集中力低下させる不安を解消する2ステップ(1)
集中力低下させる不安を解消する2ステップ(1)
前回のテーマ「集中力を高める最初のステップは、集中できない理由を顕在化する」の集中力を高めるたの次のステップが今日のテーマです。
不安は、集中力を低下する大きな原因の一つです。
そして、集中力が落ちると更に不安になり、負のスパイダルが生じ、更に集中できなくなります。
前回は、集中できないときは、その原因を探る為に、原因の顕在化をするという話をしました。
集中力を低下している原因を明確にすると、些細なことや、根拠のないことで不安になっていることがわかる可能性があります。この段階で、80%は解消したことになると言いました。
さて、今日は、それを更に確実にするために、または、対処する必要がある原因を取り除く方法を具体的に次のステップで進めます。
1.集中力を弱める不安の原因が根拠があるか? 事実か?
2.集中力を高める対策を立て実行する。
■□■1.集中力を弱める不安の原因が根拠があるか? 事実か?
不安で集中できていないと感じたら、少し距離をおいて、集中力を弱めている不安の原因が「根拠があるか?」 「事実か?」と問いかけてみてください。
ただ、不安感が高いときには、客観的に見ることができないので、気分をきり換え、心を広げる為に、心身をリラックスしてから問いかけることをお勧めします。
人が不安を感じることは、決して良くないことではありません。
「何かおかしい」という直感によて身に迫る危機を察知するためにの信号としての不安であることがあるからです。
人間にはそのような仕組みを持っており、それがあるから安全に生活できるといえます。
しかし、われわれの環境:テレビや新聞、雑誌等のメディアが不安を煽るせいで、本当の危険を察知しにくなっています。
様々なネガティブな情報が繰り返し入り、それが徐々に潜在意識にインプットされ、ネガティブに反応してしまう自分になっています。
その結果、適正な不安の感覚が麻痺した状態になり、不合理な不安を作り集中力が低下してしまいます。
そこで、不安の原因を客観視して、根拠、事実を確認する必要があるのです。
前回の事例で説明しますと、彼女は、第1希望の大学の受験に失敗した。
かなり落ち込んでいたが、気を持ち直して浪人し、来年の受験に向けて勉強し始めた。
しかし、模擬テストで思ったように点数がとれないと、異常に不安になり、勉強に集中できず、集中力の低下を実感していました。
参考書を読んでも全然頭に入らない。
その不安の原因をステアステップした結果、不安になる原因は、受験に失敗したのは、『自分は頭が悪いんだ』と思い込んでいることだと分かりました。
家族や親戚にも高学歴者がいない。
その血筋をついているのだから、自分には無理なことを望んでいるだ。と思いこんでいたのです。
それが思うように勉強が進まない時やテストで点数が取れないときに頭を持ち上げ不安になり、集中できなくしていることが分かりました。
そこで、彼女はその原因は、事実か?と問いかけてみました。
すると、高校生活の成績(模擬テスト)を思いおこせば、全国の中でも上位であり、学校の成績は良かった。
そのときは、不安なく勉強に集中でき、理解と記憶は良いほうであった。
決して頭が悪いわけでない。と彼女は気づいたのです。
このように、原因の根拠、事実を探ると、事実でない思い込みの不安が一人歩きして、更に不安にしていることが良くあります。
とはいえ、原因を直視することにより、原因が取除けるケースもありますが、その不合理な思い込みが潜在意識の中の記憶である為に、負の状況下で頭を持ち上げ、不安にし、集中力が低下させてしまいます。
直視しただけでは、綺麗に原因を取り除けないことが多いことも事実です。
その場合には、集中力低下の原因の不安を取除くための対策を考える必要があります。
<次回に続く。上記タイトルをクリックしてください。>
<以上>
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