SNSを組み合わせて集客する。
■需要がある商品・サービスかどうかを評価し、改良していきます。
次のことを調査し、目標を決めます。
これは、より強い動機付けや目標達成に向けて意欲を高めていきます。
1.目標:何時までにどのくらいの収入(月)を叶えたいですか?
そして、その願望が叶った時のあなたの利益や恩恵は何ですか?
※後者があるから、前者の具体的な数字が出てきます。適当にこれくらいあったらいいなではなく、その収入の使い道が具体的であるほど、願望が強くなります。
2.商品・サービスの調査
•市場があるかないか? 伸びているか?
•競合は多いか少ないか? ※ニッチ市場に絞ることを考えましょう。
※例:主婦の小物作りというニーズが強い、主婦をターゲットにした工具、材料に絞る。
現役の経験や技能を活用し、定年後の好きなビジネスに改造する【2】
1)これまでにあなたが積んできた経験や技能を棚卸しする。
あなたがこれまでに積んできた経験や技術で、人に提供できることを挙げてみます。
どんな些細なことでも構いません。同僚や知人、家族にも聴いてみてください。そして、ざっくばらんに書き出して見ます。
2)あなたの強みを生かした商品・サービスは何か?
前節2)の「起業・自営業するための商品・サービスを知る5W1Hの方法
」その見つけ方を活用して、同様に検討してください。
但し、好きなこと関連だけではなく、あなたがこれまでに身につけた技術、資格、経験を含めて考えていきます。これは新たなビジネスの発想となります。
効率的な再就職先や商品の見つけ方などに迷った時
あなたが再就職するにしても起業するにしても、決めるまでに迷いが生じたり、どれを選択したらいいのかわからなくなってしまうことがあります。
例えば、選択肢がいくつかあって、どれに決めたらいいのか。或いは、自分の好きなことも、強みもわかったが、起業して何を販売したらいいのか。販売するものは決まったが、どのような形に仕上げたらいいのか、など。
そのプロセスの途中で、決め手となる情報やアイデアが欲しい時が多々あります。
そういう時に、是非活用して欲しいのがあなたの潜在意識です。
成功者や天才、あるいは仕事ができる人たちは、これを活用し、直感やヒラメキという形で情報をキャッチしています。潜在意識は活用の仕方さえわかれば、あなたもそれを活かすことができます。
下記の記事は、再就職先の見つけ方の参考例にもなるか存じます。ご参照ください。
↓↓↓
アイデアをキャッチするという意味で、すぐに使えるのは寝ている時に見る「夢」です。興味のある人は、下記をご参考にしてください。
↓↓↓
老後のお金、健康、若さを手に入れる思考法
定年後だからこそ成功体質にじっくりと取り組む
起業して始めからすぐにうまくいく場合もあれば、そうでない場合もあります。再就職先でなかなか自分の力が発揮できないにケースもあるでしょう。
そのような「上手くいかない」時にはストレスを強く感じます。
会社員時代は、そんなストレスを我慢して乗り越えてきた人も多いのではないでしょうか。
だからこそ、定年後は、なるべく我慢して過ごしたくない、と考える人も多いです。
よって「もう年だから、嫌だったら、すぐに辞めてしまえばいい」と考えてしまう人も少なくありません。
しかし、老後は20年もあるのです。年だからと考えて、すぐに諦めたり、嫌なことから目を背けていると、お金や健康、人間関係において明らかに損をします。
人生の集大成の時期だからこそ、仕事もプライベートも豊かに過ごしていただきたい。そのためには、下記のような気持ちをより一層育んでいくことがポイントになります。
・上手くいかない、難しい、困ったこと
→チャンスだと考え、人や時間を気にしないでじっくりと取り組めるようにクセづけて行くこと
・心配や不安
→長く持ち続けないで、直ぐに切り替えらるようにクセづけすること
・現状への不満
→「今」に感謝できるようにクセづけすること
つまり、定年後の20年を成功するのにふさわしい体質に変わる時間に当てていきましょう。
性格や思考、感情のクセは、潜在意識を効果的に活用することによって、変えていくことができます。
1)成功体質に仕上げる3つのファクター
老後を成功に導くためには、次の3つのファクターが必要です。ここでいう成功とは、あなたが望んでいる大きなことから小さなことまで、有形、無形のこと、それらが叶うことを指しています。
①望んでいる状態が手に入っているというセルフイメージを持つこと。
②手に入れるという強い願望を持つこと。
③手に入れるプロセスを作れる情報力をもつこと。
これらがそろっていれば、あなたが願っていることを自然に実現することができます。それを助けてくれるのが潜在意識です。それと同義語ではありませんが、右脳を活用するということでもあります。
それには、日々の言動や思考(思っていること・考えていること)をあなたが本当に望んでいることへ焦点を合わせていくことです。それによって、潜在意識が自動的に実現する方向へ働き始め、願望が叶うように導いていきます。
2)自動実現力を働かせるとは?
その自動実現力を働かせるには、前述の①と②の2つのファクターを潜在意識に記憶させていくことです。
望んでいる状態が手に入っているということを想像すること、それを積み重ねていくことによって、手に入れられる、実現するという確信や願望が強くなっていきます。
この二つは、頭で考えるだけでは上手くいきません。右脳を活性化させて、あなたの潜在意識にすでに成功していると思わせる(記憶させる)ことが重要なポイントです。
なぜなら、私たちは1日の内、約95%は潜在意識が選択決定した思考・行動をとっているからです。
それゆえ、先にゴールが達成したこと、つまり成功したことを想像上で先取りしていくのです。
スポーツでのイメージトレーニングと同じです。
ポイントはゴールのイメージをそこに記憶させる方法です。それが、普通に頭で考えただけ、つまり左脳だけでは上手くいかない理由でもあります。
基本的な方法は、まず、心とからだをリラックスさせます。そうすると右脳が活性化し脳波がアルファ波状態になります。その状態でイメージすることがより効果を発揮出来ます。
では、以下に具体的なやり方をご紹介しましょう。
3)潜在意識にゴールを記憶させる具体的な方法
ステップ1:目を閉じて、深呼吸をします。
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心身をリラックスして、脳波をアルファ状態にする方法は、下記をご参考ください。
↓ ↓ ↓
ステップ2:現状をイメージする。
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例えば、あなたの商品・サービスがほとんど売れていない場合。
その現状を思い出します。そして、次の質問を自分に投げかけます。
「なぜ、この商品(サービス)が売れないのか?」
「これが売れない理由、原因は何か?」
多分、色々な理由や言い訳が出てくるでしょう。
あなたが起業して間もない場合には、その回答のほとんどは、あなた自身の心の障害、つまりネガティブな思いです。
例えば、
「本当に自分はできるのか」「売れる自信がない」
「売ることに自信がない」「どこに売っていいか分からない」
「行動するのが大変だ、面倒くさいと思ってしまう」
・・・等
この時点では、素直にその気持ちを受けとめます。
そして、今出てきた考えや思いをすべて消して、次に進みます。
ステップ3:商品・サービスが売れている状態を想像して喜びを感じる
↓ ↓ ↓
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次は、あなたの商品・サービスが売れている状態を想像して、その喜びを先取りしていきます。
例えば、次のようなイメージをします。
- 受注の申込が入って、順当に提供できている。
- ○月31日に売上○○万円達成した通帳を見ている。
- その喜びを味わっている(パートナーがいればその人も)
等
その結果、次の3つが得られます。これらは、成功体質の一部を表します。
- より実現したいという願望が強くなる。
- ネガティブな思いが払拭されていく。ステップ2のネガティブな思いが前向きなな思いに変わっていくということ。
- 潜在意識が実現するように直感が働きやすくなる。問題解決するアイデアやヒントが湧きやすくなったり、偶然のような出会いがあったりすることが増えてくる。※
ステップ4:終わり。
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下記のことを心の中で宣言して、目を開けます。
「すっきりとした気分で気持ち良く目が開きます。」
目を開けて、上記のように心の中で宣言します。
以上です。
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<補足>
このステップ1から4までを1回実践したら、その後はステップ2を除いて、毎日、できれば3回位実践していきます。
これを繰り返していく内に「そうなるのが当然」という気持ちになってきます。そうするとあなたの潜在意識の自動実現力が働き始めます。
その結果、あなたの商品やサービスが売れるように、より一層積極的に行動を起こし始めます。また、その為の情報(アイデアや問題を解決する解決方法の情報)を潜在意識が引き寄せてくれます。
これはあくまで一例です。ステップ3のゴールイメージは、個人々々で違ってきます。
<備考>シルバメソッドの受講生は、「マインドの鏡」のテクニックに則って実践してください。
★上記の方法をより理解する為に、また具体的にどのようにするのかに関しては、下記の無料メールセミナーをご活用ください。
また、※印の知恵を引き寄せる仕組みに関しても、下記のメールセミナーをご参考ください。
誘導音声「あなたを心身リラックス&脳波アルファ波に導きます」
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能率的な一日の過ごし方
これは、1日24時間という限られた時間を能率よく過ごすのに効果的な方法です。
今日1日の行動を朝起きた時や仕事前にイメージでリハーサルすることによって、能率よく行動しやすくしていきます。これによって、クオリティの高い時間の過ごし方ができます。
具体的な方法は、以下の通りです。
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朝、前節のステップ1の方法で心身をリラックスします。
次に、今日の朝から夜までの流れをイメージでリハーサルします。
特に大切な取り組みがあれば、その部分を詳細に行います。
最後は前節のステップ4を実践して終わります。
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<補足>
この実践を毎日重ねていくことで、さまざまなアイデアや情報に気がつくようになっていきます。終わった後にすぐにメモできるように紙とペンをそばに置いておくことをお勧めいたします。
毎日を幸せにする寝る前の儀式
1日を喜びと充実感で終わらせる為に、ピークエンドの法則を活用します。
終わりよければすべて良しということわざがありますが、これを毎晩寝る前に実践することで、更に精神的に良い状態にしていくことができます。
具体的な方法は、以下の通りです。
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まずは、ステップ1を実践します。
次に、今日の一日のうちで良かったな、嬉しかったな、感謝に値するなと感じたことを思い出しながら、その感情も再体験します。
最後は同様に前節のステップ4を実践して終わります。
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<補足>
その日に、どんなに嫌なことがあったとしても最後は「今日も良かった!」と思って終わるようにしていきます。
毎夜のポジティブな思いが、明日の良い状態を引き寄せます。これは、質の良い睡眠にもつながっていきます。
<備考>
(1)(2)(3)を次のように組んで実践することもオススメです。
朝:(1)(2)、昼:(1)のみ、夜:(1)(3)
この繰り返しによって、あなたの潜在意識は、着実にあなたが望んでいる方向の記憶が増えていきますから、(1)だけの実践よりも効果的に成功体質に近づいていきます。
老後を好きにおもしろく生きる5つの秘訣
定年後にあなたなりの目標があって、自由になるお金や時間もあって、なおかつ、心と体が健康であれば言うことなし!ですね。
もちろん、体は変化していきますが、老後と呼ばれてしまう60歳以降は心の持ちようによって、外見にも大きな差が出てきます。様々な束縛から解放されて若返る人たちもいます。
年はとっても、心まで老人にならないように意識していきましょう。そのためには、心・脳・体を意識的に鍛えていくことです。
特に、下記の5点に注意することをお勧めします。
① 日本の若者に希望を与える見本として生きること。
② 老後は言葉でアンチエイジングを加速していく。
③ 時間管理と家族のための時間を確保すること。
④ 健康の基本は、食事を減らすこと。
⑤ 好奇心を失わないための歯と目のケア。
日本の若者に希望を与える見本として生きること
今や日本人の平均年齢は45歳です。今後それ以下になることはありません。周りには、あなたと同世代の人が若い人よりも増えていくことになります。
これから老後を迎える人たちは心身ともに元気でいなければ、日本沈没の恐れがあります。
あなたに子供や孫、甥や姪っ子、従兄弟の子どもや孫はいますか。
彼らの未来を明るくするためにも、あなたが元気な高齢者である見本を示すことが何より希望につながっていきます。
つまり、あなたの存在が若い人たちに多大な影響を与えてしまう、あるいは、与えられるのです。
そのためにも元気で過ごすことが一番大事です。究極、目指すところは、最低限自立して生きていけるお金の確保ができて、何かしら病気があっても元気でいられるマインド!づくりです。
デボラ・ダナー博士(ケンタッキー大学)の研究によると、悲観的に考える人は楽観的に考える人より約10年寿命が短いと発表しています。
ネガティブに考える人はストレスを溜めやすく免疫力が低下しやすいので、さまざまな病気になりやすくなります。反対にポジティブな思考に変えることで、がん細胞までをも死滅させてしまったというケースもあります。
つまり、私たちの思考が細胞にまで影響を与えるということです。
ネガティブに考えてしまうのは、一種のクセです。ですから、あなたが変えたいと思えば、かえていくことができます。
是非、ポジティブに生きる姿勢を意識して、その習慣化をはかるための実践をしてください。最低限のお勧めは下記の2つです。
・笑顔を意識する。口角を上げる。たくさん笑うに越したことはありません。
・1日最低1回15分間、心と体と脳のリラックスの実践。
この実践で、1日の疲れやこれまでの心の疲れも解消していくなど、さまざまな効果が医学的に検証されています。
具体的には、下記をご参照ください。
誘導音声「あなたを心身リラックス&脳波アルファ波に導きます」
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老後は言葉でアンチエイジングを加速していくこと
健康診断を受けて、身体の状態を把握しておくことは非常に重要です。しかし、医者の言葉や、TVや新聞、雑誌からの情報に振り回されないようにしてください。
特に心配性の人は要注意です。
少し調子が悪いことに過剰反応することによって、返って健康に悪影響をもたらす傾向にあります。
「○○の調子がわるい」「血圧が高い」「○○が痛い」「すぐ忘れる」「年かなぁ」・・・そう感じてしまうのはわかります。しかし、それを何度も頭の中で繰り返し考えたり、人に話す度に、老化を促進してしまっているのです。
なぜなら、私たちの脳は、あなたが頭の中でいつも考えていること(セルフトーク)を引き寄せようとします。考えている内容の良い悪いに関係なくです。
ですから、ガタついているところや調子が悪いところが気になったら、『大丈夫、なんとかなる』とか『がんばってくれていて、ありがとう』とか、『私は、少しずつ良くなっていく』とか、その場所に声をかけて、そのことに関してネガティブに考え続けないようにしてください。
健康だけに限ったことではありません。すべてのことに対して、あなたが口にする言葉や頭の中で考えていることを少しでも安心できる言葉や希望が持てる思いに変えていくことで、これからの人生を変えていくことができるのです。
時間管理と家族のための時間を確保すること
起業して自宅で仕事をする人や成り行き型の人は、時間管理をしっかりとしていきましょう。1日をなるべく規則正しく運動も加味した過ごし方をしてください。
そして、自由になる時を自分だけのために使うのではなく、家事を手伝う、話し相手になる、一緒に介護する、一緒にどこかへ出かけるなど、家族(妻・夫・親・子など)のためにも割いてください。
定年後を待たなくても、今からでも実行できることは慣らしておかれることをお勧めいたします。
人生は仕事の成功だけが全てではありません。一番身近な家族に喜ばれる存在になることで私たちは大きな幸せを感じます。
日毎、妻(夫)から非難されるのは耐えられないでしょう!?
尚、慣れない運動や家事を習慣化することは、その時間や仕事内容を決めることで、習慣化しやすくなります。
毎日、○時に○分間、○○の運動をする。
(筋肉を鍛えると集中力や記憶力を維持できます)
毎日、夕食後の片付けをする。ふろ掃除をする。
など。少しずつ慣らしていきましょう。
健康の基本は、食事を減らすこと
さまざまな食事療法があります。あなたの健康状況によっても食事内容が違ってきます。しかし、一つだけ言えることは、栄養失調の人でない限り、多くの人は食事を減らすことをお勧めいたします。
回数を減らすか、1回の食事量を減らすか、それはあなたの生活スタイルや好みによります。
食事量を減らすことであなたの体の燃費、代謝は、確実に良くなっていきます。体が元気に蘇るのがわかります。体が軽い、調子がいいと感じる体重を知ってください。
問題は、食欲です。食欲があることは元気な証拠なのですが、あなたは本当にお腹が空いているから食べているのですか? 出されたものを残してはいけない、あるいは、目の前にあるから食べてしまう、健康のために良いと言われている食材を無理して食べている、甘いものがないと落ち着かない・・・ということはありませんか。
バランスよく食べることはもちろん基本です。ですが、見るからに痩せている人以外は、食事の量を減らすことです。結構減らさなければ、体重が減っていかないでしょう。かつ、血管を若く保ち続けたければ、飲酒量と甘いものも減らしてください。
健康的に無理なく食欲を減らすことにも、潜在意識を活用することができます。
詳細は下記をご覧ください。
↓↓↓
好奇心を失わないための歯と目のケア
歯は、食事を美味しく食べる為に、最低20本必要だと言われています。また、その本数は認知症にも関係しているようです。ご長寿の人は歯が健康だと聞きます。
虫歯や歯周病があれば口臭が強くなります。口臭はなかなか自分では気がつきませんし、他人は教えてくれません。
これは、社会との交流に大きく影響してきます。ですから、歯科医ので定期的なケアをお勧めいたします。
また、聴覚や視覚の低下は、一気に老化の一途をたどります。なぜなら、好奇心に大きく影響してくるからです。『もう、聞こえないから仲間に入るのは止めよう、見えないから読むのをあきらめよう』という気持ちが重なって、やる気や興味が削がれてしまうからです。
目や耳の老化は使いすぎなどにもよりますので、休ませることが基本です。が、毎日の心と身体のリラックスによって、老化を遅らせることができます。ですので、第4章でご紹介しました1日最低1回15分程度の心と体と脳のリラックスをオススメいたします。
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まとめ
定年後は、あなたとって人生の集大成です。会社員として約40年を過ごしてきた場合、平均寿命を約80歳とするなら、そのほぼ半分の20年という時間があるわけです。それも自由に使える時間です。
それだけの時をその日暮らしの成り行き任せにする過ごし方で終わっても悔いはないでしょうか。
実際には、老後は約8割の人は、成り行き任せの生活になってしまっているようです。
大変もったいないというか、与えられた命の使い道が他にあるように感じます。
定年後はこれまでのプライドや体裁を一旦棚上げして、是非、命尽きる最後まで、あなたの身体や能力を使えるところまで伸ばしてください。あなたには、それができる力が備わっています。きっと、あなたなりの人生の見つけ方もあるでしょう。
そして、これからの若い人たちが希望を持てるような見本になることを目指していきませんか。好きなことをしながら生涯現役で、楽しく元気にくらすという過ごし方の実践です。
そのためには、次の3つのことを意識して、習慣化してください。
1)好きなことでやりがいを感じられる仕事を持つこと。
それを通じて社会とつながっていることで、刺激を受け張り合いが持てるため。また、世の中に貢献していることや自分の居場所を認識できるため。仕事があることで、体を動かし、能力を発揮するチャンスが得られるために。
2)第2章(2)セカンドライフで好きな人生を送るための4つの心構えを随時意識してください。
3)第4章の老後のお金、健康、若さを手にれるための思考法の実践。
これは、毎日を豊かにする過ごし方です。是非、習慣にしてください。
習慣とは、潜在意識の自動実現力が元になっています。それを上手に活用しながら、人生の最後に、素晴らしい時間をあなたのペースで送ってください。
あなたにはそれが出来る力が備わっています。
以上が、「 定年後&老後の過ごし方と好きな仕事の見つけ方とは?」でした。
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